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食材・料理のQ&A

タコは体に悪い?食べ過ぎはプリン体に注意?栄養成分も解説

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料理・食材
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タコ 体に悪い

【執筆者:編集部 松洋子】

タコを食べ過ぎると栄養成分プリン体の過剰摂取により関節に悪影響を及ぼすおそれがあり、体に悪いと言われています。

健康を維持するには、まずは適切な摂取量を知ることが大切ですね。

この記事では、タコを美味しく安全に食べるために以下の項目に沿って解説します。

この記事を読むとわかる!
タコ のこと

 

  • 食べ過ぎると体に悪い理由
  • プリン体の過剰摂取に注意
  • 腸炎ビブリオ菌と消化不良
  • 栄養成分を生かす食べかた

健診で尿酸値が高いと言われた人、つい食べ過ぎてしまう人はぜひ最後まで読んでくださいね。

   

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タコの食べ過ぎは体に悪い|尿酸値が高い人は注意

タコ プリン体

タコを食べ過ぎるとプリン体の過剰摂取をはじめ、消化不良による腹痛が起こる可能性があります。

タコの過剰摂取による症状
プリン体
(過剰摂取)
血液中の尿酸が高くなる
関節に炎症が起こる
消化不良 胸焼け・吐き気・腹痛
ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
尿酸値や腎機能に不安がある人は、プリン体の摂取に注意が必要です。 (※1)

タコの食べ過ぎを防ぐには、1日あたりの推奨摂取量を知っておく必要がありますね。

プリン体含有量から見た摂取量は100gが適正

タコを食べ過ぎるとプリン体の過剰摂取になり体に悪い影響があると言われていますが、通常1食分(50〜100g)程度なら問題ありません。

・プリン体の摂取量は1日400mgが目安
・タコ足1本(100g)程度が適量

タコは加熱するとプリン体が減るので、尿酸値が気になる人は「茹でる」「煮る」の調理法が適していると言われています。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
尿酸値をコントロールする食事療法は医師の正しい指導のもとおこないましょう。

タコを食べるにあたり、夏に集中的に多くなる腸炎ビブリオ食中毒についても理解しておく必要があります。

夏に発生しやすい腸炎ビブリオ食中毒に注意

タコを食べて体に悪い影響が出る原因として、腸炎ビブリオ食中毒があげられます。

腸炎ビブリオ菌は海中の泥に潜み塩水を好むので、まずは真水でしっかり洗いましょう。(※2)

腸炎ビブリオ食中毒の原因と予防法
主な原因 予防法
・生食の刺身から感染
・調理器具を通じて他の
食品を汚染(二次感染)
・真水でよく洗う
・5度以下で低温保存
・100度で数分加熱する
ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
腸炎ビブリオ菌は増殖力が強いので、刺身で食べるなら直前まで冷蔵庫で冷やしておく必要があります。心配なときは、数分茹でることも検討してくださいね。

腸内ビブリオ食中毒の潜伏期間は10〜24時間で、差し込むような激しい腹痛・下痢・嘔吐などの症状があらわれます。

2〜3日で治ると言われていますが脱水症状になるおそれもあり、状態によってはかかりつけ医に相談しましょう。

消化不良に注意|妊娠中は加熱すると安心

タコは消化管に負担をかけるので、よく噛む・胃腸が弱っているときは食べないなど注意が必要です。

消化不良を起こすと、胸焼け・吐き気・腹痛などの症状があらわれますが一時的なものであれば様子を見ましょう。

妊娠中にタコを食べるには?

妊娠中は免疫力が落ちるため、加熱して食べましょう。メチル水銀の影響については、タコは該当していないので食べても問題ないですが過剰摂取は禁物です。(※3)

食中毒や食べ過ぎに気をつければ、タコは高タンパク質・低カロリーで栄養豊富な食材と言えるでしょう。

 

タコの豊富な栄養成分|疲労回復の効能も

タコ 食べ過ぎ

タコを正しく食べると体に悪いどころか、メリットが多く生活習慣病を予防する数々の健康効果が期待できます。

タコに含まれるおもな栄養素と特徴
タンパク質 筋肉・血液を作る三大栄養素の一つ
毎日摂り続ける必要がある
タウリン 体温や血圧を一定に保つ
血中コレステロールを下げる
亜鉛 免疫機能に欠かせない
ビタミンB12 血液細胞DNAを健康に保つ
ビタミンE 強い抗酸化作用をもつ
セレニウム 活性酸素を生成し老化を防ぐ
ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
タコは脂質が少ない上に高タンパク質・低カロリーで、ビタミンB群が豊富です。タコの栄養素には嬉しいメリットが多いですが、あくまで食品です。医薬品のように、確かな効果が得られるわけではないので注意しましょう。

▼ゆでだこ

関西では、半夏生(はんげしょう)の日にタコを食べる風習があります。

半夏生の風習とは|効果的な食べかたも紹介

タコはタウリンが豊富に含まれており疲労回復に効果があることから、農作業で疲れた体を癒す期間の半夏生(はんげしょう)に食べるようになった説があります。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
タウリンやビタミンB群は水に溶けやすいので、生食用のタコならお刺身で食べるのがおすすめです。

加熱用なら鍋料理やスープ、炊き込みご飯などは栄養を余すことなく摂れますね♪

亜鉛の吸収率を高めるには?

タコに含まれる亜鉛は、ビタミンやクエン酸を多く含むレモンと一緒に摂ると吸収率が高まります。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
ビタミンEは脂溶性なので油と一緒に摂ると効果的です。タコ唐揚げにすると美味しく食べられますよ♪

▼冷凍たこ焼き

スナック感覚で食べられるたこ焼きも人気です。

その他タコの正しい保存方法や日持ちの目安などは、こちらを記事を読んでくださいね。

 

結論|タコは適量なら体に悪いわけではない

タコ のまとめ
  • 食べ過ぎるとプリン体の過剰摂取になり体に悪い
  • 1日の適量は100g程度なら大丈夫
  • 体調不良のときは生食で食べない
  • 栄養成分に富み疲労回復に効果的
  • 唐揚げはビタミンの吸収を助ける

タコは食べ過ぎると、プリン体の過剰摂取や消化不良のおそれがあり体に悪い影響を及ぼすことがあります。

夏になると多発する腸炎ビブリオ食中毒にも注意が必要で、妊娠中は加熱して食べると安心でしょう。

1日100gまでを目安とし正しい摂取量を守れば、高タンパク質・低カロリーで優れた健康効果が望めます。

刺身・鍋料理・唐揚げ・たこ焼きと多彩な料理で活躍するタコの適量を知って、美味しく健康的に食べましょう♪

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