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食材・料理のQ&A

さつまいもは生で食べられる!生食の注意点と一番美味しい食べ方

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料理・食材
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天ぷらや焼き芋など、子供が喜ぶメニューが豊富なさつまいもは、よく食卓にのぼります。

当然、さつまいもは加熱して食べるものだと思っていたのですが、お隣の国韓国では、さつまいもを生で食べることもあるそうです。

さつまいもの生食はしたことがないのですが、本当に生で食べられるのでしょうか?

興味はあるものの、腹痛など起こしては大変です。そこで、さつまいもの生食に関してきちんと調べてみることにしました!

 

  • さつまいもは生食できる?美味しいの?
  • 赤ちゃん妊婦さんでも生で食べられるのか
  • 鮮度の良い甘いさつまいもと傷んでいるサツマイモの見分け方
  • 生さつまいもの美味しいレシピ
  • さつまいもの栄養素ダイエット効果とは?
  • さつまいも日持ち保存方法について

 

生食できたとして、美味しいのかまずいのか、も気になりますよね。

そして赤ちゃんや妊婦さんなどどんな人でも食べられるのか、詳しく調べました。

そのほかさつまいもの栄養やレシピ日持ちなどもご紹介します。

さつまいもの美味しい食べ方や保存方法を知って、無駄なく食べきれるようになりましょう!
 

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さつまいもは生で食べられる!生食できる条件や注意点などを解説

さつまいもは生でも食べられる食材ですが、韓国では割と一般的で、野菜スティックなどで生のまま食べるそうです。

ですが、日本ではなじみがないので「本当に生食できるの?」と思ってしまいますよね。

そこで、もっと詳しく調べてみると、生食用に開発された種類があるほか、次のようなことがわかりました。

 

さつまいもの生食について

  • 生で食べても毒の危険はない
  • 加熱した場合と比べると糖度は低い
  • アクが強いと生で食べるには向かない
  • 生食用に開発されたさつまいもの種類がある

 

さつまいもを生で食べても毒はありませんが、消化がよくないため腸内ガスが発生しやすくなる点には要注意です。

また、さつまいもはじっくりと加熱したほうが甘味が強くなるため、の状態では「ほんのり甘い」程度です。

「さつまいもを生で食べるとまずい」というのは、甘みが少ないということかもしれません。

また、アクが強いと生では食べにくいようです。さつまいもの場合、収穫から時間を置くと甘味が増すと言われていますが、アクも強くなる傾向になります。

その場合は、水にさらすなどの下ごしらえが必要になりますので、生食するならなるべく新鮮なうちがいいかもしれません。

また、生食用に開発されたさつまいもを選ぶのも良いでしょう。

 

このように、さつまいもは生で食べられますが、気を付けなければならない点について、もう少し詳しく解説します。

 

お腹が弱い人・赤ちゃん・妊婦さんは要注意

先ほども簡単にご紹介しましたが、でんぷんが多いさつまいもを生で食べると、消化によくありません

さつまいもの主成分はでんぷんですが、お米や小麦粉などと比べて粒子が大きいため、消化吸収されづらいのです。

さらに生で食べることで、加熱した場合よりも消化吸収されるのにより時間がかかってしまいます。

そのため、お腹の弱い人の場合は、さつまいもを生で食べると腹痛下痢などを起こす可能性があるので、加熱したほうが安心です。

 

生焼けでもお腹を壊すことがあるので、気を付けてくださいね。また、消化器官が未熟な赤ちゃんや子供は、生ではなく加熱したさつまいもを食べさせるようにしましょう。

さつまいもは離乳食でも定番の食品ですが、必ず加熱して柔らかくして与えてあげてください。

また妊婦さんの場合も、さつまいも自体は栄養豊富なので積極的に食べたいものですが、生食はおすすめできません。

 

妊婦さんのさつまいも生食はNG!

さつまいもに付いている土には、「トキソプラズマ菌」が潜んでいる可能性があります。妊婦さんがこのトキソプラズマ菌に感染すると、早産や流産の危険があるのです。

土を水で洗い流してから加熱すれば問題はないので、生食はしないようにしましょう。念のため、皮むきしてから食べるとさらに安心ですね。

 

【さつまいもはビタミンCが豊富!】

さつまいもには、たくさんの栄養素が含まれていることをご存じでしょうか?特に、美肌効果を期待できるビタミンCは、いも類の中ではさつまいもが一番豊富です。

しかも、通常ビタミンCは加熱すると減少するのですが、さつまいものビタミンCの含有量は生でも加熱後でもあまり変わりません

これは、さつまいもに含まれる「でんぷん」がビタミンCを守るからです。

また、皮にも食物繊維などの栄養素が豊富に含まれているので、栄養的には皮ごと食べることをおすすめします。

 

栄養的には、生でも加熱後もあまり変わらないかもしれませんが、私はさつまいもを生で食べたことがないので、ぜひ一度挑戦してみたいです!

