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食材・料理のQ&A

大根のぶよぶよ、ふにゃふにゃを復活させ、美味しく食べる方法!

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料理・食材
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少し前に使い切れなくて冷蔵庫で保存していた大根をサラダにしようと思って取りだしたところ、表面が全体的にぶよぶよで、切ってもふにゃふにゃしていました。

こんなに柔らかくなった大根は食べられるのか、シャキシャキ食感を復活させることはできるのかなど、以下の項目について調べてみました!

 

  • 柔らかくなった大根のシャキシャキ感を復活させる方法
  • 大根がぶよぶよ、ふにゃふにゃになる原因とは?食べても大丈夫
  • 大根は腐るとどうなるのか
  • 柔らかくなった大根をおいしく食べるレシピ
  • 大根の正しい保存方法とは、冷凍できるのか

 

大根が萎びる原因や腐った時の特徴がわかれば、手元にある柔らかくなった大根が食べられるのかどうかを見分けることができるはずですよね。

もし、シャキシャキ食感を取り戻すことができないのであれば、あえて柔らかくなったのを生かしておいしく食べる方法も知りたいところです。

この記事をお読みいただいて、大根を正しく保存して長く日持ちさせ、残念ながらぶよぶよになってしまった場合も、食べられるかどうかを正しく見極められるようになるのでぜひ参考にして最後までおいしく食べきりましょう!
 

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シャキシャキ感を再び!ぶよぶよになった大根を復活させる方法

ぶよぶよ、ふにゃふにゃになった大根は、やはりその見た目通り食感が悪くなっています。

その為、大根おろしやサラダなど、生で食べるのには向きません

今回私が夕食のおかずに…と考えていたサラダでおいしく食べるためには、シャキシャキ食感を復活させる必要があります!

シャキシャキ食感を復活させる方法は次の通りです。

 

  1. 大根を使いたい分だけ輪切りにする(皮はそのままで)
  2. ボウルに大根と、大根が浸かるくらいのを入れる
  3. そのまま冷蔵庫で保管する
  4. 水が減ってきたら水を新しく入れ替える

 

大根の状態にもよりますが、おおよそ2~5時間で大根がシャキッと復活します!

嘘のように簡単ですね!

簡単すぎて半信半疑の方のために…実際に試してみた方のTwitterをご紹介します。

 

この方は一晩水に浸けられたようです。

時間に余裕があるなら、この方の様に前日の夜から復活態勢に入ると良いかもしれませんね!

そして、大根以外の根菜もこの方法で復活させることができます。

にんじんやゴボウが萎びることもありますが、同じように水に浸けるだけですので、是非お試しください。

さらに、トマトや葉野菜も復活するのです!

しわしわのトマトは根菜と同じようにかぶるくらいの水に浸け、3~5時間程度つけておきましょう。

ほうれん草や水菜などの葉野菜は、冷蔵庫に入れるとすぐにしおれるので諦めることもしばしばだったのですが、そんな時は根元の先を切り落とし、冷水に30分程浸しておくとしゃっきりします。

ただし、葉野菜は根菜とは違い、1時間以上水に浸けておくとしんなりに逆戻りしてしまいます!

一晩浸けておく…なんてことはできないので、料理を作る前の下準備として水に浸けるとちょうどよく仕上がりそうですね♪

 

なぜ大根はぶよぶよ、ふにゃふにゃになるの?

大根や他の根菜がしわしわになるのはなぜなのでしょうか。

しおれると水分を吸って水膨れのような状態に感じるかもしれませんが、実はその逆…

ぶよぶよ、ふにゃふにゃの原因は水分不足なのです!

大根はその95%が水分だと言われるほど多くの水分を含んだ野菜なので、水分が失われると隙間ができてしおれてしまいます。

水をたっぷり入れてパンパンの状態のビニール袋から水が抜けると、ふにゃふにゃになりますよね。そんな様子を想像するとご理解いただきやすいと思います。

水分が足りていないので、水に浸して吸水させるとシャキシャキに戻せるわけですね。

水分不足が原因で柔らかくなった大根は食べても問題ありませんが、最初にも少しお伝えした通り食感が悪くなっています

みずみずしさも失われて生で食べるにはあまりおいしくありませんので、シャキシャキに復活させる裏技を活用してくださいね!

