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食材・料理のQ&A

バターのカビは食べられる?色別の見分け方や対処法を教えます!

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料理・食材
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先日、生まれて初めてバターにカビを生やしてしまいました。バターは高級品なので、結構ショックですし捨てたくありません。

カビは1箇所に生えたのですが、その部分を削ると、食べられるようになるのでしょうか?

バターに生えるカビ原因健康への影響などを、詳しく調べてみました!

 

  • バターに生えるカビが食べられるかを色別に調査!カビ以外の腐ったときの見分け方もチェック
  • バターを食べた後にカビに気づいたら、どう対処すればいいの?
  • バターにカビが生える原因を確認!
  • カビを防止しながら上手に保存する方法を紹介

 

我が家では子どもが小学生になり、自分でバターを使って冷蔵庫に戻すことも多々あります。

我が家と同じように家族がそれぞれバターを使って、良い保存状態がキープできないご家庭も多いのではないでしょうか?

カビが生えたバターを食べたらどうなるのか」や、「カビを生やさないためにどうすればいいのか」をしっかり確認して、家族でバターの正しい取り扱いを共有できるような情報を、ご紹介していきます!
 

   

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バターのカビは食べられる?色別の見分け方や腐ったときの目安も解説!

カビには発がん性がある」と聞いたことがあります。毒性のあるカビを食べて健康に悪影響が出たら…と考えると怖いですよね。

「カビ」と一口に言っても見た目がさまざまなので、ビの種類食べられるのかを調査しました!

 

バターのカビを色別に解説!食べられるの?

我が家のバターには、黒いカビが1箇所に生えていました。SNSで同じような体験を調査すると、さまざまなカビの画像があったのでご紹介します。

無塩バター・有塩バターどちらでも同じようにカビが生えるので、見た目をチェックしてみて下さい。

 

包装紙とバターに同じ形の黒いカビが生えていますね。買ってすぐのバターにカビが生えていたようです。

 

我が家のバターと同じ症状です。こちらも、買ってすぐのバターですね。

 

こちらは、黒だけではなく青っぽいカビも生えているように見えます。

 

こちらは、白いフワフワしたカビに黒いカビが混ざっています。

 

こちらはバターそのものではないですが、ピーナッツバターに青緑のカビが密集しています。

 

ご紹介した画像の中には、買ってすぐのバターもありましたね。

過去にはカルピス他の商品で、出荷後のバターにカビが生えて自主回収された例もあるので、開封と同時にカビをチェックしたほうが良さそうです!

カビの色別に特徴食べられるかを調査したので、わかりやすく表でご紹介します。

 

カビの特徴&食べられる?
カビの色 特徴 食べられる?
強い毒性を持つ種類もある
喘息やアレルギーの原因になる
×
強い毒性を持つ種類もある
死亡例が出た種類もある
青緑 強い毒性を持つ種類もある
毒性が無い場合もある
ピンク カビではなく酵母菌
毒性は低い
アレルギーの原因になる

 

*後ほど「バターにカビが生える原因とは?意外とやってるNG行為を紹介!」でカビの原因もご紹介します。

私は「カビは色ごとに種類が分かれているのかな?」と考えていたのですが、詳しく調査すると、実は同じ色でもさまざまな種類があるとわかりました!

また、カビの中にはまだ毒性などが解明されていない種類もあります。見た目だけで食べられるかを判断するのは難しいので、「カビの部分は食べない!」と考えておくのが安全ですね。

下記の点にもご注意下さい。

  • 表面のカビを削るだけでは、内部に侵入したカビの根まで取り除けない
  • 表面にカビが見えなくても、カビ臭い・カビの味がする場合は胞子が付着している可能性が高い

 

カビが生えたバターを捨てる?判断の分かれ目を紹介

上記でご紹介したとおり、カビは目に見えない部分にまで広がっている可能性があります。食べられる部分があるかを判断する目安は、下記を参考になさってみて下さい!

