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食材・料理のQ&A

ココナッツオイルは腐るの?酸化の見分け方と賞味期限を解説!

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料理・食材
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ココナッツオイル 腐る

【執筆者:編集部 坪田八重】

ココナッツオイルが腐ることは少ないですが、保存状態が悪いとカビが生えるたり酸化が進む可能性があります。

酸化した状態で食べると体調不良を引き起こすこともあるため、食べられない状態の見分け方を知っておきましょう。

この記事を読むとわかる!
ココナッツオイルのこと

 

  • ココナッツオイルは腐る?
  • 酸化したときの見分け方
  • 賞味期限と保存方法
  • 古くなったココナッツオイルの使い方や処分する方法

この記事では余りがちなココナッツオイルを上手く消費する方法や、古くなったときに再利用する方法についても解説します。

食べきれず捨てたことがあるという方も、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね♪

   

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ココナッツオイルは酸化する?腐ることもある?

ココナッツオイル 腐る

水分が含まれないココナッツオイルが腐ることは少ないですが、カビが生えたり酸化したりする場合があります。(※1)

カビや細菌などの微生物が食べ物の水分を利用して増殖することで、食べ物を腐らせます。そのため干物や油など、含まれる水分が少ない食べ物ほど腐りにくくなります。

開封後は賞味期限が残っている場合でも食べられない可能性があるため、こちらの表を参考に異変がないか確かめてから食べましょう。

ココナッツオイルが食べられるかどうかの見分け方
食べないほうが良い 食べられる
見た目
変色
・カビが生えている
・色が濃くなった
・白く濁る
・固まっている
・黄色っぽい
匂い
臭い
におい
鼻につく匂い 香りが薄くなった

食感
触感など

開封後時間が経って香りが薄まった程度であれば、まだ食べられる可能性が高いです。

ただし不快な臭いを感じるほど酸化したものは胸焼けや食中毒のような症状を引き起こす場合があるため、食べずに再利用しましょう。

酸化したココナッツオイルは料理したときの異変でも見分けられます。

酸化したココナッツオイルの見分け方

ココナッツオイルを料理に使用した時に不快な匂いが広がったり、細かい泡が消えずに残ったときは酸化している可能性が高いです。

体調を崩すおそれがあるため、当てはまる場合は食べないようにしましょう。

ただし、ココナッツオイルの底に沈殿物が表れた状態は食べられる可能性が高いです。

沈殿物はココナッツの成分や固まりかけたもの

ココナッツオイルが固まると、底に黄色っぽい沈殿物が表れる場合があります。

溶けた状態では透明なのに黄色くなるのは、固まる際に成分のムラが生じているからです。

このような沈殿物がみられても品質に影響はないため、食べても問題ありません。

また液状の場合でも、画像のような白いもこもこしたものが表れる場合があります。

一見カビのようですが、これはココナッツオイルが固まり始めたときの特徴です。

溶けたココナッツオイルは25℃位で固まり始め、20℃以下になると完全に固まります。

カビの場合は温めても溶けずに残るため、心配な場合は湯煎して温めて確かめてみて下さいね。

ココナッツオイルの品質を落とさず美味しく食べるためにも、正しい保存方法と賞味期限について知っておきましょう。

 

ココナッツオイルの賞味期限は?日持ちの目安と保存方法

ココナッツオイル 賞味期限

ココナッツオイルの賞味期限は商品によって異なりますが、未開封であれば1年以上日持ちする場合が多いです。

賞味期限は日持ちしやすい食品に表示する、美味しさが保たれる期間のことです。消費期限の場合は安全に食べられる使用期限を表しているため、その日付を過ぎたものは食べられないと考えましょう。(※2)

