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食材・料理のQ&A

コーヒーの常温放置はいつまで大丈夫?正しい保存方法も解説するよ!

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料理・食材
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毎朝のコーヒーが欠かせない私は、妊娠中でもカフェインレスコーヒーを飲むほど愛飲しています。

ですが、朝作り置きしたコーヒーを常温で置いておくと、昼過ぎにはもう酸化して酸っぱくなってしまうのが悩みです。

飲めるには飲めるのですが、どうにも美味しくないんですよね…。

風味が落ちるだけでならまだしも、雑菌がついたり酸化したりして体に悪影響があっても困ります。

そこで、常温放置したコーヒーはいつまで飲めるのか、酸化しやすい状況などについて詳しく調べてみました。

 

  • 常温放置のコーヒーはいつまで飲める?酸化しやすい条件とは
  • コーヒー豆や粉、コーヒー飲料の日持ちはどれくらいか
  • コーヒーは腐るとどうなるのか?見分け方とは
  • 美味しさを保つコーヒーの保存方法

 

「飲みたいときにさっとコーヒーを飲みたい、でももっと美味しく飲みたい!」こんな欲張った思いから、コーヒーの常温保存に関していろいろと調査してみました。

今回は、コーヒー豆やドリップしたコーヒー、開封後の缶コーヒーなどの日持ちもご紹介しますよ。

また、正しい保存方法や夏場など季節によって気を付けるべき点など、コーヒーを美味しく飲むための情報が満載です。

コーヒー好きの方は必見なので、ぜひご確認ください!

   
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常温放置したコーヒーはいつまで飲める?酸化しやすい状況を解説!

バイキングなどにあるドリップしたコーヒーが、やたら酸っぱくて美味しくないときってありますよね?

常温放置したコーヒーはいつまで飲めるのか調べてみたところ、お店ではドリップして30分経つと破棄しているところが多いようです。

コーヒーは酸化しやすく、1時間も経つと酸っぱくなることがわかりました。

腐敗したわけではないので酸化しても飲めるのですが、正直あまり美味しいものではありませんよね。おいしいコーヒーを味わいたいなら、常温保存は1時間くらいが限度なようです。

風味が落ちても構わないという場合でも、当日中のなるべく早いうちに飲み切ってしまいましょう。

続いて、コーヒーが酸化しやすい状況について具体的に説明していきます。

 

コーヒーの粉や温かいコーヒーは酸化しやすい!

コーヒーは時間が経つほどに酸化して、風味が落ちていきます。酸化する要因として「酸素」「高温多湿」「光」が挙げられますが、酸化しやすい具体的な状態は以下の通りです。

 

コーヒー豆の場合

ドリップする前のコーヒー豆や粉は常温保存も可能ですが、袋を開封するとどんどん酸化が進みます。

特に、空気に触れる面積の広い粉のほうが酸化しやすいので、できれば飲む直前に挽くのがおすすめです。

直射日光があたる場所温度が高い所に常温保存しておくと、酸化しやすいので注意してください。

※保存方法は後ほど「コーヒーの正しい保存方法!常温より長持ちさせるコツは?」でご紹介します

 

ドリップしたコーヒー・インスタントコーヒーの場合

コーヒーは淹れた直後から酸化し始め、コーヒーメーカーなどで保温しながら保存すると、酸化はさらに進んでしまいます。

コーヒーは温かいと酸化しやすいので、作り置きする場合は淹れたらすぐに冷ましたほうが良いそうです。

私の場合は、保温機能は使わずに常温放置でしたが、それでも酸化は進んで酸味が強くなりました…。

また、酸化する条件には「光」や「温度」も関わるため、冬場よりも夏場のほうが、常温放置した場合のコーヒーの酸化スピードは速くなります

車で出かけた際に、飲みかけのコーヒーをそのまま車内に放置してしまうことはありませんか?

ですが、夏場の車内温度は高温になるのでより酸化しやすいですし、さらに雑菌も繁殖して危険なので早めに飲み切るようにしましょう!

 

【作り置きのコーヒーは体に悪い?】

酸化腐敗ではありませんが、傷み始めていることは確かです。そのため、酸化が進んだコーヒーは胃に負担がかかり、胸焼けなどを起こすことがあります。

私も、あまりにも酸っぱいコーヒーを飲むと具合が悪くなってしまいます。

必ずしも健康被害があるわけではありませんが、胃腸の弱い人は作り置きのコーヒーは避けたほうが良いかもしれませんね。

 

 

缶コーヒー・ペットボトル・紙パックの場合

缶コーヒーやペットボトル、紙パックの場合は、未開封なら常温保存でも大丈夫です。しかし、開封後は常温放置すると酸化が進むだけでなく、菌も繁殖しやすいです。

コーヒーに限りませんが、飲みかけのペットボトルの場合、開封後は常温放置せずに冷蔵庫で保存しましょう。

温かいコーヒーは酸化するのが早いんですね!思っていたよりも短時間で酸化することがわかりましが、冷蔵庫だとどれくらい日持ちするのでしょうか?

