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食材・料理のQ&A

山わさびを大解剖|人気の食べ方から保存方法まで全て解説!

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料理・食材
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最近、回転ずしで山わさびがのったローストビーフ寿司を初めて食べました。これがまた、山わさびのほのかな香りとローストビーフのソースが絶妙にマッチして美味しいんです。

「緑色のわさび」は鼻にツーンときて苦手なので、山わさびの意外な美味しさに驚きました。ローストビーフとよく合うんですね!

そもそも、山わさびって緑のわさびと何が違うんでしょう?

美味しさにはまって、さっそく購入しようかと思ったのですが、スーパーに何種類ものわさびが売られているので、どれを買えばよいのかもわかりません。

そこで今回は、それぞれの特徴上手な食べ方を調査して、家庭料理をワンランクアップするための情報をわかりやすくご紹介したいと思います!

 

  • 山わさびの特徴?普通のわさびとどう違う?
  • 山わさびのおいしい食べ方は?簡単にできる人気レシピを紹介
  • おいしい山わさびの選び方は?正しい保存方法も紹介
  • 山わさびにはどんな栄養があるの?健康効果を解説

 

山わさびのメジャーな食べ方が知りたくて、通販サイトで検索してみると「白醤油漬け」や「ドレッシング」が売られていました。

料理に取り入れる方法もイマイチわからないので、山わさびを使った具体的なレシピや、食べることで期待できる健康効果も調べてみましたよ。

ご一緒に山わさび&他のわさびの詳しい情報を確認して、山わさびを使いこなせるようになりましょう!
 

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山わさびとは?山葵、西洋わさび、本わさびとの違いや特徴を調査!

山わさびは、色の薄いごぼうのようで細長い生姜のような見た目ですが、どんな野菜なのでしょうか?

 

山わさびって何?特徴・旬などを紹介

山わさびには、以下のように別名がたくさんあります。

 

  • 西洋わさび(和名)
  • ホースラディッシュ(英語)
  • レフォール(フランス語をカタカナで読んだ呼び名)
  • わさびだいこん農林水産省の野菜の生産量をまとめたデータでの呼び名)

 

上記の中でも「西洋わさび」や「ホースラディッシュ」は、何度か見かけたことがある名前です。何か違いがあるのかと思っていたのですが、全部同じだったんですね!

日本では、ほとんどが北海道で生産されていて、「山わさび」という名前で販売されていることが一般的です。

 

山わさびの植物としての特徴

山わさびは生命力が強い植物です。北海道では栽培されるほかに自生している数も多く、春先に山菜採りをする方にとっては、定番の山菜となっているそうです。

山わさびの旬は11月〜3月頃とされていますが、国産だけではなく輸入品もありますし、収穫してから貯蔵できる期間も長いので、季節に関係なく出回っています。

ちなみに、家庭菜園でも簡単に育ってくれて、日当たりが悪い場所でもプランターで栽培できるそうです。

山わさびは多年草なので、秋には葉が枯れても根の部分は太く成長していきます。

2年目以降なら株分けして増やすことも可能で、太い根っこの部分を割って土に植え付けるだけでOKです。

 

山わさびの味の特徴

鼻にツーンとくる辛さがあります。緑色のわさびよりもマイルドと言われていますが、調理法によって辛味の出方が違います。

*山わさびの食べ方については、後ほど「山わさびのおいしい食べ方は?人気レシピやアレンジ料理を紹介!」でご紹介します!

 

山わさびはどこで買えるの?

北海道へ旅行に行くと、生の山わさび山わさびの加工食品など、お土産品が販売されています。

*生の山わさびを買う際の選び方などを、後ほど「山わさびの選び方や保存方法!鮮度の見分け方、変色防止のコツは?」でご紹介します!

北海道以外の地域の場合は、通販でお取り寄せするのが一番簡単に買える方法ですよね。そこで、通販サイトで山わさび関連食品を調べてみると、種類豊富に販売されていました!

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生の山わさびは500g~1kg単位で販売されています。価格は販売店によっても違いますが、北海道からの発送ということもあり、送料が高い印象でした。

手頃な値段で試しに山わさびを食べてみたい」という場合は、すりおろし白醤油漬けのような加工品を買うのが便利なので、ぜひご紹介したような商品をチェックしてみてください!

 

山わさび以外のわさびを紹介!上手な使い分け方法

山わさびが日本に入ってきたのは明治時代なのですが、私達が見慣れている緑色のわさびは、飛鳥時代からありました。

漢字では「山葵(わさび)」と書きますが、日本古来のわさびは栽培方法の違いで次の2種類あります。

 

  • 沢わさび:安定して水温が低い川の水を活用して栽培。みずみずしくて爽やかな辛さ
  • 畑わさび:湿気が多くて夏でも涼しい土地で栽培。沢わさびよりも少し味が落ちると言われている

 

スーパーなどに売っている「わさび」と名前がついている商品の特徴は下記のとおりです。山わさびとの違いを知って、上手に使い分けてみてください!

