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食材・料理のQ&A

しめじの日持ちは何週間くらい?種類によっても違いがあるの!?

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料理・食材
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先日、保育園の帰りにママ友と立ち話をしている時、しめじの日持ちについての話題が出ました。

それは「しめじには賞味期限がある?ない??」というもの。

ママA
「賞味期限がなかったら、いつまで食べられるか分かんないじゃない!」

ママB
「いやでも、確か、きのこって賞味期限書いてなかったと思うよ?」

すぐに答えが出るかと思って傍観していましたが・・・、意外にも「賞味期限はある派」と「賞味期限はない派」で意見はまっ二つに。そして最後は、女性特有の「話題が変わる」という終わり方をしたのでした。

いやいやいや! 絶対みんな結果知りたかったはずでしょ! 帰りにスーパーでしめじ探すでしょ!

ということで、私も気になってしょうがなかったので、しめじの日持ちについてとことん調べてみることにしました

  • しめじは日持ちする?保存のコツは新鮮なしめじ選びから!
  • 常温保存は基本NG!すぐ使うときには冷蔵保存を
  • 長期保存派は冷凍保存!旨味もUPで一石二鳥
  • 長期保存したい時にオススメ!アレンジ広がる干ししめじ
  • 気を付けて!傷んだシメジの見極めラインはココ!

確かにしめじって、ほかのきのこに比べて日持ちするイメージがありますよね。酸っぱいにおいがしたらさすがに食べるのはやめておこうと思いますが、少し黒ずんでいるくらいなら? 水分が減ってしなっとしているくらいなら?

・・・いったいどのくらいまでなら食べても問題ないのでしょうか?

上記のポイントにそって、保存方法や傷んでいるしめじの見分け方まで、まとめてご紹介します。

   
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しめじは日持ちする?保存のコツは新鮮なしめじ選びから!

まず、冒頭の疑問ですが、しめじに賞味期限はありません

そう、パッケージにも書いてないんですね。知っていましたか?

これは、きのこ全般が野菜や果物と同じ生鮮食品だから。つまり生ものですから、賞味期限といったものはなく、開封・未開封に限らず、買ってきたらできるだけ早く食べるように、ということなんですね。

となると、そもそもの最初から新鮮なものを選ぶのが肝心になってきますよね。新鮮なしめじにはどんな特徴があるのでしょうか。

新鮮なしめじの選び方

  • 色が濃く、かさが小ぶりで開きすぎていない
  • パックの中でばらばらにならず、ひとつにまとまっている
  • ハリがよい、弾力がある
  • パックに水滴が付いていない
  • 軸が太くて短め

かさが小ぶりの方が新鮮だったんですね! 欲張ってつい大きなものを選んでいました!これからは全体的に締まっていて、かさも小さめのものを選ぶようにします。

しめじの種類と特徴

みなさん、一口にしめじと言っても、実は種類があるって、ご存知でしたか?

しめじには主に4種類あり、それぞれに違った特徴があります

1 ヒラタケシメジ 一番最初に栽培された品種で、昔はしめじといえば「ヒラタケシメジ」のことを指していました。しかし、じつはこの品種はしめじではなく、ひらたけをしめじ状に栽培したものです。
2 ブナシメジ 次に「ヒラタケシメジ」よりもおいしい!ということで、栽培がさかんになりました。しめじではない「ヒラタケシメジ」と比べて、「本当のしめじ」という意味で「本しめじ」と呼ばれるように。
3 ホンシメジ 栽培不可能と言われていましたが、栽培に成功。紛らわしいので「ブナシメジ」は「ブナシメジ」で統一されました。
4 ハタケシメジ 主に道端や畑に生えていたことからこの名前がつきました。軸が長くかさが大きめで、シャキシャキした食感が特徴です。

・・・ややこしいですね!

ブナシメジをホンシメジと呼んでしまったがために、のちに正真正銘のホンシメジが登場したことで、どっちのことを言っているのか紛らわしくなってしまったとは・・・。

言われてみれば親戚のおばあちゃんが、ブナシメジをホンシメジと呼んでいました。土地柄かな…くらいに思っていましたが、しめじにはこんな歴史があったのですね。

では、しめじの主な種類を理解できたところで、適した保存方法について確認してみましょう。

女性にとってキノコはローカロリーで調理方法もバリエーションがあるので、ダイエットの強い味方ですよね?だけど、キノコは日持ちしないのが悩ましいところ。こちらの記事ではそんな「キノコの保存方法」を詳しく解説してるので参考にして下さいね。
参考記事きのこの日持ちはどのくらい?美味しく長持ちさせる方法を教えて!
 

常温保存は基本NG!すぐ使うときには冷蔵保存を

基本的に私の場合、しめじを買ってきたらすぐに冷蔵庫に入れ、その日のうちに使い切るようにしています。

しかし、急な予定が入ったり体調を崩して料理の予定が狂ったりすると、2〜3日そのまま…ということも。せっかく買ったしめじを無駄にしないためには、どのような保存方法が望ましいのでしょうか。

しめじの基本的な冷蔵保存方法

しめじはとにかく水分が苦手です。水分がつくと傷みはじめてしまうので、水洗いなどはせずにそのまま保存するようにしましょう。

どうしても気になる方は、キッチンペーパーなどを湿らせ軽く拭くようにしてください。

買ってきた状態のばかりのしめじは、パックや外装をはずし、石づきを取らずに新聞紙やキッチンペーパーでくるみます。そのままジップロックなどの保存袋に入れて野菜室で保存すると長持ちします。保存期間の目安は5〜7日程度です。

また、使いかけのしめじを冷蔵保存する場合にも、石づきは取らず水分は拭き取り、ラップやキッチンペーパーでくるみ、ジップロックなどの保存袋に入れて野菜室で保存します。または、タッパーなどに入れて密封保存してもよいそうです。保存期間の目安は3〜4日程度です。