次章では、常温だけでなく冷蔵庫や冷凍庫で保存した場合の日持ちを、詳しく解説していきます。
 

 

コーヒーの日持ちはどれくらい?常温・冷蔵・冷凍による違いを調査!

コーヒーは温かいと酸化するのが早く、1時間もすると酸味が出てしまいます。ただし、冷めたコーヒーを冷蔵庫で保存すると、もう少し日持ちするようです。

ドリップコーヒーだけでなく、豆や粉の場合はどれくらい日持ちするのか、常温や冷蔵保存などの状態別に調べてみました。

 

コーヒーの日持ち
コーヒーの種類
日持ち期間 備考
コーヒー豆・粉 常温:5日
冷蔵庫:1ヶ月
冷凍庫:1~2ヶ月
真空パックの場合は1年以上持つこともある
インスタントコーヒー 未開封:1年半~3年
開封後:1ヶ月
商品によって異なる
ドリップコーヒー(ホット) 常温:30分~1時間
冷蔵庫:2~3日
アイスコーヒーの場合は当日中
缶コーヒー・ペットボトル・紙パック 未開封:2週間~3年
開封後:冷蔵庫で当日中~5日程度
商品によって異なる

 

上記のドリップコーヒーの日持ちは、「美味しく飲める時間」を示していますが、実体験だとアイスコーヒーと同様に、当日中くらいまでなら飲めるように思います。

冷蔵庫で保存したコーヒーは2~3日中なら飲めると思いますが、風味を保つなら24時間以内が理想です。

缶コーヒーであれば、1年以上日持ちするものが多いですが、ペットボトルや紙パックの場合は、商品によってまちまちです。

いずれにしても、開封後はあまり日持ちしないので、常温放置せずに冷蔵庫で保存しましょう。

特に、口をつけた飲みかけのコーヒーや水筒に入れたコーヒーは、菌が繁殖しやすいので必ず当日中に飲んでくださいね。

何日も常温で放置したコーヒーを飲むと、お腹を壊すこともあるようです。

 

ちなみにこれらの日持ちは、ブラックコーヒーを想定しています。カフェオレなど牛乳が入っているものは、傷みやすく日持ちしないので、常温放置はしないようにしましょう。

ですが、うっかり常温放置してしまうこともありますし、夏場だと特に不安になりますよね。

そこで、常温放置したコーヒーを飲めるか判断するためにも、腐るとどうなるのか見分け方を確認しておきましょう。

 

常温放置したコーヒーは腐るとどうなるの?傷んだ時の見分け方がコレ!

コーヒーは酸化して風味が落ちるのは早いですが、それだけなら飲めないことはありません。

しかし、酸化を通り越して腐敗してしまうと、先ほどご紹介したように腹痛を起こすこともあり得ます。

そこで、飲んでも大丈夫か見分けるために、コーヒーが腐っているかどうかの目安をご紹介します!

 

コーヒーが腐るとどうなるのか

<コーヒー豆(粉)>

  • カビが生えている
  • 保存袋が膨張している
  • 臭いに違和感がある(酸っぱい・カビ臭い・油臭い)
  • ドリップするとアクが出る

<ドリップコーヒー>

  • カビが浮いている
  • 臭いに違和感がある(酸っぱい・カビ臭い)
  • とろみがある

 

常温保管したインスタントコーヒーが、白や黒に変色している場合がありますが、これはカフェインの結晶です。

一見、白いカビや虫のように見えることもありますが、腐っているわけではないので飲んでも問題ありません。

ただし、酸化は進んで風味は落ちているかもしれませんね。

 

開封前のインスタントコーヒーは水分も少なく腐りにくいですが、開封後にスプーンなどを出し入れしていると傷みやすいです。

本当に虫が湧くこともあるので、よく注意してくださいね。

 

インスタントコーヒーに関しては、こちらからより詳しく知ることができます!
↓ ↓ ↓ ↓
インスタントコーヒーが賞味期限切れに!粉が腐るとどうなるの?

 

このように、コーヒーが傷んだり酸化したりするのを少しでも防ぐには、正しく保存することが大切です。

最後にその方法について説明しますね。
 

コーヒーの正しい保存方法!常温より長持ちさせるコツは?

美味しいコーヒーを飲むためには、なるべく酸化しないように保存することが大切です。

酸化する原因は「酸素」「高温多湿」「光」なので、これらを避けて保存するのがポイントですね。

特にコーヒー豆の場合は、保存したい日数によっておすすめの保存方法が違うので、具体的に説明していきます。

 

コーヒー豆は保存日数によって保存法を変える

真空パックなどで、未開封のコーヒー豆や粉の場合は、指定された保存方法で賞味期限内に飲むようにしましょう。

ほとんどの場合は、常温保存で構わないかと思います。

開封後は保存したい日数によって、保存方法が「常温・冷蔵庫・冷凍」と変わっていきます。

 

コーヒー豆の保存方法
保存日数 適した保存容器 保存場所
5日以内 密閉できる瓶や缶 常温(直射日光・高温多湿を避けた涼しい場所)
2週間以内 密閉できる保存袋 冷蔵庫
1ヶ月以上 購入したアルミバッグごと、密閉できる保存袋に入れる 冷凍庫

 

数日以内に飲み切れる場合は、風味を保ちやすい常温保存が適しています。ただし、直射日光が当たる場所や暑い場所を避け、なるべく涼しい場所で保管しましょう。

5日以上保存する場合は、酸化を抑えるために冷蔵庫や冷凍庫で保存してください。また、夏場は常温だと気温が上がり過ぎるため、冷蔵庫で保存するのがおすすめです。

コーヒーの豆や粉を保存する際は、以下のようにしっかりと密閉できる容器に移し替えて保存すると良いですよ!