ただし開封後は品質の劣化が早く進むため、2~3カ月以内に食べきりましょう。

ココナッツオイルの状況別・賞味期限目安
未開封 開封後
常温 1年6カ月ほど 2~3ヶ月ほど
冷蔵 可能
※ただし基本は常温保存で!
冷凍

ココナッツオイルはほかの植物油と同じく、常温保存が基本です。

冷蔵庫や冷凍庫に入れて保存もできますが、出し入れで結露した際に水分が入りカビが生えることにも繋がるためあまりおすすめできません。

また常温との温度差が生まれるため、酸化が進みやすくなるデメリットもありますよ。

温度変化を避ける以外にも保存のポイントがあるので、あわせて確認しておきましょう。

酸化を防ぐ保存のポイント

ココナッツオイルを酸化させないための保管方法のポイントは次の3つです。

ココナッツオイルを保存するポイント
  • 明るい場所に置かない
  • 急激な温度変化をさける
  • なるべく早めに消費

直射日光だけでなく蛍光灯の光も味を劣化させる原因に繋がるため、ココナッツオイルを使用した後は、扉棚の中のような冷暗所での保存を心がけましょう。

空気に触れると酸化が進みやすくなるため、保存容器にも注意が必要です。

隙間ができやすい容器は避け、次のような空気を通しにくいガラス容器で保存しましょう。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
空き瓶を利用するのであれば、固まってもスプーンですくい取りやすい口の広いものを選ぶと便利です。

飲み物に入れて摂ることも多いココナッツオイルも、実はさまざまな使い道があります。

賞味期限切れしても活用する方法があるので、詳細を確認して捨てずに使い切りましょう♪

 

賞味期限切れでもOK!ココナッツオイルの使い道

ココナッツオイル 消費

ココナッツオイルは飲み物に入れる使い道のほかに、サラダ油と同じように揚げ物や炒めものなどの料理でも消費できます。

ココナッツオイルの使い方
  • コーヒーやヨーグルトに入れる
  • お菓子やパンの材料にする
  • 料理に使う

甘い風味があるココナッツオイルであれは、お菓子やパンの風味付けにも役立ちますよ。

揚げ物に使う場合、ほかの種類の食用油と混ぜると吹きこぼれる可能性があります。火災の危険があるためココナッツオイルのみを使うようにしましょう。

賞味期限切れして古くなったココナッツオイルは食用に向きません。

そのため食べ物に使う以外の使い道で再利用しましょう。

古くなったココナッツオイルの使い方と捨て方

自宅で挑戦できるおすすめの再利用法は食用油で作るキャンドルです。

古くなったココナッツオイルを大量消費したいときにもおすすめなので、以下の動画を参考に挑戦してみてください。

油は石けんの材料にもなりますが、食用の油は肌に塗ることが推奨されていないためおすすめできません。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
肌トラブルを起こす危険性があるため、保湿目的で肌に塗ることも避けて下さいね。

自分で再利用できない場合は自治体の廃食用油回収へ持ち込む方法もあります。

ただし自治体によっては回収を行っていない場合や、ココナッツオイルが対象外の場合があるため、初めて持ち込む際は事前に問い合わせるようにしましょう。(※3)

家庭で処分する場合は、油凝固剤を使って固めるか新聞紙に染み込ませ、お住いの地域のゴミ出しルールにしたがって処分しましょう。

環境汚染や排水口のつまりの原因になるため、流しに直接捨てることは避けてくださいね。

結論 | ココナッツオイルは腐ることは少ない!酸化に注意して保存しよう

ココナッツオイルのまとめ
  • ココナッツオイルは腐ることは少ないが酸化やカビに注意!
  • 酸化すると鼻につく匂いがしたり濃い色に変わったりする
  • 冷蔵や冷凍もできるが基本は冷暗所で常温保存がおすすめ
  • ココナッツオイルは炒め物や揚げ物にも使える
  • キャンドルを作って再利用できる

ココナッツオイルは腐りにくい食品ですが、水分が入ってカビが生えたり、酸化して品質が悪くなったりして、食べると食中毒のような症状を引き起こす危険性があります。

ただしカビのようなものが浮いていても、湯煎にかけると消える場合は食べられる可能性が高いです。

開封後の日持ちは2~3ヶ月ほどで、温度変化が少なく光の当たらない冷暗所で保存しましょう。

賞味期限切れしたココナッツオイルはキャンドルの材料にすれば、捨てずに使い切れますよ。

 

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