さつまいもをで食べるとしたら、アクが少ないものを選びたいですよね。そこで、次にアクがあまりない、新鮮なさつまいもの見分け方をご紹介します。
 

生食に適した新鮮なさつまいもの選び方・見分け方を教えます!

さつまいもを生食するなら、なるべくアクが少ない新鮮なものや無農薬のものを選びましょう。生食するための新鮮なさつまいもの見分け方は以下の通りです。

 

新鮮なさつまいもの見分け方

  • の色が鮮やかで均一
  • ツヤがあり、細かな傷が少ない
  • 見た目がふっくらしている
  • ひげの根の穴が浅い

 

農薬が少ないさつまいもは、楽天などの通販でも購入できますよ。

このように新鮮で無農薬のさつまいもであれば、生で食べても安心ですね。もし、生で食べるにはアクが強いと感じたら、下ごしらえをしてアクを抜くか、加熱して食べるようにしましょう。

アク抜きをする場合は、カットしたさつまいもを水にさらします。途中で水がにごってきたら替えながら、10分程さらせばOKです。

ちなみに、さつまいもは収穫してから時間を置くと、アクだけでなく甘味も増します。加熱して食べる場合は購入した後に、少し保存しておいても大丈夫ですよ。

新鮮なさつまいもの見分け方がわかったとろこで、腐っている傷んでいるさつまいも見分け方もご紹介します。

 

黒い斑点などの変色がある場合は要注意!

さつまいもは腐ると変色したり、柔らかくなったりしますが、ここでさつまいもが腐るとどうなるのか、見分け方をご紹介します。

 

さつまいもが腐った場合の見分け方

  • 柔らかい
  • 酸っぱい臭いがする
  • 全体的にカビが生えている
  • 異常なべたつき、粘りがある
  • 味に違和感がある
  • 黒い斑点や一部分が赤いなど、変色が見られる

 

黒い水玉模様のような斑点があったり、一部分が赤くなったりしている場合は、カビの可能性があります。

 

このようなさつまいもは、生どころか加熱でも食べないほうが良いでしょう。ただし、両端が黒い場合は「ヤラピン」という栄養成分が酸化しただけなので、食べられますよ。

むしろ、ヤラピンには食物繊維のように腸をきれいにする働きがあります。さらに、甘いさつまいもに見られる特徴でもあるので、積極的に選びたいさつまいもといえますね。

 

同じく、一部分ではなく断面が全体的に赤い場合は、もともと赤やオレンジ色の品種のさつまいもなので、もちろん食べても大丈夫です!

 

ただし保存していて、途中から変色したらアウトだと思ってくださいね。また、シワシワで柔らかいさつまいもは傷んでいます。

臭いなど、他に腐っている目安がないかしっかり確認し、もし食べるなら生ではなく加熱するなど、十分に注意して食べるようにしてください。

それでは次に、生のさつまいもを美味しく食べられるレシピをご紹介します!

生のさつまいもの一番美味しい食べ方は?人気レシピや料理方法を紹介!

さつまいもを加熱をするなら、焼き芋や天ぷらなどが定番ですが、生での美味しい食べ方を知りたいですよね。

そこで生食にも向いている、おすすめの人気レシピをご紹介していきます。

 

スムージー

スムージーは、野菜を生で食べたい時の定番レシピです!フルーツと合わせると飲みやすくなりますよ。

 

さつまいもとキウイのスムージー

<材料>

  • さつまいも(50g)
  • キウイ(2分の1個)
  • バナナ(2分の1本)
  • 牛乳(100cc)
  • はちみつ(大さじ1)

全ての材料をミキサーに入れて攪拌すればでき上がりです!

 

 

サラダ

加熱したさつまいもをサラダに使うこともありますが、生だとシャキシャキ感が出るので新鮮です!

 

水菜とさつまいものサラダ

  1. 水菜(2束)を4cm幅くらいに切る
  2. さつまいも(1cm厚み程度)を千切りにする
  3. ボウルに1と2、塩昆布(2つまみ)を入れ、ざっくり混ぜる

 

食べる時は、お好みのドレッシングでかまいませんが、ポン酢や青じそなどのさっぱり系がよく合います。

その他、韓国風に生さつまいもの野菜スティックもおすすめです。色々な味のディップや、バーニャカウダーソースなどとも相性が良いですよ!

 

【韓国ではさつまいものダイエットが流行中!?】

さつまいもは、加熱はもちろん生でも食べられて、栄養素が高いことは既にお伝えした通りですが、なんとダイエットにも効果を期待できるのです!