HARIO ハリオ コーヒーキャニスター 200 ブラック
【カリタ/Kalita】&カリタ キャニスター丸型

コーヒーキャニスターも瓶や缶、ホーロー製などがあるので、見た目や使い勝手などでお好みのものを選んでみてくださいね。

ちなみに、瓶だとコーヒー豆が見えてよりおしゃれな印象ですが、光を通してしまいますよね。そういう意味では、缶やホーロー製のほうがより適しているといえそうです。

では次に、冷蔵庫や冷凍庫で保存する場合の注意点も確認していきましょう。

 

POINT

【冷蔵庫・冷凍庫で保存するときの注意点】

冷蔵、冷凍いずれの場合も、なるべく小分けにして保存袋に入れて、袋の中の空気を抜いておきましょう。保存の際のポイントは、それぞれ以下の通りです。

<冷蔵庫の場合>
匂いが強いもののそばに置かない(匂い移りを防ぐため)

<冷凍庫の場合>
結露
に注意して、解凍する際は「冷凍庫→冷蔵庫→常温」の順で行う

※コーヒー豆は、冷凍しても完全に凍ることはありません

 

コーヒーは、蒸らしたときの温度が低いと、味や香りがうまく抽出できません。そのため、コーヒー豆を冷蔵や冷凍で保存をした場合は、常温に戻してから抽出するようにしましょう。

特に冷凍した場合は、いきなり常温にすると気温変化が大きく傷みやすいので、まずは冷蔵庫で解凍してくださいね。

このように、コーヒーを冷蔵や冷凍保存すると常温よりも長持ちします。飲み切れない場合は、酸化する前に上手に保存してくださいね。

続いて、コーヒー飲料の保存についてもみていきましょう。

 

コーヒーの上手な保存方法

ドリップしたコーヒーを作り置きしたい場合は、お湯で作ると酸化しやすいため水出しで作るのがおすすめです。

水出し用のコーヒー豆でなくても大丈夫なので、ぜひ試してみてください。

 

水出しコーヒーの作り方

  1. 水とコーヒー粉を10:1の割合で用意する
  2. コーヒー粉をお茶パックで包み、水に入れる
  3. 冷蔵庫で12時間ほど抽出して完成

 

水出しではゆっくり抽出するので、優しい口当たりになるようです。

完成したら常温ではなく、冷蔵庫で保存してくださいね。これに、牛乳や砂糖をお好みで入れるとおいしいカフェオレになります。

牛乳が入るため日持ちはあまりしませんが、ぜひ試してみてくださいね。

なお、水出しコーヒーを作る際は、以下のような専用容器を使うと便利です!

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デザイン性にも優れていて、見た目もおしゃれですよね♪

また、より美味しく水出しコーヒーを味わいたい場合は、専用豆を使用することをおすすめします。

次は、缶やペットボトル、紙パック入りのコーヒーの保存の仕方を確認しましょう!

 

缶・ペットボトル・紙パック入りコーヒーの保存方法

いずれの場合も未開封であれば、記載されている保存方法を守りましょう。ただし、開封後の飲みかけのコーヒーは傷みやすいので、常温ではなく冷蔵庫で保存してください。

大容量タイプの場合は、口をつけると菌が入り込んでしまいます。一度に飲みきるのは大変なので、必ずコップに移して飲むようにしてくださいね。

まとめ

コーヒーの常温保存に関して解説してきましたが、最後にポイントをまとめます。

 

  • 常温放置したコーヒーは、30分~1時間経つと酸化が始まる
  • 冷めたコーヒーのほうが酸化しにくい
  • コーヒー豆は常温だと5日、冷蔵や冷凍だと1ヶ月程度日持ちする
  • ドリップコーヒーは常温だと当日中、冷蔵庫だと2~3日日持ちする
  • コーヒーは腐る臭いに違和感が出たりカビが生えたりする
  • コーヒー豆は保存日数によって保存容器や保存方法を変える
  • 作り置きするなら水出しコーヒーがおすすめ

 

私はコーヒーが大好きなのですが、いつも適当にコーヒー豆を常温保存していました。今後は、きちんと冷蔵庫や冷凍庫に入れて保存しなければと思いました。

また、酸化する速度が思っていたよりも早くてびっくりです。美味しく飲みたいなら、その都度淹れるのが一番ですね。

夏なら水出しコーヒーに挑戦してみるのもいいかもしれません。皆さんも今回の情報を参考に、美味しいコーヒーを飲んでくださいね。

 

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