 

「わさび」関連商品の特徴
商品名 特徴
本わさび 沢わさびor畑わさび100%
生わさび 沢わさびor畑わさび+山わさび
粉わさび 山わさびを乾燥させて粉にしたもの
練りわさび 粉わさび(山わさび)を水で練ったもの

 

ご覧の通り、「本わさび」と表記のある商品以外は、山わさびが使用されていることがほとんどです。

ちなみに、上記のような商品に使われている山わさびは北海道産とは限らず、輸入品を使用している場合もあります。

一般的には、沢わさびの風味の評判が高いため、本わさびへの配合率が高いほど値段も上がります

味のお好みはそれぞれなので、どんな味を求めるかに応じて下記のように商品を選んでみてください!

 

  • フレッシュなわさびの風味を味わいたいときは「本わさび」(できれば沢わさび使用)
  • 辛味の刺激がほしいときは「生わさび」or「粉わさび」  など

 

 

【豆知識:「本わさび入り」と「本わさび使用」の違いとは?】

「生わさび」のパッケージに、「本わさび入り」や「本わさび使用」と書いてあるのを見ると、「どう違うの?」と疑問でした。

調べてみると、チューブ入りわさびの製造販売で有名なエスビーのホームページに、違いが紹介されていました。

  • 本わさび入り:本わさびの配合割合が50%未満
  • 本わさび使用:本わさびの配合割合が50%以上

 

山わさびとは、どんな野菜かがわかりました。本わさびと生わさびの違いなども整理できましたね!

次に、山わさびのおいしい食べ方もチェックしておきましょう!レシピサイトなどで人気のレシピをご紹介します。
 

山わさびのおいしい食べ方は?人気レシピやアレンジ料理を紹介!

山わさびの食べ方を、生産者のホームページなどで調査したところ、調理方法によってかなり味が変わることがわかりました。

この食べ方なら間違いなく美味しい」と人気の、山わさび料理をご紹介します!

 

すりおろしてご飯・刺身・そばと一緒に

で食べるなら、次の食べ方がおすすめです。

  • ご飯に山わさびのすりおろし&鰹節をのせて、醤油をかける
  • アツアツご飯にバターをのせて、バターが少し溶けたところに山わさびのすりおろしをのせ、醤油をかける
  • 刺身の薬味にする
  • そばの薬味にする
  • ローストビーフの薬味にする

【豆知識:山わさびの風味を引き出したい!山わさびのすり方】

山わさびを細かくすりおろすと、辛味の成分が空気に触れて飛んでしまいます。

辛味をより感じたい場合は、下記のようにすりおろしてください。

  1. すりおろす部分だけをむく
  2. 鮫皮のおろし板で、円を描くようにゆっくりとすりおろす
  3. すぐに食べる

辛味が苦手な方は、上記とは逆のおろし方がおすすめです。→【粗めのおろし板ですりおろして、数分間置いてから食べる

*放置時間が長いと酸化して茶色に変色する点にご注意ください。 

 

鮫皮のおろし板は、通販でも手軽に手に入りますよ!

 

スライスやみじん切りを醤油漬け

山わさびの辛さに強い刺激を求める方は、醤油漬けにするのがおすすめです。

そばつゆをお好みの濃度に調整して、スライスやみじん切りの山わさびを漬けるだけなので、簡単ですよ♪

醤油漬けを作ったら、以下のように簡単な調理方法でアレンジして、さらに楽しみましょう!

  • おにぎりの具
  • パスタ
  • 冷奴の薬味
  • 刺身の薬味
  • アボカドと和える
  • ポテトサラダに入れる  など

 

【豆知識:山わさびの葉も食べられる!】

山わさびを自家栽培する方なら、「立派に育った葉っぱを捨てるのはもったいない」と感じることと思います。

そこで、山わさびを食べている人の実体験がないかを調査すると、虫食いがひどくないところを選んで「熱湯を回しかけておひたしにする」などして、食べられることがわかりました!

この方も麺つゆ漬けにして食べているようですが、道の駅でも山わさびの葉っぱがレシピと一緒に販売されているようです。

とてもおいしいそうですが、市場には葉の部分が出回ることはほとんどないということなので、家庭栽培したらぜひ試してみたいですね。

 

山わさびの食べ方をSNSで検索すると、地元・北海道の方々の投稿で、さまざまな料理に添えられるとわかります。

山わさびは長期保存ができるとのことでしたし、生の山わさびをお取り寄せしてみたくなりました!

次に、正しい保存方法などもチェックしておきたいと思います。

山わさびの選び方や保存方法!鮮度の見分け方、変色防止のコツは?

