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食材・料理のQ&A

アンチョビの賞味期限切れはいつまで安全?開封後の日持ちも調査!

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料理・食材
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アンチョビはキャベツと相性がよくて、一緒に食べると美味しいですよね。

我が家でも、子供達がキャベツとアンチョビのパスタが大好きです。

なので、アンチョビの缶詰が安いと「缶詰だし賞味期限は長いはず」などと、つい大人買いしてしまいます。

そして先日、パントリーの整理をしていたら、奥のほうから賞味期限切れのアンチョビの缶詰が出てきました…。

私一人で食べるならまだしも、家族に食べさせるとなると、賞味期限が切れたアンチョビは食べられるのか心配です。

そこで今回は、アンチョビの賞味期限や日持ち期間について、以下のことを調査することにしました!

 

  • アンチョビの賞味期限はどれくらいか
  • 手作りのアンチョビの日持ち期間は?
  • 賞味期限切れはいつまで食べられるか
  • アンチョビは腐るとどうなるの?
  • アンチョビの正しい保存方法とは
  • 開封後の保存の仕方は?

 

アンチョビの缶詰をストックしていると、ポテトサラダに混ぜたり、ピザのトッピングにしたり、野菜のグリルなどを和えたりなど、一味加えた一品もできて便利ですよね。

家族みんなが大好きなアンチョビ料理を、美味しく健康的に食べられるように今回はしっかり調査しました!

アンチョビの賞味期限が気になっている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
 

   

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アンチョビが賞味期限切れになった!いつまでなら食べられるの?

アンチョビが賞味期限切れになっていたら、もう食べられないのか、少しくらいなら大丈夫なのか気になるところです。

「賞味期限切れのアンチョビは、いつまで食べられるのか」という疑問にお答えする前に、まずはアンチョビの賞味期限について解説したいと思います。

 

アンチョビの賞味期限はどのくらい?

アンチョビは、イタリアやスペインに古くからある伝統的な魚の塩漬けです。

地中海沿岸やヨーロッパ近海,南アメリカ西岸などで生息するカタクチイワシ科の小魚を塩漬けにし、オリーブオイルに浸して保存します。

パスタやピザ、サラダ、グリル料理などの味付けに使用されることが一般的ですが、とても塩辛いのでそのまま食べるのには向いていません。

一般的に、フィレ状や渦巻き状になって、缶詰や瓶入りで販売されていますが、ペースト状のチューブ入りのタイプもあります。

塩辛いという特徴や、缶詰や瓶詰されていることから日持ちはしそうですよね。

以下で、いくつかの商品の賞味期限について表にまとめました。

 

アンチョビの賞味期限
商品名 賞味期限
コストコ・アンチョビ瓶詰め 1年
バレーナ・アンチョビペーストチューブ 1年
トマトコーポレーション・アンチョビブロークン(瓶詰め) 18ヶ月
シーラボセレクション・スカーリアさんのアンチョビ(缶詰) 24ヶ月

 

アンチョビの賞味期限は、瓶詰めやチューブタイプは1年~1年半、缶詰なら2年とやはり長めですね。

ただし、この期限は未開封の場合で、開封後はこの限りではありません

では、開封後はどのくらい日持ちするのでしょう…?

私は、アンチョビは開封後は日持ちしないと思って、毎回食べ切りサイズの缶詰タイプの物を購入していました。

しかし、よく考えてみると、瓶詰めタイプのアンチョビなどは一度で使い切れませんよね?

ということは、開封後も意外に日持ちがするのかもしれません。

以下で、アンチョビの開封後の日持ちに関してまとめたので、確認してみましょう!

 

開封後の日持ち期間も調査!

開封後の日持ちに関する情報は見当たらなかったのですが、SNSなどの口コミをまとめると以下の通りです。

 

開封後のアンチョビの日持ち
タイプ 日持ち
瓶詰め 2~3ヶ月
缶詰 2~3ヶ月
チューブ 1ヶ月以内

 

ちなみに、アンチョビを利用した料理などの日持ちは、以下のようになっています。

 

アンチョビ料理の日持ち
料理名 日持ち
アンチョビポテトサラダ 1週間
アンチョビドレッシング 1~2週間
パーニャカウダソース 1ヶ月
アンチョビソース 1~2週間

 

ところで、アンチョビを手作りする方はそう多くはないかもしれませんが…。

自家製の手作りアンチョビの日持ちは、なんと1年ほどです。

さて、アンチョビの賞味期限がどれくらいかわかったところで、賞味期限切れのアンチョビについてみていきましょう。

 

賞味期限切れのアンチョビは食べても大丈夫?