  • カビが少し生えただけの場合:カビの部分を厚めにカットすれば残りは食べられる可能性アリ
  • 表面の広範囲にカビが生えている場合:もったいないですが、全部捨てるのが安全

カビの部分の取り方は、清潔なナイフなどで3〜5センチ四方を目安に削るのがおすすめです。

カビの部分をカットした残りは臭いや味を確認し、少しでも嫌な感じがしたら、食べないで下さいね。

 

豆知識:カビが生えたバターの捨て方

カビが生えたバターを捨てるときは、カビの胞子が飛び散らないように注意する必要があります。ビニール袋にそっとバターを入れ、しっかり口を閉じてからゴミ箱に捨てて下さい。

バターケースを使っていた場合は、ケースをしっかり洗うのもお忘れなく!

特にプラスチックのケースは、しっかりお手入れをしないとカビの胞子が残ってしまう場合がある点にご注意下さいね。

 

カビ以外の症状もチェック!バターが腐るとどうなるの?

我が家では、バターを短期間で使いきれません。開封して1ヶ月以上冷蔵庫に保存して、風味が落ちてしまうこともあります。

バターが腐るとどうなるのかカビ以外の見分け方も確認しておきましょう!

  • 全体が黄色に変色(カットすると中まで変色している)
  • 酸っぱい臭い
  • 石油のような臭い
  • が出ている

色や臭いが変化するのは、バターに含まれる脂の酸化が原因です。酸化した脂は美味しくない上に健康に悪影響なので、食べないようおすすめします。

 

バターにカビが生えたら、食べないのが基本です。カビが目に見えない範囲にまで広がっていることを想定して、慎重にバターの状態をチェックしていきましょう!

とはいえ、バターをパンなどにぬって食べた後に、残りのバターにカビを発見する場合もありますよね。

次に、カビが生えたバターを食べてしまったらどうするかをご紹介します!
 

 

カビの生えたバターを食べたらどうする?正しい対処法を教えます!

先程お話したとおり、カビを見ただけで、素人が毒性の有無などを判断するのは難しいです。

また毒性のある菌だとしても、一度に大量に食べない限りは健康被害が出ないのが一般的なので、慌てずに対処しましょう!

 

対処法1.様子を見る

カビに気づいた時点で食べたバターを口から出し(吐く必要はありません)、それ以上は食べないで下さい。

目に見えるカビに気づいたときだけではなく、「口に入れたらカビ臭かった」・「カビの味がした」という場合も、すぐに口から出して下さいね。

しばらく様子を見て、体調の変化があったら次の対処法にうつります。

 

対処法2.体調に変化があったら病院を受診する

嘔吐・腹痛・下痢・アレルギー症状など、体調に変化がある場合は、カビが生えたバターを持参して病院を受診します。

*カビが生えたバターを持参するのは、医師が原因を特定しやすくするためです。

体調によっては、少量の菌でもアレルギー症状などが出る場合があります。

特に子どもさん・免疫力が低い方・持病をお持ちの方などは、不安なまま症状が収まるのを待つよりも、早めの受診をおすすめします。

 

カビを食べた瞬間に病院に駆け込む必要はありません。落ち着いて様子を見て、症状が出た場合に病院を受診なさって下さいね。

バターに生えるカビの特徴健康への影響がわかったので、次にカビを予防するための方法を探っていきたいと思います。

まずはカビの原因を知って、バターの取り扱いで間違っている点がないかをチェックしてみましょう!

 

バターにカビが生える原因とは?意外とやってるNG行為を紹介!

バターにカビが生えるのは、菌が付着して増殖したからです。菌をシャットアウトすれば良いのですが、実はバターを菌から100%守るのは不可能なんです…。

 

カビの菌はどこからやってくるの?

」と聞くと、「汚い手でバターを触る」など何か明確な原因がありそうなイメージですが、実は違います。

私達が生活している空間のどこにでも、菌は漂っているんです!

  • 空気中
  • 湿気中
  • 水道から出る水の中
  • ホコリの中

無菌室で暮らすことはできないので、下記が最善のカビ予防策になります。

  • なるべく清潔な環境で暮らす・調理する・食べる
  • バターが空気に触れる時間をなるべく短くする

 

意外とやりがち!バターを取り扱うときのNG行動

上記を参考にすると、何気なくバターを使っている中に、NG行動がたくさん含まれていることに気づきました!

