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食材・料理のQ&A

ポトフの日持ちは何日?冷蔵庫・常温での保存期間や冷凍保存まで

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料理・食材
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ポトフ 日持ち

【執筆者:編集部 坪田八重】

ポトフは水分が多く腐りやすいためあまり日持ちしません

長時間常温保存すると食中毒の危険性も高まるため、正しい保存方法を心がけることが大切です。

今回はポトフを日持ちさせて安全に食べられるように、次の項目を調べてみました。

この記事を読むとわかる!
ポトフのこと

 

  • どれくらい日持ちする?
  • 常温保存が危険な理由
  • 危険な状態の見分け方
  • 冷蔵庫・冷凍保存のポイント

保存期間を延ばせて便利な冷凍保存ですが、中には食感が変化する食材もあるため注意しましょう。

ポトフをよく作り置きする方は、ぜひ最後までチェックしてくださいね♪

   

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ポトフの日持ちはどのくらい?常温や冷蔵庫の保存期間

ポトフ 日持ち

ポトフは傷みやすくあまり日持ちしないため、常温保存の目安は数時間程度と考えられます。

そのため作った当日に食べる場合でも、冷まして冷蔵庫に保存しましょう。(※1)

保存方法別・ポトフの日持ち期間目安
常温 調理後1~2時間以内
冷蔵庫 できるだけ翌日には食べきる
冷凍庫 2~3週間ほど

冷蔵庫に入れたとしても食べ物を腐らせる微生物の活動は止まらないため、翌日以降は傷んで異変が表れる可能性がありますよ。

このような日持ちの悪さには水分量の多さが関係しています。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
微生物は水分や栄養、温度などの条件が揃うと増殖するため、常温放置したポトフは腐りやすいと考えられますね。

このように保存期間が短いポトフでも冷凍保存すると日持ちしやすくなります。

2日以上置くなら冷凍庫がベスト!

ポトフは冷蔵保存なら翌日までが限度でも、冷凍保存すると2~3週間程度は日持ちします。

その理由は冷凍保存している間、微生物が増殖せず腐敗が進まないからです。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
食べ物を腐らせる微生物の増殖は-15℃以下の温度で止まります。

ただし腐らなくても水分が抜けたり、温度変化で品質が落ちたりする可能性が高いため、賞味期限は2~3週間以内を目安にしましょう。(※2)

冷凍しても殺菌できないため、異変があるポトフは冷凍しないでください。

ポトフを安全に食べられるように、腐ったときの見分け方も確認しておきましょう。

 

酸っぱい匂いやカビに注意!ポトフが腐るとこうなる

ポトフ 腐る

ポトフが腐ると、表面にカビが生えたり、匂いがおかしくなったりします。

腐ったときの見分け方は次の表を参考にしてください。

腐ったポトフの特徴
見た目
変色
カビが生える
臭い
匂い
におい
・腐敗臭
・発酵したような酸っぱい匂い

食感
触感など
・スープが酸っぱい
・糸を引くような粘り

このような状態のポトフには様々な微生物が増殖していると考えられます。

軽い異変なら加熱して食べる!という方もいますが、微生物が死滅しても有害な毒素は残る場合があるため基本的には食べないでください。(※3)

ほかにもウェルシュ菌のような、熱に強い微生物の繁殖が進んでいる可能性がありますよ。

加熱で死なない!食中毒の原因ウェルシュ菌に注意

加熱に強い特徴をもつウェルシュ菌は、多くの微生物が死滅する再加熱をしても生き残ります。(※4)

常温に置いている間に増殖が進みやすいため、一晩常温で寝かせる保存方法は特に危険です。

ウェルシュ菌を大量に摂取すると下痢や腹痛などの食中毒症状を引き起こす場合があります。

殺菌が難しいため正しい保存方法を心がけ、増殖させないようにしましょう。

ポトフを安全に美味しく食べきるためにも、保存方法とそのポイントを確認しておきましょう。

 

ポトフを日持ちさせる保存方法 | 冷凍保存のコツ

ポトフ 保存

ポトフを日持ちさせるには常温保存はさけてください。

夏場はもちろん気温の低い冬場でも室内は温かいため、腐る可能性が高いです。

そのため作り置きするポトフは、次の方法で冷蔵保存か冷凍保存しましょう。

ポトフの正しい保存方法
常温 不可(冬でも室温が高い場合があるため)
冷蔵 ・粗熱を取って冷蔵庫に入れる
・75℃以上の温度に温めて食べる
冷凍 ・1食分ずつ冷凍保存用袋に入れて空気を抜く
・金属製のバットに乗せて冷凍する

冷蔵庫で保存する際のポイントは食べる前に再加熱することと、すみやかに冷まして保存することです。

冷蔵庫にはすみやかに冷まして入れる!

ポトフは冷めるまでに時間をかけると、ウェルシュ菌のような微生物の増殖が進み日持ちしなくなります。(※5)

とくに気温の高い夏場は冷めるスピードが遅いため、すみやかに冷まして冷蔵や冷凍保存しましょう。

鍋ごと冷ます場合は以下の動画を参考にしてみてくださいね。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
作り置きしたポトフを少しずつ食べる場合は、1食分ずつ小分けにしておくと冷めるまでの時間を短縮できます。

冷凍保存する場合は保存用袋を使用するか、密封できる保存容器を活用して小分けにすると便利です。

電子レンジで温めて簡単に食べられる冷凍保存ですが、中にはそのまま冷凍保存しないほうが美味しい具材もありますよ。

冷凍保存が向かない食材に注意!

ポトフに入れることが多いじゃがいもは、解凍すると水分が抜けて食感が変化するため冷凍に向きません。

スカスカの食感に変わり美味しく食べられない可能性が高いため、冷凍前に食べてしまうか、取り出してマッシュしてから冷凍するなど対策を行いましょう。

じゃがいもの保存についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

結論 | ポトフは常温保存をさけて冷蔵庫で保存しよう

ポトフのまとめ
  • 常温保存では数時間しか日持ちしない可能性が高い
  • 冷蔵保存しても安全に食べられるのは翌日が目安
  • ポトフが腐ると酸っぱい匂いになったり糸を引いたりする
  • 食中毒を引き起こすウェルシュ菌が増殖する可能性がある
  • 解凍したじゃがいもは食感が変わるので冷凍する際は工夫が必要

ポトフを常温保存するとほとんど日持ちせず、食中毒を引き起こす微生物が増殖する可能性が高く危険です。

当日でも時間を空けて食べる場合は冷めたら冷蔵庫で保存し、温め直して食べましょう。

2日以上食べる予定がないなら冷凍庫での保存が向いているため、食感を損なうじゃがいもを取り除き小分けにして冷凍保存してください。

冷凍保存したポトフは品質が落ちて賞味期限切れになる前に、2~3週間を目安に食べきりましょう。

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