アンチョビの賞味期限切れを発見しても、慌てないでください!

なぜなら、「賞味期限」というのは長めに設定されているためです。

「え?そうなの?賞味期限切れ=アウトじゃないの?」と思っている人に、賞味期限について詳しく説明します。

似たような表記に「消費期限」というものもありますが、この2つは実は全然違うものです。

農林水産省のページに、この2つの期限の違いがありましたので簡単に説明します。

 

賞味期限:美味しく食べられる期間

消費期限:品質が劣化せずに安全に食べられる期間

*どちらも未開封の状態で、食品に対して適した保存方法で保存した場合に限りますので、注意してくださいね。

 

賞味期限のほうは、設定する期限より1.2〜1.5倍までの期間まで、いくつかの規定のテストを継時的に実施し、安全性や品質を検証してから設定されます。

ですので、少なくともパッケージに記載されている期日の1.2倍の期間までは、安全に美味しく食べられます。

この情報をもとに、次はアンチョビは賞味期限が切れてから、どのくらいまで食べてもOKなのかをみていきたいと思います。

 

アンチョビは賞味期限切れからいつまで食べられる?

市販のアンチョビを一つ例にあげて、安全に食べられる期限を計算してみましょう。

 

例:コストコ・アンチョビ瓶詰め(賞味期限:1年)

12ヶ月 × 1.2倍=14.4ヶ月

 

つまり、賞味期限が切れてから少なくとも2ヶ月程度は食べられることになります。

上記の通り、未開封なら多少は賞味期限が切れても食べられますが、味や風味、食感などは損なわれているかもしれません。

とはいえ、気にせず料理に使う人は多いようです。

 

アンチョビは、開封後でも意外に日持ちすることがわかりました。

しかし、賞味期限切れのアンチョビが大丈夫かどうか確かめるには、腐った時の特徴を知らないといけませんよね。

そこで、次は腐ったアンチョビの見分け方を紹介していきます!

 

 

 

アンチョビは腐るとどうなるの?正しく保存するにはどうすべき?

アンチョビのように賞味期限が長いものは、つい忘れて期限切れにしてしまうことも多いかと思います。

多少は賞味期限が切れても食べられますが、その際には腐っていないかどうかをしっかり見極めたいところですよね。

では、アンチョビが腐ったらどうなるのか、その特徴を見ていきましょう。

 

腐ったアンチョビの見分け方

腐ったアンチョビは、見た目・臭い・味で判断することができます。

缶詰の缶が膨らんでいる場合などは、中で腐敗しガスが発生している可能性が高いので、開ける必要もありません。

そのまま捨ててしまいましょう!

では、パッケージに異常がなかった場合はどうでしょうか?

アンチョビが腐っている場合の特徴は、以下の通りです。

 

  • 見た目:ドロドロしている・カビが生えている
  • 臭い:異臭・変な臭い
  • 味:変な味がする・酸っぱい

 

実際に、賞味期限切れだったアンチョビ缶が、ドロドロになっているのを体験している人は多いようです。

また、アンチョビペーストのような状態と割り切ってしまい、利用する人もいます。

しかし、腐ったアンチョビは相当臭いようです。

いずれにせよ、賞味期限が切れたアンチョビや、痛んでいるかもしれないアンチョビを食べて、体調を崩す可能性は否定できません。

アンチョビの正しい保存状態を知り、長期間美味しいアンチョビを楽しみたいですよね。

次は、アンチョビの正しい保存方法を紹介します。

 

アンチョビの正しい保存方法

未開封のアンチョビは、常温で保存できます。

その際には、直射日光の当たる場所や高温になる場所は避けて、パントリーなどの冷暗所で保存するが適しています。

しかし瓶詰めなどは、夏場など気温が高い場合、未開封でも熟成が進んでしまうことがあるので、冷蔵庫で保存しましょう。

 

缶詰を開封後の残りはどうすべき?

瓶詰めタイプも缶詰タイプも、開封後はしっかり蓋をして冷蔵庫保存が適しています。

一度開封すると、空気による酸化微生物・雑菌による劣化が始まるので、常温保存には向きません。

缶詰タイプは、開封後は缶のまま保存せずに、必ず別の密封容器などに保存しましょう。

このとき、入っていたオイルも一緒に移すとよいですよ。

そのため、保存容器はアンチョビがオイルにひたひたに浸るような、浅めの容器がおすすめです。

使用する分を取り出すときは、雑菌が入らないように、必ず綺麗なスプーンや箸を使って取り出すようにしましょう!

