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食材・料理のQ&A

温泉卵は常温保存でOK?冷蔵庫での日持ちは?手作り・市販の違いも

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料理・食材
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温泉卵 常温

【執筆者:編集部 対島敬】

温泉卵は市販の場合、常温保存できる商品とできない商品に分かれています。

手作りの場合は市販品より日持ちしないため、冷蔵庫で保存してください。

賞味期限は常温品も要冷蔵品も1〜2週間ほどが目安ですが、手作りの場合は冷蔵庫に保存しても2〜3日ほどしか日持ちしません。

保存期間目安を大幅に過ぎたり誤った方法で保存したりすると、腐って食べられなくなるほか食中毒のリスクも高まるので注意が必要です。

この記事では温泉卵を安全に食べるために役立つ情報を、次の項目にまとめて紹介します。

この記事を読むとわかる!
温泉卵のこと

 

  • 常温保存しても食べられるのか
  • 手作りが常温保存できない理由
  • 腐って食べられないときの特徴
  • 正しい保存方法と保存期間目安

うっかり常温放置してしまい食べても大丈夫か知りたい人や、手作りしたときの日持ちが気になる人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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常温保存の温泉卵は大丈夫?市販品・手作りの場合

温泉卵 常温保存

市販品の温泉卵が常温でも大丈夫かは、商品によって異なります。

手作りの場合は常温だと傷みやすくなるので、なるべく早く食べましょう。

常温における温泉卵の賞味期限目安
市販品
(一例)
常温保存品 製造日から1~2週間ほど
(商品記載の日付までが推奨)
要冷蔵品 なるべく早く
(2時間以内の消費を推奨)
手作り

商品によって保存方法が異なるのは、原材料の鮮度や製造方法などが違うためメーカーが食品の特性に沿って開封前の適切な保存方法を決めているからです。

こちらのような常温保存品の場合、適切に保存され割れやひびがなく賞味期限内であれば、常温で問題なく食べられる可能性が高いです。

しかし、こちらのような要冷蔵品は常温に出したら、なるべく早く食べるようにしましょう。

食品衛生上で卵は調理をし始めてから2時間以内に食べるよう推奨されているので、目安にしてみてくださいね。(※1)

賞味期限は美味しく食べられる期限を表しているため、1〜2日ほど期限が切れても食べられる可能性があります。しかし基本的には保存方法を守って期限内に食べ切ることが安全に消費するポイントです。

一方、手作りは要冷蔵品と同じように常温放置はできないので、できるだけ早く食べましょう。

手作りは常温保存できない理由|食中毒のリスク

手作りの温泉卵が常温保存できない理由は、加熱温度や衛生面などに不安が残るからです。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
家庭で手作りする場合、市販品のような安全性の高い品質の温泉卵を安定して作るのは難しいですよね。

腐敗やサルモネラ菌による食中毒のリスクを下げるためにも、常温を避ける必要があります。

サルモネラ菌は、増殖しても食材の見た目や臭いに変化が起きません。サルモネラ菌が増殖した卵を食べると、発熱・腹痛・下痢などの食中毒症状が出る可能性があり、注意が必要です。(※2)

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
もし傷んでいる可能性のある温泉卵を食べて体調を崩したら、すぐに病院を受診してくださいね。

他にも安全に食べるためには食中毒を未然に予防するだけでなく、食べる前に腐っていないかきちんと確かめるようにしましょう。

温泉卵が腐るとどうなる?食べられない状態の見分け方

温泉卵が腐ると、見た目・味・臭いなどが悪くなり食べられなくなります。

腐った温泉卵の特徴
見た目
変色
白身が黄色や茶色に変化
臭い
匂い
におい
・強烈な硫黄臭
・腐敗臭
・すっぱい臭い

食感
触感など
・黄身が崩れてドロドロしている
・違和感のある酸味や苦味

何時間くらい常温放置したら腐るのかは、温度・湿度・衛生環境などによって変わるため明確に示すことはできません。

そのため、自分で食べられるかを判断する必要があります。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部

