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食材・料理のQ&A

ネギの常温保存の日持ち目安|冷蔵庫では何日?カビ・変色の特徴も

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料理・食材
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ネギ 常温

【執筆者:編集部 高田ゆみ】

ネギは常温保存も可能ですが高温多湿に弱くて傷みやすいため、保存期間は環境に左右されます

上手に保存すると常温でも半年~1年くらいは日持ちしますが、ジメジメした夏場は何日も持たないため冷蔵庫で保存したほうが良いです。

カビや変色を防いで長くおいしいネギを楽しめるように、以下の項目について紹介します。

この記事を読むとわかる!
ネギのこと

 

  • 常温保存に適した条件
  • 食べられる状態の見分け方
  • 常温で長く保存するコツ
  • 冷蔵・冷凍保存のポイント

ネギを使い切れずに困っている一人暮らしの人や、農家さんがおすすめしている保存方法を知りたい人にも役立つので、ぜひ参考にしてみてください♪

   

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ネギは常温保存可能|日持ちの目安は温度や湿度で変わる

ネギ 日持ち 常温

ネギは常温保存でも日持ちする野菜で、状態が良ければ半年から1年でも食べられますが、高温多湿に弱いため注意が必要です。

季節によっては常温保存よりも、冷蔵庫や冷凍庫に保存したほうが良い場合もあります。

ネギは生鮮品なので一概に「何日間は日持ちする」とは言えませんが、大まかな目安を確認しておきましょう。

ネギの日持ち目安
※新鮮な状態で保存した場合
根・土付き 常温 夏場以外は2週間程度
根を生かせば半年~1年でもOK
カット
(10cm程度)
冷蔵庫 2~3週間程度
冷凍庫 1ヶ月程度
スライス 冷蔵庫 3~4日程度
冷凍庫 1ヶ月程度

ネギの状態を見極めて常温保存に適しているか確認し、適していなければ冷蔵または冷凍保存を検討してください。

常温保存に適したネギの状態

根や土が付いているネギは常温保存に適していますが、カット済なら常温保存は適しません。

根や土付きのネギを常温保存する際には、土に生えていたときの環境を意識することが大切です。

ネギは高温多湿に弱い特徴があり、条件が重なると病気になりやすい野菜なので、常温保存時は風通しの良い冷暗所に保管しましょう。

カット済のネギはもちろん、根や土が付いている状態でも、正しく保存しておかないと腐るおそれがあります。

常温放置でカビ・変色することも|食べられる状態の見分け方

常温でも高温多湿の状態で放置していると、傷んで腐るおそれがあります。

見た目や臭いに異変が生じている場合は、腐っていないかよく確認してみましょう。

腐ったネギの特徴
見た目
変色
カビが生える
汁が出ている
茶色になり溶けている
異様にネバネバする
臭い
匂い
におい
強烈な腐敗臭

食感
触感など
柔らかすぎる

少しでも腐っている兆候があれば食べないほうが良いですが、変色していても食べられる場合があります。

白い部分が赤紫色でも食べられる例
ネギ 変色

葉鞘が赤紫色の「赤ネギ」

白い部分が赤く変色していても、新鮮なら全く問題ありません。

 

茨城県や山形県などで作られている「赤ネギ」で、加熱すると甘みが増してとてもおいしいそうです。(※1)

ほかにも、常温で長時間保存すると少しずつ葉が枯れてきます。

カビが生えて腐っている様子がなければ枯れた部分を取り除いて食べられますが、新鮮な状態よりも風味が落ちているでしょう。

ネギの風味が落ちないように気をつけたい、正しい保存方法のポイントを確認しておきましょう。

 

ネギを何日も日持ちさせる常温・冷蔵庫・冷凍保存のコツ

ネギ 保存 常温
ネギは根や土が付いている状態なら新聞紙に包んでおけば常温保存可能ですが、できるだけ日持ちさせるなら土に埋めておくのをおすすめします。

そのほかは使いやすくカットして、冷蔵庫または冷凍庫に保存しましょう。

ネギの状態別・日持ちする保存方法(※2)
丸ごと 新聞紙に包み立てて冷暗所へ
根・土付き 土に埋めておく
カット済
使いかけ
湿らせたキッチンペーパー+ラップで包む
立てた状態で冷蔵庫(野菜室)へ
スライス済 3~4日で使い切れないなら冷凍

常温保存する際には、再生栽培を意識するとかなり日持ちします。

根付きなら再生栽培も可能

根が残っているネギなら、庭先や空き容器に土を入れて埋めておくだけで日持ちします。

温度や湿度の環境に左右されますが、新聞紙に包んで冷暗所に保存しておくよりも風味を保てるだけでなく、上手に管理していれば1年でも保存可能です。

根付きのネギを常温保存するポイント

ネギ 日持ち 常温

根が残っていれば葉をカットしてもしばらく経つと再生していつまでも食べられますが、味が落ちるので適度に肥料を与えてあげましょう。

 

水耕栽培でも良いですが、カビが生えやすいので気をつけてください。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
土に埋めておくのは、農家の保存方法でもあります。万能ネギを一束買っても使い切れない一人暮らしの人や、いつでも新鮮なネギを使いたい人にぴったりですね!

根が残っていない場合は、冷蔵庫に入りやすいようにカットしてから保存しておきましょう。

カット済は冷蔵庫(野菜室)で立てて保存

1本丸ごとのネギが冷蔵庫に入らないからと、横に寝かせて入れておくのはNGです。

ネギは上に伸びて成長する野菜なので、立てて保存しておくと日持ちしやすくなります。

ネギを冷蔵庫で保存するポイント

ネギ 冷蔵庫 保存

冷蔵庫(野菜室)に立てて入るサイズにカットしてから、湿らせたキッチンペーパー+ラップに包み保存袋に入れましょう。

 

適度な水分を保っているので、みずみずしい食感を楽しめますよ。

 

1週間に1回キッチンペーパーを取り替えると、2~3週間程度は日持ちします。

 

抗菌力・酸化防止力に優れている特殊技術で作られた、鮮度保持袋に入れておくのもおすすめです。

もっと細かくスライスして数日中に食べきれなかった場合は、冷凍保存したほうがいいです。

刻みネギは冷凍がおすすめ

スライスした刻みネギは空気に触れる面が多く傷みやすいので、冷蔵保存でも3~4日以内に食べきれないなら冷凍保存しましょう。

刻みネギを冷凍保存するポイント

ネギ 冷凍

冷凍保存袋にキッチンペーパーを入れてから刻みネギを入れて冷凍庫へ。

 

凍ってからキッチンペーパーを取り除くと、余分な水分が吸い取られてパラッとほぐしやすくなりますよ。

 

 

結論|ネギを常温保存するなら根を生かすのがポイント

ネギのまとめ
  • 根を生かせば常温でも日持ちする
  • 高温多湿の夏は冷蔵庫がおすすめ
  • 見た目や臭いの異変が生じたら腐っている可能性大
  • 上手に再生栽培で1年以上もつ
  • 刻みネギは冷凍保存しよう

ネギは高温多湿でなければ常温保存可能で、根を生かせばかなり日持ちします。

根があれば土に埋めておくだけで鮮度を保ちやすく、再生栽培もできるのでぜひチャレンジしてみてください。

根がない場合や、高温多湿の夏場は冷蔵庫に立てて保存しておけば日持ちしやすいです。

工夫次第でネギの美味しさを保てるので、ぜひ毎日の食生活に役立ててください♪

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