アンチョビを長期間美味しく楽しむためにも、ぜひ正しく保存してくださいね。

さて、最後に自家製アンチョビを手作りする方法を紹介したいと思います。

好みの味のアンチョビ作りに、ぜひ挑戦してみませんか!?
 

 

自家製アンチョビの作り方!お好みでオリジナルな味を楽しもう

新鮮なイワシが手に入ったら、アンチョビ作りに挑戦してみてはいかがでしょう?

基本の材料は、イワシ以外に粗塩とオリーブ油だけあればOKです!

好みに合わせて、唐辛子やニンニクを加えれば、オリジナルな味に仕上がります。

では、アンチョビの材料や作り方を詳しく解説しますね。

 

材料

  • イワシ 12尾程度(または、刺身用イワシ1パック)
  • 粗塩 適量
  • オリーブ油(グレープシードオイルでも可)

お好みで

  • ローリエ 1~2枚
  • 粒こしょう 5粒程度
  • クローブ 2~3粒
  • 赤唐辛子 適量
  • ニンニクすりおろし 2~3片分

作り方

  • 流水などでしっかり塩を抜いたイワシを丁寧に開いて、頭と内臓を抜く
  • 薄め(3%程度)の塩水で洗う
  • キッチンペーパーなどで水気を切る
  • を保存容器に敷き詰める
  • イワシ、塩の順に交互に重ねる(この時、いわしの身がかくれるくらいたっぷり塩をかけるのがポイント)
  • イワシが空気に触れないように、しっかり蓋をして冷蔵庫で1〜2ヶ月寝かせる
  • 十分に寝かしたイワシを取り出し、水分をキッチンペーパー等で拭く
  • この時、液体を捨てないで!これは、美味しい手作りナンプラーです!
  • 別の保存容器にイワシを移し替えて、好みの材料とたっぷりのオイルにつけたら出来上がり

カタクチイワシが手に入らなかったら、マイワシでも代用できますよ。

手作りナンプラーの日持ちは、冷蔵保存で1週間となりますので、注意してくださいね。

 

豆知識:オイル・サーディン

以前、アメリカのスーパーで「アンチョビかな?」と思い、間違えて「サーディン」を購入してしまいました。

パッケージにイワシのような絵も描かれていて、アンチョビの缶詰と同じくらいの大きさです。

また、なんとなく「アンチョビはヨーロッパのもの」というイメージがあったんですよね。

そのため、アンチョビはイタリア語か何かで、英語だと”サーディン”っていうのかも…と勝手に解釈してしまったのです。

ですが、開けてびっくり!

全然違いました(笑)。

サーディンは、イワシの油漬けです。

ちなみに、他の言語でのアンチョビは以下の通りです。

  • 英語:Anchovy
  • イタリア語:Acciuga
  • スペイン語:Sardina
  • フランス語:Anchois
  • ポルトガル語:Anchova
  • ドイツ語:Sardelle

スペイン語とドイツ語は、少し”サーディン”に似ていますね。

海外の製品を買うときや、海外で購入するときに参考にしてくださいね。

まとめ

アンチョビの賞味期限について調査したことをまとめます。

  • アンチョビの賞味期限は1〜2年
  • 開封後、瓶・缶詰タイプは2〜3ヶ月日持ちする
  • アンチョビは賞味期限切れから2ケ月程度は食べられる
  • 自家製アンチョビの賞味期限は1年程度
  • 開封前のアンチョビは冷暗所で常温保存する
  • 夏場など気温が高いときは、瓶詰めの場合は冷蔵保存
  • 開封後は冷蔵保存
  • カビが生えていたり、異臭のするアンチョビは食べない

 

今回の調査で、アンチョビの日持ちはとても長いことがわかりました。

日持ちしないと思い、食べ切れるようにと毎回小さめの缶詰タイプを購入していましたが、どうも割高だったようです(汗)

保存方法もしっかり学んだことですし、開封後のアンチョビが食べられるのかどうかの基準も分かったので、今度は瓶詰めを購入してみようかと思います。

また、手作りアンチョビにも興味が湧いてきました!

皆さんも、アンチョビを正しく保存して、無駄なく食べ切れるようにしてくださいね

 

 

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