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食材・料理のQ&A

氷は腐るのか?賞味期限の目安と長持ちする保存方法やポイント!

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料理・食材
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氷 腐る

【執筆者:編集部 柴崎マリ】

氷は理論上腐ることはありませんが、状態の悪い水や製氷機などの影響で異臭や異物が混入する場合があります。

しかし氷は腐っても見た目ではわかりにくいので、どのような原因で腐るのかを知り、予防することが重要です。

この記事では、氷について調査してわかった以下の内容を紹介します。

この記事を読むとわかる!
のこと

 

  • 腐るとどうなるのか
  • 腐った氷ができる原因
  • 賞味期限について
  • おいしく食べるための保存方法

氷は正しく作って保存すれば、長い間美味しく食べられます。

ぜひ記事の内容を参考にして、氷を安全に楽しんでください♪

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氷が腐る原因とは?臭いや見た目の特徴と見分け方

氷 賞味期限

実は氷は理論上、腐ることはありません。

原料である水が無機物で、殺菌処理により腐敗させる細菌が含まれていないためです。

しかし状態の悪い水で作ると腐った氷ができる可能性があり、見た目や臭いに異変が生じます。

劣化・腐っている可能性がある氷の状態
見た目
変色
異物が混入
臭い
匂い
におい
カビ臭い
異臭

食感
触感など
まずい

氷に異物が混入していても、よく見ないと判別しにくいかもしれません。

また、氷は冷蔵庫の臭いが移りやすく、見た目にも大きな変化がないので安全に食べられるか判断しにくいものです。

見た目だけに頼らない判断方法や腐る原因を知って、正しく扱えるようにしましょう。

氷が腐るのは不純物・冷蔵庫の開閉・製氷機の手入れなどが原因

家庭用冷凍庫の温度はおよそ-18℃に保たれており、菌が増殖できる温度ではないので作った氷そのものは腐りません。

しかし氷を作る前の水が傷んでいると、腐った氷になってしまいます。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
低温での保存は菌の繁殖は抑えられるものの、死滅させるわけではありません。鮮度が落ちた水を使わないようにしましょう。

空気に触れた水に含まれるさまざまな不純物が、腐敗の原因になるのです。

また、冷凍庫の開閉や、製氷機のお手入れ不足などが原因で、菌が氷に付着することもあります。

糸くずのようなゴミかもしれませんが、製氷機のカビが混入している可能性もあります。

いずれにしろ異物が混入した氷は清潔ではないと考えて、捨てることをおすすめします。

氷を食べて下痢症状が出ても、腐っていたとは限りません。冷たいものを食べすぎると、腸が刺激を受けてぜん動運動(腸の内容物を押し流す動き)が活発になり過ぎてしまい、お腹が痛くなった可能性があります。

水や製氷機などに問題がなければ氷は腐りませんが、正しく保存しておかないと劣化してしまいます。

いつでも美味しい氷を楽しめるように、保存時の注意点や作り方のコツを覚えておきましょう♪

賞味期限がない氷の美味しさを維持する保存方法と作り方

氷 保存方法

氷は低温状態で保存され品質が落ちにくいため、市販品でも賞味期限の設定や表示がありません。(※1)

氷の保存方法と賞味期限
常温 適さない
冷蔵
冷凍 早めの消費を推奨
(期限表示なし)

賞味期限が記載されていなくても、冷蔵庫の開閉で菌が付着したり、品質に影響したりするので早めに使い切ることをおすすめします。

また、氷は時間が経つにつれて昇華(水分が蒸発し小さくなる)するので、小さすぎる氷は古いと判断できます。

昇華した氷は冷蔵庫の臭いが移ってまずくなっていることもあるため、捨てることを考えましょう。

ちなみに、ジェラートやアイスなどの冷凍食品も賞味期限が記載されていない商品が多くあります。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
できあがった氷を適切に保存すれば、小さくなりにくく臭い移りもしないのでおいしく味わえますよ。

氷の美味しさをキープできる保存容器の選び方

臭い移りと昇華を防ぐために、氷ができあがり次第すぐに冷凍庫対応のタッパーやジップロックなどの保存容器に詰めるのがおすすめです。

ジップロックを使った氷の保存

Cpicon 製氷皿で作った氷の保存方法♪ by *kotobuki*

ジップロックに詰めるだけ!お手軽保存です。

保存容器と一体になった製氷皿を使えば、より簡単・清潔に氷を保存できます。

ペットボトル用の細長い氷を作りつつ、密閉保存ができる商品も便利ですね!

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
氷は外気に触れない・臭いを移さないを合言葉に保存しましょう♪

さらに、水の種類にもこだわって氷を作るのもおすすめです。

水道水以外でも製氷可能!天然水や浄水などを使う注意点

家庭で氷を作る場合は、清潔な水の使用と製氷機のこまめな手入れを心がけましょう

水道水しか使えない冷蔵庫もありますが、井戸水や浄水器、ミネラルウォーターなどの天然水でも製氷できる商品もあるので取扱説明書を確認してみてください。

ただし、天然水や浄水器で作った氷は水道水よりも傷みやすいので、24時間程度を目安に製氷機の水を交換し、手入れ頻度を増やして清潔な状態を保ちましょう。

製氷機の手入れ頻度目安
水道水 水道水以外
給水タンク 週に1度 週に2度
氷のケース 3ヶ月に1度
洗える製氷皿 半年に1度
ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
自宅の冷蔵庫で水道水以外の製氷ができるのか、正確な手入れ頻度や方法を必ず確認してくださいね。
氷の中の白いものは、水に含まれるミネラルや空気などの不純物が固まったものです。コンビニやスーパーなどで買える市販の氷やブロック氷は、不純物を取り除きながらゆっくり凍らせるため、透明に近くなります。不純物といっても腐っていなければ害はありません。

結論|氷は理論上腐ることはないが製氷の環境に注意しよう

のまとめ
  • 完成した氷は理論上腐らない
  • 水や製氷機が不潔だと腐った氷ができる場合も
  • 製氷機はこまめな手入れが大切
  • 賞味期限がなくても早めの消費を
  • 昇華や臭い移りを防ぐため密封容器で保存しよう

品質の劣化が少ないとはいえ、作成環境や保存方法によっては傷んでしまう氷。

まめな手入れやちょっとした保存で質の低下を減らせるので、美味しい氷を料理やドリンクの引き立て役として活用してください♪

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