ブロッコリーの賞味期限を大特集！冷蔵・冷凍で長持ちさせるには？

1週間前に買ったブロッコリーをお弁当に入れようと思い冷蔵庫を覗いたら、緑色から黄色に変わっていてびっくり！

「これって食べられるの？」と気になったので、ブロッコリーの賞味期限について以下の項目を調べてみることにしました。

 

 

最近では、お弁当などに入れたり、調理に大変便利なブロッコリーの冷凍食品も売っていますよね。

冷凍食品のブロッコリーも含めて賞味期限などをチェックしましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
 

ブロッコリーの賞味期限は冷蔵や冷凍でどれくらい？生から茹でたあとまで全部解説！

ブロッコリーはあまり日持ちがせず、黄色に変色しやすい野菜ですので常温での保存は適しません。

保存方法や下処理によって賞味期限が変わるので、日持ちする目安の日数を一覧にしてみました。

 

ブロッコリーの賞味期限目安

保存方法	賞味期限の目安
生（冷蔵保存）	4～5日
茹でたあと	2～3日
冷凍食品	9ヶ月

 

生のブロッコリーの保存には水分が大事ですので、湿度コントロールをしてくれる冷蔵庫の野菜室での保存が理想です。

茎を下にすることがポイントです。

ブロッコリーが黄色に変色してしまうのは、つぼみが開き始めているためです。

変色しますと、食感と味が変化しますが、食べるのには問題ありません。

塩茹でや蒸したブロッコリーは密封容器に保存し、2日～3日中に食べ切りましょう 。

最近では、お弁当などにも便利な野菜の冷凍食品を見かけます。

冷凍ブロッコリーの賞味期限は長いので、ストックしておくと便利ですね。

 

ブロッコリーの品種別賞味期限

ブロッコリーはいろんな品種が存在しています。

よく見かけるブロッコリーの品種ごとに日持ち日数を調べてみたので参考にしてください。

 

茎ブロッコリー：冷蔵保存で2〜3日

茎の先に小さなブロッコリーのモコモコの部分がある茎ブロッコリー。

 

紫ブロッコリー：冷蔵保存で2〜3日

厳しい寒さによって、紫色に変色したブロッコリー。

甘みが強いのが特徴で、茹でると緑色になります。

 

アレッタ（茎ブロッコリー）：冷蔵保存で2〜3日

ブロッコリー変種×ケール変種の国内産の茎ブロッコリーです。

 

カリフラワー：冷蔵保存で2〜3日

ブロッコリーと同じアブラナ科で、ブロッコリーが白く突然変異したものを品種改良して生まれた野菜です。

 

ブロッコリースーパースプラウト:冷蔵保存で1週間前後

米国ジョンズ・ホプキンス大学のポール・タラレー博士が開発したブロッコリーの種を発芽させたブロッコリースーパースプラウト。

カイワレに類似していますが、辛味はなく栄養価のとても高い、抗酸化力を高める効果があると言われているシャキシャキした歯ごたえの野菜です。

最近は「ブロッコリー＆アルファ」というもやしのようなスプラウトも市販されています。

 

 

ところで、ブロッコリーの賞味期限を伸ばす、適切な方法はあるのでしょうか？
 

ブロッコリーの正しい保存方法！長持ちさせるにはどうしたらいいの？

ブロッコリーの芯のコリコリとした食感が好きな人も多いですよね。

新鮮なものを美味しくいただくのがベストなのでしょうが、一度に食べれる量にも限度があります。

ブロッコリーを長持ちさせるには、新鮮なブロッコリーを選ぶことも大切です。

 

 

では、新鮮なブロッコリーを美味しいまま保存する方法として、生のブロッコリーと茹でたあとのブロッコリーを冷凍保存する方法を紹介します。

 

生のブロッコリーをそのまま冷凍保存することの最大のメリットは、歯ごたえを失わないこと。

加熱しないため、栄養素であるビタミンを失い難いこともメリットの一つです。

やり方

保存期間：おおよそ1ヶ月

1. ブロッコリーを小房に分けて切り落とす
2. １つ１つずつラップに包む
3. ジップロックなどにいれる（密封する）

急いで凍らせたい場合は、ラップに包んだ後に、アルミホイルに包むだり、金属トレーの上に置いてから冷凍するのがおすすめです。

ポイントは、綺麗に水分を拭き取ってラップすることです。

 