 

ぶよぶよになった大根は本当に食べても大丈夫?腐っている場合の特徴とは?

「水不足が原因でしわしわになった大根は食べられる」とはいえ、本当に食べても大丈夫なのか心配ですよね。

生鮮食品である大根には、賞味期限もありません

もし、しおれた原因が水不足ではなく腐ってるからだとしたら…やっぱり食べられませんよね!

そこで、大根が腐るとどうなるのか、その特徴をご紹介します。

これがわかれば、柔らかくなっていても食べられるか、食べられないのかの見分けがつきますよね♪

 

腐っている大根の特徴

  • 表面の皮だけではなく中までぶよぶよに柔らかい
  • 手で押しただけで形が崩れるほど柔らかい
  • カビが生えている
  • 濃い茶色に変色している
  • ドロドロと溶けたようになる
  • ぬめりが出る
  • 腐っているとわかるような異臭がする

 

薄い茶色に変色している場合は、生育中にホウ素が欠乏することで生じる「赤心症」の可能性があります。

赤心症の場合、茶色の正体は蓄積されたポリフェノールなのでその大根は使えるようです。

 

ただし、濃い茶色の場合は菌による変色の可能性が高いので、食べないほうが良いでしょう。

その他にも大根は様々な色に変色します。

例えば大根の中が青く変色する「青あざ病」、カットすると断面の外側が黒く変色している「バーティシリウム黒点病」、カットすると断面が透明っぽく見える「水晶現象」などです。

それぞれの原因を一覧表でご紹介します。

 

病名・症状名 原因
青あざ病 生育段階の環境や土壌の状態によって生じることがあるがカビなどではない
バーティシリウム黒点病 生育中に土壌のカビが原因で生じるが大根自体がカビているわけではない
水晶現象 常温での保存が長かったり、常温・冷蔵を繰り返すと生じることがある

 

これらはすべて食べても問題ないのですが、見た目は良くありませんし食感が損なわれている場合もあります。

変色している部分を取り除いて使うか、食べるのをやめるか、ご自身で判断なさってくださいね。

大根がふにゃふにゃ、ぶよぶよになる原因やシャキシャキへの復活のさせ方についてご説明しましたが、復活の裏技を使っても完全には戻りきらない時はどうすれば良いのでしょうか。

続いては、シャキシャキに戻らなかった柔らかい大根をおいしく食べるレシピをご紹介します♪

柔らかい大根にも良さがあるんですよ!
 

水に浸けても復活しない時は?美味しく食べられるレシピを紹介!

シャキシャキに復活させる裏技を使ったけれど、思ったほどしゃっきり戻らない場合もあります。

それでも、先ほどご説明した腐っている場合の特徴が見られなければ、食べられると考えることができるでしょう。

でも、しゃっきりしていなければサラダや大根おろしにするのは抵抗がありますね

そんな時には柔らかさを生かしておいしくいただきましょう♪

また、葉が付いている場合、大根がぶよぶよになっていると葉も変色している可能性が高いですが、茶色や黄色に変色した葉を取り除けば、きれいな部分は食べられますよ。

それでは、柔らかくなった大根をおいしく食べるためのおすすめのレシピをいくつかご紹介します!是非今晩のおかずにも参考にしてくださいね。

 

煮物にする

しなびた大根は、水分が少ないので出汁をよく吸い味が染みやすくなっています

さらに炊いて柔らかくなるのも早いので、煮物に最適です!

とっても簡単なレシピをご紹介…♪

 

  1. 大根の皮をむいて輪切りにする
  2. 厚揚げを食べやすい大きさに切る
  3. 大根と厚揚げを鍋に入れ、浸かるくらいの水を入れる
  4. 酒・醤油・みりんをそれぞれ大さじ1ずつ入れ、火にかけて10~15分程煮る

 

火を止めて冷ましているうちに味が染みていきます

作業時間は短いですが、早めの時間や前日の夜に作って寝かせておくとおいしく食べていただけますよ。

 

おでん

大根の煮物と言えばおでんですよね!

