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食材・料理のQ&A

麦茶にカビが?白い浮遊物・黒い・濁るとNG?ポットのカビ対策も

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料理・食材
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麦茶 カビ

【執筆者:編集部 柴崎マリ】

麦茶はカビが生えやすく、すぐに浮遊物や濁りが発生します。

しかし、一見カビに見える異物でも健康に害の無い成分の可能性があるので、カビの特徴を知って判断ができるようになると便利です。

また、正しく保存することで麦茶の日持ちを延ばすこともできます。

そこでこの記事では、麦茶を安全に楽しめるように以下の内容についてまとめました。

この記事を読むとわかる!
麦茶のこと

 

  • 飲めない状態の特徴
  • カビが生えた食品を食べた場合の健康への影響
  • 正しい保存方法
  • カビの予防と発生後の対処法

記事を読むことで、ポットについた白い跡や麦茶パックについた黒い斑点の正体、麦茶が濁る原因が分かります。

ぜひお手元の麦茶にカビが生えてしまったかの判断で役立ててください♪

   

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麦茶のカビを見分ける方法|もやもやに要注意

麦茶 白い 浮遊物

麦茶には、カビが生えている場合とカビのように見えて無害な状態があります。

カビが生えたような麦茶の見分け方
状態 原因
飲める サラサラした沈殿物 成分の沈殿
未使用麦茶パックの
黒い点
原材料がパックから
見えている
容器に付着した白い点 ミネラルが
固まったもの
飲めない 白や黒などの浮遊物 カビ
もやもやした異物
濁り 腐敗
味やにおいの変化

麦茶がもやもやしたり、浮遊物が漂ったりしている場合はカビの可能性が高いです。

カビ自体は熱に弱いですが、カビが作った毒は熱しても消えないものが多いため、カビが生えた麦茶は飲まないようにしましょう。(※1)

一方で、傷んで見えるものの無害な変化もあるので、見分け方を紹介します。

カビに見えても害がない場合の特徴

麦茶を入れる容器についた白い跡やサラサラの沈殿物などは、飲んでも無害な場合がほとんどです。

麦茶ポットややかんに白い点々とした跡が付くことがありますが、これは水に含まれるミネラルが蒸発し固まった水垢で、クエン酸で簡単に落とせます。

また、未使用の麦茶パックに黒い点が見られる場合や、容器の底にサラサラした沈殿物がある場合も問題ない場合が多いです。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
これらは麦茶のパックから出できた原材料や成分で、メーカーによっては成分表に無害なことが記されています。

麦茶に生えるカビはふわふわ漂っていたり、濁りがあることがほとんどです。

黒い・白い浮遊物や濁ると危険大|飲めない状態の特徴

ふわふわした浮遊物や、もやもやした状態はカビの可能性が高いです。

飲めない麦茶の特徴一例
見た目
変色
・濁っている
白や黒などの浮遊物
もやもやした異物 など
におい ・酸っぱい
・異臭 など

食感など
・まずい
・ぬめり など

カビは白や黒が多く、マリモのような姿やペットボトルに点々と付着しているなど、さまざまな形で表れます。

カビが生えた麦茶を飲んだ場合でも、下痢や嘔吐などの食中毒症状が出ないことが多いです。

しかし、長期的にカビを取り込むとアレルギーやガンの原因になることも。カビが生えた麦茶は捨てましょう。

お茶にはカテキンという抗菌成分が含まれているものも多いですが、麦茶には含まれていません。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
むしろ麦茶はカビの栄養になるでんぷんが豊富なため傷みやすく、沸かした麦茶を冷ますため、一晩放置しただけでカビや腐敗に繋がる可能性があります。

カビを生やさないために、正しい保存方法を心がけましょう。

 

麦茶のカビを防ぐには|冷蔵庫での素早い保存がポイント

麦茶 ポット カビ

麦茶のカビを防ぐには、冷蔵保存が有効です。

自作の麦茶は作成後、市販品は開栓後になるべく早く冷蔵保存することでカビや腐敗を遅らせられます。

麦茶の正しい保存方法
常温 基本NG
未開封の市販商品のみOK
冷蔵 作成後すぐに冷蔵庫へ
・煮出しの場合は50℃ほどに冷めたら冷蔵庫へ
・ペットボトルは口をつけて飲まない
・麦茶パックは作成後すぐ捨てる
作成または開栓後は早めに消費
(2~3日以内)
冷凍 保存には非推奨

水出しと煮出しの麦茶ではカビのリスクはほとんど変わらず、容器が衛生的がどうかの方が重要です。(※3)

カビの多くは20~30℃でよく増殖するので、煮出した後に空気中のカビや雑菌が入り込み増殖する可能性も考えられます。(※4)

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
 おすすめの冷やし方は、氷水を張ったボウルにやかんごと浸ける方法です。

作成には清潔な容器を使いすぐに冷蔵することで、カビの発生を抑えられます。

ポットは放置せず毎回洗おう!一工夫で簡単カビ対策

カビが成長するには、栄養素・湿度・適温・酸素が必要です。(※5)

これらの要素を取り除くことで、麦茶ポットのカビ発生を防げます。

麦茶ポットのカビを防ぐポイント

1.麦茶を作った容器は毎回しっかり洗う
2.容器に熱湯をかけてカビを殺す
3.洗った容器は素早く乾燥させる

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
カビは熱湯が大の苦手です。80℃のお湯を30分間かければ多くのカビが死滅します。

50℃のお湯でもある程度の効果が見込めるため、耐熱容器を使用している方は定期的に熱湯をかけるのがおすすめです。

また、すでにカビが生えてしまった容器は塩素系漂白剤を使用しましょう。

漂白剤を吹きかけてしばらく放置することで、殺菌と漂白が同時に行なえます。

カビは酸性なので、アルカリ性の塩素系漂白剤が効果的です。

クエン酸は水垢掃除には有効ですが、カビには効果がありません。

塩素系漂白剤と一緒に使用すると猛毒ガスが発生するのでよく気をつけてください。

 

結論|麦茶はカビが生えやすいのですぐ冷蔵保存しよう

麦茶のまとめ
  • 浮遊物やもやもや・濁りなどはカビの可能性大
  • カビが発生した食品での食中毒は少ないが長期摂取は健康に害
  • カビが生えやすいので作成後はすぐに冷蔵保存
  • 容器の洗浄や乾燥・熱湯消毒がカビ予防に有効
  • 日持ちは長くないので2~3日以内の消費を推奨

麦茶はでんぷんを多く含み、カビが発生しやすい食品です。

もやもやしたマリモのような物体や浮遊物は、カビの可能性があります。

カビは20~30℃の常温でよく増殖するので、作成後や開封後はすぐに冷蔵保存し2、3日以内に飲み切りましょう。

また、麦茶ポットは使用する都度しっかり洗うことでカビ対策になります。

その際、熱湯をかけるとカビを殺菌できるのでぜひ試してみてください♪

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