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食材・料理のQ&A

ブルーチーズは腐るとどうなる?カビや変色の見分け方と保存方法

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料理・食材
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ブルーチーズ 腐る

【執筆者:編集部 宇野山萌】

ブルーチーズは腐るとカビが生える・味や臭いが変わるなどの変化が起こり、食べると体に悪い影響を及ぼす可能性があります。

しかしもともとカビが付いていてクセの強い味わいのチーズなので、まだ大丈夫なのかそれとも食べられないのか、見分けが難しいですね。

そこで、腐ったブルーチーズがどうなるかや保存方法について調べましたので、わかったことを次のようにまとめます。

この記事を読むとわかる!
ブルーチーズのこと

 

  • ブルーチーズは腐るとどうなるか
  • 食べても大丈夫な変色や変化
  • 賞味期限と開封後の日持ち・正しい保存場所や方法
  • 苦手な人にもおすすめの食べ方

腐ってるかどうかの判断基準に加え、苦手な人や美味しくないブルーチーズを食べやすくする方法も紹介しますので、長く美味しく楽しめるようになりますよ!

   
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ブルーチーズは腐ることがある!体に悪いカビの見分け方

ブルーチーズ 腐る

ブルーチーズが腐ると、カビが生えたり臭いや味に変化が起こったりしますが、状態が変わっても食べられる場合もあります

ブルーチーズが食べられるかどうかの見分け方
腐って食べられない 食べられる
見た目
変色
白・黒・ピンクなどの
ふわふわしたカビが生える
・青カビが増えた
・青カビがオレンジになった
・表面が茶色くなった
・周りに水が付いている
臭い 鼻をつくアンモニア臭 少しの刺激臭
味など 舌に強い刺激を感じる ・塩辛い
・舌が少しピリッとする

もともとカビが生えているブルーチーズだから、それ以上腐らない…というわけではないので、しっかり見極めましょう。

腐ったブルーチーズの特徴とは?臭いや味・変色で判断

ブルーチーズは保存状態や期間によって、もともとある青カビ以外のカビが発生する場合があります。

その場合、新しく生えたカビの中に体に悪いものが含まれる可能性があるので、残念ですが食べずに破棄しましょう。

特にカビ毒を産生すると、食中毒症状だけでなく蓄積して体への悪影響が出る場合があるうえ、熱に強く取り除けないので注意が必要です。

カビ毒を生成する代表的なカビ(※1)
カビの名称 色や特徴
ペニシリウム 青緑色
・チーズにも使われる
アスペルギルス 緑・青緑・黄土色・茶・黒・白など
・発がん性の強いカビ毒を生成するものがある
フザリウム 白・黄・褐色・ピンク・オレンジ・紫など
・数種類のカビ毒を生成する

これらがすべてブルーチーズで繁殖するかはわかりませんが、ふわふわの白カビのように形が違うものやピンクや赤など色が違うカビが見られる場合、食べないようにしましょう。

ブルーチーズに使われるのは「ペニシリウム・ロックフォルティ」と「ペニシリウム・グラーカム」という青カビで、毒性は低いですが人体に害のある物質を作り出します。しかし温度及び湿度を管理しておこなわれるチーズの熟成中、特殊な働きによって毒素が分解されるため、問題なく食べられます。

また、アンモニアのような強い臭いや舌に強い刺激を感じるものは、熟成が進みすぎている可能性があります。

ヨセミテ 編集部
ヨセミテ
編集部
しっかり目のクセが好みの人もいるとは思いますが、あまりに刺激が強い場合やあやしいカビがある場合は食べるのを控えましょう。

クリームチーズも腐るとカビが生えることがありますよ!詳しくはこちらの記事で解説しています。

種類の違うカビが生えた場合は食べられませんが、状態に違和感を感じても食べられる可能性があります。

腐ってる?大丈夫?変化があっても食べられる場合とは

ブルーチーズは見た目が変化しても食べられる場合があるので、状態と原因を表にまとめて紹介します。

食べられるブルーチーズと変色・変質の原因
状態 原因
青カビが増えた 熟成が進んでいる
青カビがオレンジになった 乾燥による変色
表面(断面)が茶色 メイラード反応による変色
周りに水が付いている チーズから分離した水分(ホエー)

チーズ全般にいえることですが、熟成が進むと色や味が濃くなったり臭いが強くなったりします。

ブルーチーズは特に臭いや味が強くなるので、苦手に感じる人は食べ方に工夫するといいですよ!