さぁおでんを作るぞ!と、新しい大根を買ってくることが多いかもしれませんが、ここであえてぶよぶよになった大根を使うのも一つの手です。

おでんにする大根は分厚く輪切りにすることが多いので米のとぎ汁を使って下茹でします。

竹串が刺されば下茹では完成ですが、ぶよぶよの大根の場合、この下茹での時間が短くて済みますよ♪

おでんの味や具材はさまざまなので、是非ご家庭の味でお試しくださいね。

 

漬物にする

ぶよぶよ、ふにゃふにゃになった大根は、漬物にするのもおすすめです。

例えばたくあんは漬ける前に乾燥させて干し大根にします。

水分が抜けてぶよぶよしている大根は漬物にもってこいなのです!

 

  1. 大根約150gをいちょう切りなどにカットする
  2. 生姜10g程を千切りにする(おろし生姜でもOK)
  3. 大根、生姜、塩小さじ1、砂糖小さじ1.5を合わせる
  4. 漬物容器があればその中へ、なければジップロックなどの保存袋に入れて揉みあわせる
  5. 一晩寝かせて水分をしっかり切る

 

とっても簡単ですが、これだけでちゃんと漬物になりますよ♪彩りで人参などを加えてもきれいです。

 

毎日の食事に活用…お味噌汁

おでんとなるとちょっと大げさですが、お味噌汁は毎日のように作りますよね。

ぶよぶよ、ふにゃふにゃになった大根はお味噌汁の具としても大活躍です!

新しいシャキシャキ大根より火の通りが早いので、短時間で作れます。

使いさしの大根が少しだけ残っている…なんて時にもちょうど使い切れるのではないでしょうか。

 

炒め物にする

火を通す料理は、煮物ばかりではありません!

炒め物にしてもおいしく食べられますよ。

特に相性の良い豚バラとの炒め物レシピをご紹介します。

 

  1. お好みの量の大根(5~10cm程度)を、いちょう切りなどに薄めにスライスする
  2. 豚バラ100g程度を食べやすい大きさに切る
  3. フライパンに油を熱し、おろし生姜小さじ1、大根、豚バラを加えて炒める
  4. 豚肉の色が変わったら、砂糖大さじ1を加えて焦がさないように炒める
  5. 大根が透き通ってきたらみりん大さじ2、しょうゆ大さじ1、めんつゆ大さじ1を加えて汁けがなくなるまで炒める

 

豚バラの油と大根が相性良く、ご飯がすすむおかずです♪

 

さらに乾燥させて切り干し大根にする

どうせ水分が抜けてきているのだから、いっそのこともっと乾燥させて切り干し大根にしてしまいましょう!

冬場など乾燥している時は、薄くカットして野菜乾燥用のネットに入れ、風通しの良いところにおいておけば1週間~10日程で完成します。

 

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このようなネットを使いましょう♪

でも、湿気が多い夏場や、天気が悪い日が続く場合、干し場所がないこともあるので、いつでもだれでもこの方法が使えるわけではないですよね。

そんな時はオーブンでも作る方法があります。

 

  1. 大根をお好みの形に切る(薄めにするほうが乾燥が早い)
  2. クッキングシートに並べ、120℃のオーブンで40分程加熱する
  3. 取り出してひっくり返し(やけどに注意!)、さらに20分程加熱する

 

乾燥が足りないと感じたら5分くらいずつ様子を見ながら加熱してください。

切り干し大根はしっかり水分が抜けたものを密閉して保存すれば半年ほど保存が可能と考えられますが、自家製なので水分が抜けきっていない場合も考えられます。

食べる時にはカビが生えていないかなど、状態をよく確認して早めに食べきるようにしましょうね。

ぶよぶよ、ふにゃふにゃになってしまった大根をおいしく食べることができるようになりましたが、本当は新鮮な状態で長持ちするのが一番ですよね。

最後に、大根の正しい保存方法を解説しますので、こちらもしっかりチェックして大根を長持ちさせられるようになりましょう!

