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食材・料理のQ&A

カニカマは健康に悪い?添加物の注意点や食べ過ぎのデメリット

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料理・食材
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カニカマ 健康に悪い

【執筆:ヨセミテ編集部】

かに風味かまぼこ「カニカマ」には塩分添加物が含まれていますが、通常量なら健康に悪いものではありません。

上手に取り入れれば、手軽にタンパク質や栄養の補給ができる商品です♪

「どの程度の食べ過ぎが体に悪い?」という疑問の解決や、メリットも含めて紹介していきます。

この記事を読むとわかる!
カニカマ のこと

 

  • 食べ過ぎのデメリットは
  • 含まれる栄養成分は
  • 添加物は体に悪いかどうか
  • レシピへの活用法と減塩のコツ

小さなお子さんがいる家庭では、特に添加物について気にしている人もいるかもしれませんね。

正しく整理して、食品の取捨選択に役立ててください。

   

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カニカマは健康に悪いと言われる理由やデメリット

カニカマ 健康に悪い

カニカマに含まれる塩分や添加物が「健康に悪い」イメージを連想させたものと考えられます。

カニカマが健康に悪いと言われる原因
塩分の摂り過ぎ 高血圧や生活習慣病のリスクを
高める原因に
食品添加物の
不安
過剰な摂取は健康被害の可能性あり
⇒通常量なら問題ない
アレルギー 甲殻類アレルギーを持つ人は注意
⇒成分表示を確認

原材料は白身魚のすり身から成りますが、一部アレルギー体質の人は含まれている「カニエキス」や餌として食べている「海老」なども注意が必要です。

塩分に至っては、現在でも日本人は過剰摂取が懸念されています。

カニカマ1本にどのくらいの塩分が含まれているのか、栄養成分も合わせて見ていきましょう。

食べ過ぎは塩分量に注意|カロリーや糖質は

カニカマは塩分のほかタンパク質も含み、低カロリー・低糖質であることが特徴です。

カニカマに含まれる栄養素
熱量
(kcal)
炭水化物
(g)
タンパク
質(g)
脂質
(g)
塩分
(g)
100g 89 9.2 12.1 0.5 2.2
1本
約15g
約13 約1.4 約1.8 約0.1 約0.3
食品データベースより(※1)

塩分の含有量は1本当たり約0.3gですが、1日に5~6本と食べると1gを超え、基準値を超えないかが心配です。

日本人の塩分摂取基準/1日
  • 成人男性:7.5g未満
  • 成人女性:6.5g未満
    (高血圧症の人は6.0g未満を推奨)
    日本人の食事摂取基準2020年版より(※2)
ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
 令和元年に行われた「国民健康・栄養調査報告」では、食塩の摂取平均値が男性10.9g 女性9.3gと、日頃から多くの人は過剰な摂取をしている点に注目したいですね。(※3)

濃い味を好む人、漬物や塩辛いものを頻繁に食べる人は、日常的にこの基準値をオーバーしやすいので、カニカマの食べ過ぎも軽視はできないでしょう。

また、添加物の摂取量を心配する人もいるかもしれません。正しく整理しましょう。

 食品添加物は体に悪いのか

カニカマには複数の添加物が使われていますが、食品添加物は使用量も含め国の厳しい制限・管理のもと使われています。(※4)

長期間食べ続けても健康影響はないと約束され、また添加物=化学物質と思われるかもしれませんが、天然に存在するものもありますよ。

使われることが多い添加物
使用目的や備考
加工
でんぷん
粘り気をだす
主にコーンスターチ
(とうもろこし由来)が原料
調味料
(アミノ酸等)
味の調整
L-グルタミン酸ナトリウム
やL-アラニン など
炭酸
カルシウム
・カルシウム強化
・食感改良
pH
調整剤
酸性・アルカリ性の調整
微生物の繁殖を防ぐ効果や
色の変色を防ぐ効果 など
着色料 カニカマではパプリカ色素
(天然着色料)が
使われることが多い
香料 天然、合成と大別されるが
一括表記される

ただ、一部では摂り過ぎると腸内環境を乱すのでは。と懸念の声があがっていることも事実です。

また、加工でんぷんに関しては、欧州で一部規制がされています。

加工でんぷんの危険性

一括表記される添加物ですが、化学物質として11種類あります。この内の2つ「ヒドロキシプロピル化リン酸架橋でん粉」「ヒドロキシプロピルでん粉」は安全性に関する情報が不十分であることが懸念され、欧州では規制されています。

加工でんぷんについては、こちらの記事でも詳しく紹介されていますよ。

添加物は国の基準をクリアしたものであり安全性は約束されていることが大前提ですが、気になる人はなるべく添加物の少ないものを選ぶと良いでしょう。

こちらのカニカマは無添加ですよ。

以上のことを整理して取り入れれば、食卓の彩りや栄養補給に優れた商品でもあります。

 

カニカマのメリットやおすすめの活用法

カニカマ 健康

カニカマは調理済み食材であり、手軽にタンパク質が補える食材です。

筋肉や各組織の材料となり、ダイエットや美容にも欠かせません。

1本(約15g)あたり1.8gのタンパク質を含みますが、偏った食生活は体に必要なほかの栄養素の過不足が生じやすい為、基本は主食・主菜・副菜を揃えバランス良く摂ることが大切です。

成人男性・女性における
タンパク質推奨量/1日
男性 65g
女性 50g
※日本人の食事摂取基準2020年版より

カニカマの使い方は毎日の「ちょい足し」で彩り&栄養価アップに使うのがおすすめですよ♪

 使い道や減塩に効果的な食べ方は

定番なサラダスープの他、SNS上ではこんな投稿もありました。

大豆製品でもある納豆にプラスして、よりタンパク質がしっかり摂れる1品ですね♪

キャラクターがかわいい「キャラ弁」にも一役買ってくれる食材です。

減塩に効果的な食べ方としては、カニカマの使用量に合わせて追加する調味料やドレッシングは控えたり、軽く湯通しする手が有効でしょう。

ぜひ「ちょい足し」や減塩トリックを参考にしながら生活スタイルに合わせて取り入れてくださいね。

 

結論|カニカマには塩分や添加物が含まれるが通常量なら問題ない

カニカマ のまとめ
  • 原料は白身魚だが甲殻類アレルギーの人は注意
  • 1日に何本も食べるような人は塩分過剰摂取の危険が
  • 添加物は国の基準をクリアしているものが使われる
  • 懸念の声や海外での規制もあるので気になる人は無添加を
  • 塩分に気を付けながら「ちょい足し」で栄養補給に

食べ過ぎは太ることよりも、塩分の過剰摂取が必要です。

日本人は多くの人が塩分の過剰摂取に陥っていることも踏まえ、食事の彩り程度で取り入れるべきでしょう。

調理済で手軽に取り入れやすく、タンパク質の補給・低糖質など体に良いメリットもあるので、上手に取り入れてくださいね。

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