表にあるようないつもと違う特徴があらわれたら、迷わずに処分してくださいね。

また、いつ割れやひびが入ったかわからない場合も食べない方が賢明です。

通常は殻によって中身に菌が付着しないよう守られていますが、割れた部分から腐敗菌やカビ菌が侵入する可能性があります。

卵には水分や栄養が豊富に含まれ、菌にとって快適な常温に放置すると爆発的に増殖して一気に腐る可能性もあるので注意しましょう。(※3)

温泉卵や半熟卵が腐るとどうなるのかについては、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

温泉卵は正しい保存方法を守って保存期間目安内に消費すれば、安全に無駄なく食べ切れますよ。

温泉卵が日持ちする冷蔵庫保存方法と保存期間目安

温泉卵 冷蔵庫 保存

市販品は常温保存もしくは冷蔵保存のどちらかがパッケージに記載されている場合が多いため、確認してから保存してください。

手作りの場合は、前述の通り必ず冷蔵庫に入れて保存しましょう。

温泉卵の正しい保存方法と保存期間目安
保存方法 保存期間
市販品 常温保存品 ・高温多湿を避ける
・涼しい場所に保存
1〜2週間ほど
要冷蔵品 10℃以下で保存
手作り 10℃以下で保存 2〜3日ほど

温泉卵を腐敗や食中毒菌から守って日持ちさせるには、以下の2点に気をつけて保存する必要があります。

温泉卵を日持ちさせるポイント
  • 菌の増殖がゆるやかになる10℃以下で保存する
  • 菌が卵の中に侵入しないように割れやひびから守る

腐敗菌やサルモネラ菌は、10℃以下の環境では増殖がゆるやかになります。

心配であれば、常温保存品も冷蔵庫に入れると気持ち的に安心ですね。

また菌が卵の中身に侵入する入り口になるので、割れやひびが入らないよう温泉卵の取扱いには注意しましょう。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部

手作りしたら、卵が入っていたケースを再利用して保存するのもいいかもしれませんね♪

ただし手作りのものは日持ちしないため、作り置きせずに新鮮な卵で調理するのがおすすめです。

こちらのような温泉卵器を使うと、手軽に出来たてを楽しめます。

つい手が滑ってひび割れたときや賞味期限・消費期限切れになりそうな場合は、便利な方法があるのでぜひ試してみてくだい!

消費期限・賞味期限切れが近い温泉卵の活用方法

期限切れが近い温泉卵やうっかりひびが入って早めに食べなければいけない場合は、ゆで卵にして活用しましょう。

温泉卵をゆで卵にする方法
  1. 鍋に卵が浸かる程度の水に酢を少々加える
  2. 鍋の水を沸騰させる
  3. 温泉卵をおたまに乗せ静かに鍋に入れる
  4. 9分程度ゆでれば完成

実は温泉卵をゆで卵を作る要領で加熱し直すと、どろっとした白身が完全に固まります。

ただしゆで卵にしても賞味期限が伸びるわけはないので、早めに食べましょう。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
ちなみに少量加える酢にはタンパク質を固まりやすくする作用があります。殻にひびがあっても、中身が流れでるのを抑えられますよ。

ゆで卵にすれば調理の幅も広がって使いやすくなるので、おすすめです。

サンドイッチの具・ポテトサラダ・煮卵など、いろいろなバリエーションで上手に食べ切ってくださいね♪

結論 | 温泉卵は常温で大丈夫な市販品もある!手作りは冷蔵しよう

温泉卵のまとめ
  • 市販品には常温保存品と要冷蔵品の2種類がある
  • 手作りは必ず冷蔵庫で保存する
  • サルモネラ菌による食中毒に注意
  • 腐ると見た目や臭いに異変が起こって食べられない
  • 余ったらゆで卵にして使い切る

市販品の温泉卵は、常温保存できるものとできないものがあるため、パッケージに記載されている方法を確認してから保存するようにしてください。

手作りしたものは腐敗やサルモネラ菌による食中毒のリスクを減らすため、冷蔵庫で保存早めに食べましょう。

保存環境が悪かったり保存期間を大幅に過ぎてしまったりしたら、見た目や臭いに異変が起きて食べられなくなってしまします。

余った温泉卵は腐らせる前に、紹介した方法でいろんな料理にぜひ活用してくださいね。

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