 

切り干し大根についてはこちらでもっと詳しく解説していますよ♪
↓ ↓ ↓
切り干し大根の日持ちを大解剖!乾物から調理後までを全て解説!

 

大根の正しい保存方法!冷蔵庫や冷凍庫で保存するときの注意点

大根が柔らかくなるのは、水分が抜けて乾燥しているからだとご説明してきましたね。

もちろん時間が経てば徐々に乾燥が進みますが、保存状態が悪いとより早く進んでしまいます。

正しい保存方法をご紹介しますので、大根の乾燥を防いで長持ちさせましょう!

基本的に大切なポイントは以下の3つです。

 

  • 葉が付いている場合は葉を切り落として根と分ける
  • 切り口の乾燥を防ぐ
  • 根の部分全体も保護する

 

葉が付いたままにしていると葉が養分をどんどん吸い取ってしまうので切り落としましょう。

切り口の乾燥を防ぐためにはラップをするのが一般的ですが、一本丸々で保存するのであれば次のような技を使うとより長持ちしますよ!

 

  1. 大根の葉を根元で切り取る
  2. 葉の付け根を少しくり抜くようにスプーンなどで削る
  3. くり抜いてへこんだ部分に水で湿らせたキッチンペーパーを詰める
  4. 大根全体をラップで包み、冷蔵庫の野菜室で保存する

 

花束の根元に湿らせた脱脂綿を巻くのと同じですね。

水を補給して乾燥を防ぐことができますので、一本丸々でしばらく保存する時には是非お試しください。

カットした大根の場合も、切り口に湿らせたキッチンペーパーを巻き付けてからラップで包むと良いですよ。

 

大根は冷凍保存できる?その方法とは?

食品を長期保存すると言えば冷凍のイメージがありますよね。

でも、大根は冷凍すると食感が変わってしまいます

冷凍すると大根の中の水分が凍って大きな氷の塊となり、周りの細胞を壊してしまいます

細胞が壊れている上に、解凍すると溶けた水分がその部分から流れ出てしまうので、シャキシャキした食感は損なわれてしまうのです。

その為、冷凍した大根を生で食べるのはあまりおすすめできません

冷凍するのであれば、大根おろしにしてから冷凍すると良いでしょう。

どうしても水っぽくなり風味は損なわれますが、大根おろしなら食感が気になりませんよね

水気を切ってから製氷皿に入れて冷凍すると一回分ずつ取り出せるので使いやすいですよ。

また、煮物やみそ汁など、ぶよぶよ大根がおいしく食べられるレシピで使う場合なら冷凍してもOK!

その場合は短冊切りやいちょう切りなど、用途に合わせてカットしてからジップロックで密閉しましょう。

冷凍した大根は、徐々に風味が変わったり冷凍焼けも起こりますので、1ヶ月程度を目安に使い切るようにしてくださいね。

まとめ

ぶよぶよ、ふにゃふにゃになった大根の復活方法などについて調べた結果をまとめます。

 

  • 大根がぶよぶよ、ふにゃふにゃになるのは水分不足が原因
  • 水分を補給すると復活させられる
  • ボウルに大根と水を入れて冷蔵庫で3~5時間ほど置くと復活する
  • 火が通りやすく出汁も吸いやすいので煮物に適している
  • もっと乾燥させて切り干し大根にする手もある
  • 葉を切って少しくり抜いて湿らせたキッチンペーパーを詰めると良い
  • 大根全体をラップで包んで野菜室で保存する
  • 冷凍した大根は食感が損なわれているので生食には向かない
  • 煮物用ならカットしてからジップロックなどで密閉して冷凍する
  • 大根おろしにして冷凍するのがおすすめ

 

柔らかくなった大根が使えるかどうか不安に思っていましたが、腐っているかどうかの見分けもできるようになりましたし、逆に煮物には向いていることがわかりました。

基本的には正しい保存方法で長持ちさせ、柔らかくなっても煮物などで活用できる…これで最後まで大根を楽しむことができますね!

 

大根が腐っているかどうかの見分けや日持ちについてはこちらの記事もご参照ください!
↓ ↓ ↓
大根は腐るとどうなる?傷んだ時の見分け方や日持ち期間を調査!

 

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