例)

  • バターケースに新しいバターと古いバターを一緒に入れる:古いバターについた雑菌が新しいバターにもついて増殖
  • 手を洗って、水滴が手に残った状態でバターを触る:雑菌が水分を栄養にして増殖
  • ナイフについたパンのくずがバターに落ちる:パンくずについた雑菌が増殖
  • 冷蔵庫からバターを出して常温にしばらく放置:温度変化の影響で結露が出て雑菌が増殖  など

バターは保存環境によってカビが生える・劣化するなど状態が左右されますね!

最後にバターの正しい保存方法を確認し、これからは安全性と美味しさをキープしながら無駄なく食べ切っていきましょう。
 

バターの上手な保存方法!カビ防止のための注意点とは?

バターなど乳製品の製造販売で有名な雪印メグミルクのホームページに、バターを保存するポイントが紹介されていました。

  • 溶かさない
  • 酸化させない
  • 臭いうつりを防止する

バターは、一度溶けると風味が急激に落ちて元の味には戻りません。

溶ける温度が高い(30℃ほど)ので、環境によっては常温保存でもOKな場合がありますが、温度・湿度が安定している冷蔵庫か冷凍庫での保存をおすすめします

 

こちらの記事では、バターの常温保存について詳しい情報をご紹介しています!

バターの賞味期限賞味期限切れ後の日持ちについてもお話しているので、ぜひチェックしてみて下さい。
↓↓↓
バターの常温保存は1日2日でも危険?腐るとどうなるかも解説!

 

カビを防止しながら冷蔵庫で保存する方法は、こちらです!

スーパーなどでよく売っている、箱入りでアルミの紙に包まれている塊のバターの保存方法です。5gずつなど個包装のバターは、そのまま冷蔵庫で保存なさって下さい。

  1. 開封したバターをアルミの紙から出してラップで包む
  2. ジップロックのような密閉できる保存袋に入れる
  3. 保存袋の空気を抜いて、しっかり密閉する
  4. 臭いが強い食品の近くを避けて、冷蔵庫に入れる
  5. バターを使うときは、必要な分を清潔なナイフなどで取り分ける
  6. 残った分は、すぐに冷蔵庫に戻す

雪印メグミルクのホームページではアルミの紙に包んだまま切り口をラップで包む方法が紹介されていました。

ですが先程ご紹介したSNS投稿でにアルミの紙にカビが生えた画像があったため、より安全性を高める点に注目して、アルミの紙を使わない保存方法をご紹介しました。

正しく保存すれば、フレッシュな状態をキープして、長い期間カビなどの問題が出ずに日持ちしますよ♪

 

こちらの記事では、冷凍での保存方法や解凍方法などを、詳しくご紹介しています!
↓↓↓
バターを冷凍保存する方法|保存期間や解凍のコツも教えます!

まとめ

我が家のバターにカビが生えたのをきっかけに、カビの正体から予防方法までを詳しく調査してきました。

ポイントをまとめてみます!

 

  • バターにカビが生えたら、基本的には食べない!
  • カビの部分が少しなら大きく切り取って食べられる可能性があるが、臭いや味の確認が必要
  • カビが生えたバターを食べても、慌てずに体調の様子を見てから行動する
  • バターにカビが生えるのは、生活空間などどこにでもいる雑菌がついて増殖するのが原因
  • バターの保存は、しっかり密閉して清潔な環境で取り扱うのがカビを防止するコツ

 

私達が生きている空間には、カビの原因になる菌が必ずいます。

カビの中には毒性を持つ種類もあるので、カビが生えてしまったら「食べない」と判断するのを基本にして下さいね。

カビの範囲やカビが生えていない部分の状態によっては食べられる部分が残る可能性がありますが、臭い・味を厳しくチェックしていきましょう!

カビの菌を100%防ぐことはできませんが、保存環境取り扱い方法によっては菌の付着や増殖を抑えることは可能です。

今回ご紹介したNG行動保存方法を参考に、これからもバターを安全に・美味しく食べて頂けると幸いです。

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