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Moeno Nito 仁藤萌乃さん(@moeno.n_official)がシェアした投稿 – 2018年 3月月12日午前4時35分PDT

生のブロッコリーは冷蔵保存よりも、冷凍保存の方がおすすめです。

 

ブロッコリーの冷凍保存に失敗したら

中には生のブロッコリーを冷凍保存して、蕾がボロボロ落ちてしまって食感も悪くなってしまった人もいるようです。

そんな時には、ブロッコリーのポタージュを作ってみてはいかがでしょうか。

材料

• ブロッコリー(小房) ：80g
• バター ：30g水 ：100cc
• コンソメ ：小さじ1
• 牛乳または豆乳： 200cc
• 塩・黒こしょう ：各少々

 

調理方法

1. 鍋にバターを熱し、玉ねぎをしんなりするまで炒める
2. ブロッコリーを加え炒める
3. 水・コンソメを加え、沸騰したらフタをして加熱（弱火 約8分）
4. ミキサーにかけてなめらかにし、鍋に戻し入れる
5. 牛乳を加えて温め、塩・黒こしょうで味をととのえる
6. 最後にお好みで生クリームを添える

 

ブロッコリーの冷凍保存は、実は、失敗する人も多いようです。

失敗を避けるために、少し茹でてから冷凍保存するのもおすすめです。

 

下茹でしたブロッコリーを冷凍する方法

ブロッコリーを下茹でしてから冷凍した場合、調理にすぐに使えるというメリットがあります。

また、一度茹でているため、小房がぽろぽろと崩れ防止にもなります。

栄養価・味・食感を損ねないためのポイントは、熱湯で短時間調理すること。

1. ブロッコリーを茎と房に分けて、房は小房に分ける
2. 塩を加えた熱湯で30秒ほど、固めに茹でる
3. 茹でたらザルにあげて水気をきる
4. キッチンペーパー等でしっかり水気を拭き取る
5. 荒熱が取れたら、ブロッコリーをジップ付き保存用袋に入れる
6. 冷凍庫にいれる

水の量は1株あたり1リットル、塩の量は1リットルあたり小さじ1くらいが目安。

粗熱をとる際に、水で洗いながら冷ましますと、水っぽくなる原因となるだけでなくビタミンも失われしまいます。

金属トレー等に並べて急速冷凍させるなどの工夫で一気に冷ましましょう。

一度ひと手間をかけて下茹でしているので、使う時には解凍してすぐに調理ができます。

炒め物に便利ですし、すりつぶしておけば離乳食にも使えますよ。

 

電子レンジで下茹でする方法

ブロッコリーに限らず、野菜を電子レンジで茹でる方法は、栄養が水に溶けることがないため、おすすめです。

方法

1. ブロッコリー（100g）を小房にわける
2. 耐熱皿・耐熱容器などにいれて、大さじ1〜2の水を回しかけラップする
3. 電子レンジ（600w）で1分30秒〜2分くらい加熱する

ちなみに、ブロッコリー１株(200g)の加熱目安は、600Wで3〜４分程度です。

さて、ブロッコリーの美味しい保存方法などがわかりました。

ところで、ブロッコリーは腐るとどのようになってしまうのでしょうか？

 

 

ブロッコリーは腐るとどうなるの？見分け方がコレ！

ブロッコリーが腐るとどうなるかは、自己判断するしかありません。

 

腐ったブロッコリーの特徴

• 茶色くなって溶けた感じになる
• 茎に空洞ができる
• 茹でてあるものは悪臭がする
• 黒く変色する
• ヌルヌルしている

腐っている＝消費期限切れなので食べてはいけません。

生の場合は、古くなると黄色くなって花が咲くことがあります。

黄色く変色しても食べられますが、味は落ちますし、栄養価も低くなります。

その他、お弁当の中に入れておくと腐りやすいので注意が必要です。

ちなみに、紫色に変色したブロッコリーは、中の成分が表に出てきただけですので、問題なく食べることができます。

 

 

まとめ

ブロッコリーの賞味期限と保存法についてまとめました。

 

 

ブロッコリーは栄養価も高く、美味しい野菜です。

味、食感、栄養を損なわない保存法をしっかり覚えて、毎日のお弁当や食卓を飾りましょう。

万が一、保存に失敗しても、ミキサーなどにかけてポタージュとするなどの方法もあります。

無駄にならないように消費しましょう。