ここまでで見てきたように、山わさびは生命力が強い野菜なので保存方法も簡単です!

 

山わさびの正しい保存方法とは?

生の山わさびの販売店などでは、冷凍保存をすすめていることが一般的です。冷凍保存の仕方は以下を参考にしてください。

 

  1. 山わさびを洗う
  2. 皮をむいて水気をしっかり拭き取る
  3. ラップに包む(酸化しないように、ピッチリと包む)
  4. ジップロックのような密閉できる保存袋に入れる
  5. 空気を抜いて密閉する
  6. 冷凍庫に入れて2〜3ヶ月日持ちします

 

山わさびを常温や冷蔵庫で保存すると、雑菌の増殖が原因でカビが生えて数日で腐る場合があります。

冷凍すると、雑菌の活動が一旦停止するため長期保存ができますし、凍っていることでよりきめ細かくすりおろせる点も魅力です。

凍らせても風味はほとんど変わらないので、手に入ったらすぐに冷凍なさってください。

 

すぐに食べるなら冷蔵庫保存でもOK

「数日で食べきるから、わざわざ冷凍したくない」という方もいらっしゃると思います。そんなときは、酸化が原因で色が変わるのを防ぐために、下記の方法で保存しましょう!

山わさびの変色防止をしながら冷蔵保存する方法

  • 山わさびがかぶるくらいのに入れて保存(水を毎日替える)
  • 醤油漬けなど調理してから保存

 

水に入れたり醤油に漬けたりするなど、空気に触れさせないことで茶色に変色することを防げます。

 

生の山わさびを買う際に鮮度の良さを見分ける方法とは?

山わさびの新鮮さは、で見分けられます。切り口の色をチェックして、なるべくきれいな白色のものを選んください!

収穫してから時間が経つと、下記のように変化します。

  • 酸化と劣化で黄色・赤・茶色などに変色
  • 乾燥してへこむように柔らかい

当然ですが、皮にカビが生えたような山わさびは、買わないでくださいね。

 

緑色のわさびについても、詳しい情報をご紹介しています!
↓↓↓
わさびの日持ちを徹底調査|賞味期限切れはいつまで大丈夫?

 

最後に、山わさびの栄養価を確認しましょう。一度にたくさん食べることはない山わさびですが、何か健康効果はあるのでしょうか?
 

山わさびの栄養価は高い!痩せるなどの健康効果を解説

山わさびが持つ成分の中で注目したいのは、辛味のもとになるアリルイソチオシアネートです。

アリルイソチオシアネートによる食品の健全性確保」という文献によると、下記のような効果が期待できる成分です!

  • 食欲増進
  • 発がん防止

また、次のような栄養素が含まれています。

  • ビタミン郡
  • ミネラル郡

さらに「糖質が低くて痩せる」など、ダイエット関連の効能に関する情報が多数あり、「できるだけ食べたほうが良いかも!」と感じますよね。

ただし、忘れないでいただきたいのが「さまざまな食品をバランス良く食べるのが、心身の健康に良い影響を与える」という点です。

山わさびのように刺激のある野菜は、1日に大量に摂取するわけではありません。

大きな健康効果を期待するよりも、食卓に風味を加えてくれる野菜として捉えるとよいです。他の食品と同じく、「心身の健康を積み重ねる助けになってくれる」と考えて、適度に食べることをおすすめします。

 

山わさびとよく合うローストビーフについても、こちらで詳しい情報をご紹介しています!
↓↓↓
手作りローストビーフの日持ちは冷蔵庫でいつまで?市販品の場合は?

まとめ

山わさびの特徴や食べ方などをみてきましたが、ここでポイントをまとめてみます!

 

  • 山わさびには西洋わさびなどの別名が複数ある
  • 山わさびは日本古来の沢わさび・畑わさびとは違う
  • 「わさび」と名前がつく商品に配合されていることが多い
  • 産地の北海道では、生の山わさびや関連商品が手に入りやすい
  • 山わさびを細かくすりおろすと風味がよく出る
  • 山わさびが手に入ったら冷凍するのがおすすめ
  • 生の山わさびを選ぶときはがきれいかどうかをチェックする
  • 山わさびにはさまざまな栄養素が含まれている

 

国産の山わさびほとんどが北海道で生産されていて、加工品には輸入品も使われています。

緑色のわさびとは違うものですが、ツーンと刺激のある辛さを活かして、おいしく食べる点は同じでしたね。

生で保存したい場合は冷凍保存で、さまざまな料理にアレンジしたい場合は醤油漬けなど、幅広いレシピを楽しめます。

また、生命力の強さをいかして家庭菜園で育ててみるのも楽しそうです!

「山わさびに興味はあるけど使い方が分からない」とお悩みだった方も、今回ご紹介した情報を参考に、山わさびを手にとってみていただけけると幸いです!

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