しめじの種類別冷蔵保存時の賞味期限

調べてみると、種類によって、おいしく食べられる期間が違うようです。

1 ヒラタケシメジ 冷蔵保存で約2~3日間。
2 ブナシメジ 冷蔵保存で約10日間。
3 ホンシメジ 冷蔵保存で約1週間。
4 ハタケシメジ 冷蔵保存で約3日間

しめじと呼ばれる主な4種類だけでも、これだけ日持ちに幅があります。

日常で使いやすいのはやはりブナシメジのようですが、店頭に並ぶまでにも数日かかっている場合がありますので、必ず上記の「新鮮なしめじの選び方」を参考に選んでくださいね。

 

長期保存派は冷凍保存!旨味もUPで一石二鳥

冷蔵でおいしく食べられる期間内にしめじを使い切れそうにない! そんな時は思い切って冷凍保存してしまいましょう!

じつは私、きのこを冷凍するとぐちゃっとしてしまいそうで敬遠していたんです。でも冷凍する方がおいしいと知ってからは率先して冷凍するようにしています。

解凍いらずでそのまま料理に使えるので、時短にもなり、食卓を任されているママたちにはたいへんおすすめですよ♪

しめじの基本的な冷凍保存方法

しめじを冷凍する場合は、石づきを切り落とし、バラバラにしてから、冷凍専用保存袋などに入れて冷凍庫に保存します。

水洗いしないのは冷蔵保存の時と同じです。冷凍後に料理に使う時は、レンジなどで解凍すると水気と一緒にうま味が出ていってしまいますので、そのまま使いましょう保存期間の目安は2週間〜1カ月程度です。

しめじの種類別に冷凍保存時の賞味期限

調べてみると、やはり種類によって、冷凍で日持ちする期間が違うようです。

1 ヒラタケシメジ 冷凍保存で約3週間。
2 ブナシメジ 冷凍保存で約1カ月。
3 ホンシメジ 冷凍保存で約1カ月。
4 ハタケシメジ 冷凍保存で約3週間。

冷凍すると、しめじの水分が凍り細胞が壊れ、生とは違ったうま味が増します。すぐに食べられない時や、安売りをしている時は、冷凍保存を上手に使って、いつもとは違ったしめじのうま味を味わってみましょう。

もっと長期保存したい時にオススメ!アレンジ広がる干ししめじ

冷凍保存もいいけれど、干ししめじにするのもおすすめですよ。干ししいたけなら聞いたことあるけど、干ししめじもできるの?

そう思ったあなた!簡単な作り方をまとめますのでぜひ挑戦してみてくださいね。

干ししめじの作り方

石づきを切り取り、手でバラバラにほぐします。ネットやざるなどにしめじが重ならないように並べ、太陽光がよく当たる風通しのよい場所に干します。

完全に水分を抜いた状態のフルドライしめじはにするには、3〜5日干します。密閉保存袋や密閉容器に乾燥剤を入れれば、常温(冷暗所)で約1カ月ほど保存可能です。

干ししめじは長期保存に適していて、うま味だけでなく濃厚な出汁もたっぷり出てきます。炊き込みご飯などの料理にはぴったり♪

10分程度水に浸してもどしますが、この時の水に出汁が溶け出しますので、捨てずに使いましょう。

雨なども心配で自分で干すのは自信がない…という方は、乾燥ぶなしめじの市販品もありますので、利用してみてくださいね。

気をつけて!傷んだシメジの見極めラインはココ!

スーパーで購入したしめじは、2〜3日経っても意外と平気と思うこと、ありませんか?

しかし!よく見ると劣化が進んでいるサインが表れているかも!?

「傷んだしめじの見極めポイント」をしっかりチェックしましょう!

傷んだしめじの見極めポイント

おいがする場合はすぐ気づきますが、「ちょっと黒っぽくなったような」「しわしわしてきたかも」くらいだと気づきにくいですよね。

傷んだしめじを食べてしまわないよう、時間が経ってから食べる時は、必ず上記5点のすべてのポイントを確認するようにしましょう

女性にとってキノコはローカロリーで調理方法もバリエーションがあるので、ダイエットの強い味方ですよね?だけど、キノコは日持ちしないのが悩ましいところ。こちらの記事ではそんな「キノコの保存方法」を詳しく解説してるので参考にして下さいね。
参考記事きのこの日持ちはどのくらい?美味しく長持ちさせる方法を教えて!

まとめ

普段、何気なく使っているしめじですが、調べてみると奥が深くて驚きました。

最後に、要点をまとめます。

  • しめじは生鮮食品なので賞味期限がない
  • 新鮮なしめじは、まとまっていてかさが小ぶり、軸は太くて短め、水滴がついていないもの
  • しめじには、ヒラタケシメジ、ブナシメジ、ホンシメジ、ハタケシメジの4種類がある
  • 種類ごとに冷蔵保存、冷凍保存の期間が違う
  • しめじを冷凍保存すると、保存期間が延びるだけでなくうま味がアップする
  • しめじの傷み具合は、5つのポイントをチェック!

しめじは簡単に手に入り、価格もお手頃なので毎日の料理に使いやすい食材。だからこそ、気を抜いてダメにしてしまうことも…。

今後は「酸っぱいにおいがしてきた」と泣く泣く捨てることのないよう、2〜3日で使い切る時は冷蔵保存、使い切れない時は冷凍保存とルールを決めてしめじを購入したいと思います!

しめじ以外のきのこ類についても気になるという方は、「きのこの日持ちはどのくらい?美味しく長持ちさせる方法を教えて!」も参考にしてくださいね。

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