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食材・料理のQ&A

煮込みハンバーグの日持ちと保存|作り置きの冷凍保存期間を解説

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料理・食材
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煮込みハンバーグ 日持ち

【執筆者:管理栄養士 浦川彩子】

煮込みハンバーグの日持ちは短く冷蔵庫でも2日程度なので、作り置きしたい場合は冷凍保存がおすすめです。

タネだけ、煮込んだ後どちらも冷凍保存可能なので、お好みの方法で冷凍しましょう。

ただ、生焼けや常温保存など調理や保存方法を誤ると、保存期間内でも食中毒の危険性があるので取り扱いに注意が必要です。

この記事を読むとわかる!
煮込みハンバーグのこと

 

  • 冷蔵庫・冷凍保存での日持ち
  • 食中毒を予防するには
  • 作り置きの冷凍保存期間と方法
  • おいしく食べるための解凍方法

みんなが大好きなハンバーグ、作り置きを冷凍しておくとお弁当や時間がない時のおかずに使えて便利ですよね♪

タネだけ冷凍すればアレンジも楽しめるので、紹介する冷凍・解凍方法を参考においしく食べきりましょう!

   

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煮込みハンバーグの冷蔵庫・冷凍保存での日持ち

煮込みハンバーグ 保存

手作りの煮込みハンバーグの日持ちは冷蔵庫で1~2日程度、冷凍保存で2週間~1ヶ月程度です。

手作り・市販の煮込みハンバーグの日持ち目安
手作り 常温 数時間
冷蔵 1~2日程度
冷凍 2週間~1ヶ月程度
市販品 常温 製造日から8ヶ月~6年程度
冷蔵 製造日から20~50日程度
冷凍 製造日から3ヶ月~1年程度
開封後 なるべく早く

市販品の中には、防災食として常温で長期保存できるものもあります。

市販品は表記された保存方法や賞味期限に従って保存しましょうね。

取り扱いを誤ると、食中毒の危険があるので注意が必要です。

生焼け・常温保存に注意!食中毒の危険

生焼けのお肉を食べると腸管出血性大腸菌、サルモネラ属菌、E型肝炎ウィルスなどの細菌やウィルスで体調を崩す危険性があります。(※1)

腸管出血性大腸菌は発熱・腹痛・下痢、サルモネラ属菌は嘔吐・腹痛・下痢、E型肝炎ウイルスは食欲不振・腹痛・褐色尿が主な症状です。

腸管出血性大腸菌とE型肝炎ウィルスは、重症化すると命に関わる場合があるので特に注意が必要です。

いずれの菌も熱により死滅するので、中心部までしっかり加熱しましょう。

 ハンバーグの中央に竹串を刺して、透明な汁が出たら火が通った目安です。濁った汁や赤い汁の場合は追加で加熱してください。

こちらの記事でも詳しく解説しています。

一方、加熱しても死滅しない場合もあるのがウェルシュ菌です。

ウェルシュ菌は人や動物の腸管などに生息し、酸素がない状態でしか発育できない菌です。熱に強い殻(芽胞)を作ると100℃1時間でも死滅しません。

主な症状は腹痛と下痢で、調理後に常温保存と再加熱を繰り返すと食中毒の原因になる危険が高いです。

作り立てを食べるのが理想ですが、帰宅時間がばらばらな家庭の場合や作り置きしたい場合は正しく保存して食中毒を防ぎましょう。

 

煮込みハンバーグの保存期間と正しい保存方法

煮込みハンバーグ 作り置き

煮込みハンバーグは冷蔵庫か冷凍保存し、冷蔵の場合はなるべく早く食べきりましょう。

煮込みハンバーグの保存期間と正しい保存方法
冷蔵
(約1~2日)
ふたつき保存容器やラップで
密閉し冷蔵庫へ
冷凍 生のタネ
(約2週間)
1.1つずつラップに包む
2.冷凍用保存袋に入れ密閉し冷凍
加熱後のタネ
(約1ヶ月)
ソースごと
(約1ヶ月)
1食分ずつタッパーまたは冷凍用
保存袋に入れ密閉し冷凍

冷凍の場合はタネだけ作り置きもできますよ。

お弁当にも!作り置きは冷凍保存がおすすめ

加熱前なら約2週間加熱後なら約1ヶ月日持ちします。

タネのみの場合はハンバーグの乾燥や酸化を防ぐため、1つずつラップに包んでから冷凍用保存袋で密閉して冷凍しましょう。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
冷凍ミニハンバーグをストックしておくとお弁当にも便利ですね♪

ソースごと冷凍する場合は、タッパーにラップを敷いてからハンバーグを入れると色やニオイが移るのを予防できますよ♪

1食分ずつジップロックに入れて保存するのもおすすめです。

冷凍する際は、おいしさを保つために意識したいコツがいくつかあります。

おいしさを保つ冷凍方法のコツ
  • ひき肉は赤身ではなく脂肪分がほどよく混ざったものを選ぶ
  • 割れるのを防ぐため成型時にしっかり空気を抜く
  • 玉ねぎは炒めておき水分を飛ばしておく
  • 金属トレーにのせて冷凍

せっかく冷凍しても、解凍したら中心がまだ冷たかった、なんてことがないように、正しく解凍しておいしく食べましょう!

解凍方法|タネだけ、ソースごと冷凍した場合

生のタネは冷蔵庫で自然解凍または電子レンジで解凍してから調理しましょう。

正しい解凍方法|タネだけ、ソースごと冷凍した場合 
生のタネ 1.冷蔵庫で自然解凍または
電子レンジの解凍モードで解凍
2.フライパンで焼き目を付ける
3.ソースを加えてふたをして煮込む
(竹串を刺して透明な汁が出るまで)
加熱後のタネ 1.凍ったままフライパンに入れる
2.ソースを加えて沸騰するまで強火
3.ふたをして弱火で5分ほど加熱
ソースごと 耐熱容器にのせ、電子レンジで加熱
(1個当たり600w1分30秒が目安)

生焼けによる食中毒を防ぐため、中までしっかり火を通しましょうね。

タネのみの場合、ソースを加えた後ふたをして蒸し焼きにするとふっくら仕上がりますよ。

 

結論|煮込みハンバーグの日持ちは冷凍保存で2~4週間

煮込みハンバーグのまとめ
  • 保存期間は冷蔵庫で翌日まで、冷凍で2~4週間程度
  • タネのみ冷凍保存も可能
  • 冷凍の日持ちは加熱前で約2週間、加熱後で約1ヶ月
  • 生焼け、常温保存は食中毒の恐れがあるので注意
  • 小分けしてから冷凍保存が便利

煮込みハンバーグを調理する際は腸管出血性大腸菌などを防ぐために、中心までしっかり火を通しましょう

調理後は常温保存せずに冷蔵庫や冷凍で保存して、ウェルシュ菌などの食中毒菌の増殖を予防しましょうね。

正しく冷凍保存すると約2~4週間の日持ちが可能なので作り置きにおすすめです。

子どもから大人まで人気がある煮込みハンバーグを正しく保存して、お弁当やアレンジなどたくさん活用しましょうね♪

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