韓国では、さつまいもをご飯の代わりに主食にする「コグマダイエット」というのが人気があります。”コグマ”とは韓国語でさつまいものことなので、日本語でいえば「さつまいもダイエット」ですね。

方法は、さつまいもを蒸すか焼くなどして、3食のうち1食のみ主食と置き換えるだけ。食物繊維は皮の近くに多く含まれているので、皮むきをせずにそのまま食べるとより効果的です。

コグマダイエットは、短期間でダイエット効果が期待できると、日本でも若い女性に人気のダイエット手法なんです。

さつまいもは白米よりもカロリーが低いうえに、栄養素も豊富で満腹感も得られやすいため、ダイエットに向いています。

さらに、ビタミンCや食物繊維だけでなく、「レジスタントスターチ」という難消化性でんぷんを含んでいるのもポイントです。

 

レジスタントスターチとは

レジスタントスターチとは、消化されにくいでんぷんのことで、小腸では吸収されずに大腸まで届き、食物繊維と同じような働きをします。

腸内環境を整えるだけでなく、血糖値の上昇を抑えるため、ダイエットには心強い栄養素なのです。

一度加熱をしてゆっくり冷やした後に増えるので、生よりは加熱した後に冷蔵庫などで冷やすのがおすすめです。 

 

さつまいもは美味しいだけでなく、栄養素も高くてダイエットにも向いているなんて、うれしいことづくめですね!

それでは最後に、さつまいもはどれくらい日持ちするのかを確認しておきましょう。
 

余ったさつまいもの日持ちはいつまで?長持ちする保存方法がコレ!

さつまいもは寒さに弱く、適温は10~15℃程度と言われています。冷蔵庫に長く保存すると低温障害を起こすため、できるだけ常温での保存が望ましいです。

さつまいもが低温障害になると、切った断面が黒くなり、風味も落ちてしまいます。

そのため、保存するなら風通しの良い冷暗所がベストですが、そのような場所がない場合は、段ボールや発泡スチロールの中に入れて保存しましょう。

しかし、20℃以上の高温になると、発芽したり腐ったりする場合もあります。そのため、真夏や暖房が効いた室内などでは、冷蔵庫の野菜室に保存しておきましょう。

ただし、日持ちは常温の場合と比べて短くなります。

 

生のさつまいもの保存方法

  • 10~15℃が適温
  • 風通しの良い常温が理想だが、高温になる場合は冷蔵庫の野菜室で保存
  • 1本ずつ新聞紙を巻いて保存する
  • は洗い流さすそのまま保存する

 

土は湿度調整の効果があるので、洗い流さずにそのまま保存しましょう。

続いて、常温と冷蔵庫保存の日持ちは以下の通りです。

 

生のさつまいもの日持ち

冷蔵庫(野菜室) → 2週間

常温 → 2週間~1ヶ月程度

 

さつまいもは保存がうまくいくと、1ヶ月以上日持ちする場合もありますが、温度や湿度の調整がうまくいかないと早めに腐ってしまいます。

そこで、もっと長持ちする保存方法を最後に解説します。

 

さつまいもを長持ちさせる保存方法

長持ちさせる定番の方法は冷凍ですが、さつまいもの場合は冷凍してもあまり日持ちしません

さつまいもは生のまま冷凍できないため、加熱したものを冷凍するのですが、日持ちは2週間程度です。

長期で保存したいのであれば、「干す」のがおすすめですが、干したさつまいもは3ヶ月程度日持ちします。

 

ドライさつまいもの作り方

  1. さつまいもをよく洗い、竹串が入る程度まで蒸す
  2. 熱いうちにを剥き、冷めたら約8mm程度に切る
  3. 2をザルに重ならないように並べ、屋外に干す
  4. 1日に何度か上下を返し、全体が均一になるまで干す
    ※夜は室内に入れる
  5. 7~10日ほど干せばでき上がり

 

少し手間がかかりますが、大量のさつまいもがある時には干しておくと長持ちさせられますよ。

 

さつまいも料理の「大学芋」の賞味期限は、こちらから知ることができます!
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大学芋の賞味期限や日持ちは何日?腐るとどうなるかも解説するよ!

 

まとめ

さつまいもはで食べられるのかについてご紹介してきましたが、最後にポイントをまとめます。

 

  • さつまいもは生食できるが、甘みは少ない
  • 生食用アクの少ないさつまいもは生で食べやすい
  • 生のさつまいもは消化には良くない
  • 赤ちゃんや子供、妊婦さん加熱して食べたほうが良い
  • 新鮮なさつまいもはツヤがあり、見た目がふっくらしている
  • さつまいもがると、赤や黒のカビが生えたり柔らかくなったりする
  • 保存は冷蔵庫ではなく常温が適している
  • 常温の日持ちは2週間~1ヶ月程度、冷蔵庫だと2週間程度
  • 生のまま冷凍はできないため、加熱してから冷凍する。日持ちは2週間
  • 干す3ヶ月程度長もちさせることができる

 

さつまいもは生食できるんですね!そんなイメージは全くなかったので驚きました。

個人的には野菜スティックにして、色々なディップで楽しみたいと思います。

保存するときも今まで冷蔵庫に入れていたので、なるべく常温で保存するようにしなければなりませんね。

みなさんも今回の情報を参考に、さつまいもを美味しく無駄なく消費してみてください!

 

じゃがいもが生で食べられるかは、こちらをご確認ください!
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じゃがいもを生で食べると危険なの?こんなときは食中毒に要注意!

 

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