また塩分が強いブルーチーズは、分離して水が出る(ホエー)ことがよくあるので保存時には一工夫加えましょう。

どのように保存すればいいのか解説するので、参考にして長持ちさせてくださいね。

 

ブルーチーズの賞味期限は何日?正しい保存方法も解説

ブルーチーズ 開封後

ブルーチーズの賞味期限は製品によってさまざまですが、常温では保存できず、開封後はあまり日持ちしないので注意が必要です。

ブルーチーズの日持ち目安
未開封 開封後
常温
冷蔵 2週間~2ヶ月程度 約1週間
冷凍 約1ヶ月

気付いた時には食べられないかもしれないので、正しい保存方法も知っておきましょう。

ブルーチーズの日持ちは?開封後は短くなる?

ブルーチーズの賞味期限は商品によってかなり幅がありますが、2週間~2ヶ月程度のものが多いようです。

たとえばパピヨン社のロックフォールブルーチーズは、お届け後14日の賞味期限です。

フレンドシップ社のブルーチーズはお届け後2~3ヶ月とされています。

ほかにも小林牧場の手作リカマンブルーチーズ120日(約4ヶ月)と、非常に賞味期限が長い商品もありますよ!(※3)

正しく保存して期限内ならもちろん食べられますし、少し過ぎたからといってすぐに腐るとも限りません。

しかし開封後は1週間を目安に早く食べきりましょう。

そんなにすぐには食べきれない…とお困りなら、保存方法を工夫するといいですよ!

ブルーチーズは冷凍もできる!正しい保存方法を紹介

ブルーチーズは高温や日光に当てると油分が溶けだして劣化が進んだり、カビる原因になったりするので、常温では保存できません。

冷蔵庫もしくは冷凍庫で保存してください。

ブルーチーズの保存方法
保存場所 保存方法
冷蔵庫
(日持ち:約1週間)
1.チーズ表面の水分(ホエー)をふき取る
2.キッチンペーパーやオーブンシートで包む
3.ラップで包む
4.アルミホイルや密閉袋で包む
冷凍庫
(日持ち:約1ヶ月)
1.使いやすい大きさにカット
2.一つずつラップで包む
3.密閉袋に入れる
4.加熱調理して食べる

ブルーチーズは臭いが強いため、臭い移りを防ぐためにしっかり密封しましょう。

また、塩分の多さから水が分離しやすいため、包んでいるペーパー類は2~3日ごとに取り換えると品質を保てますよ。

ほかのチーズでも常温保存は危険です。詳しくはこちらの記事で解説しています。

上手く保存できた場合も、少し固くなったりクセが強くなったりした場合も、美味しく食べられるレシピを紹介しますね。

 

ブルーチーズの食べ方とは?苦手・固くなった場合は?

ブルーチーズ レシピ おつまみ

ブルーチーズの独特の風味が「たまらない!」という方も「少し苦手」という方も、工夫次第で美味しく食べられますよ!

ブルーチーズのおすすめの食べ方
  • ブルーチーズ好きなら:ゴルゴンゾーラパスタ
  • 苦手な人でも食べやすい:はちみつピザ
  • 固くなったり熟成しすぎたなら:オイル漬けや隠し味として

おすすめの食べ方を紹介しますね!

パスタやおつまみで!苦手な人にもおすすめのレシピ

ブルーチーズの香りや塩味をしっかり楽しむなら、定番のゴルゴンゾーラパスタがおすすめです!

おすすめのゴルゴンゾーラパスタレシピ

Cpicon 絶品!簡単!本格ゴルゴンゾーラパスタ♪ by M☆Family
材料はブルーチーズと生クリーム・ハムやベーコンだけで、手軽に作れるのも嬉しいところですね。

ブルーチーズの臭いや味が苦手な場合は、同量のバターと混ぜるナッツやドライフルーツと一緒に食べる・はちみつをかけるなどすると食べやすくなりますよ!

ブルーチーズのピザにはちみつをかければ、パーティのおつまみにもピッタリですよ♪

はちみつピザのおすすめレシピ

Cpicon ゴルゴンゾーラのはちみつピザ by mafinn
ナッツやフルーツも載せてデザート感覚で食べてもいいですね♪

ブルーチーズが固くなった時には、別の食べ方を試しましょう。

固くなってまずいブルーチーズを美味しく復活させる方法

固くなった・熟成が進んでクセが強くなったなど、そのままでは食べにくいブルーチーズもひと工夫で美味しく使えますよ!

固い・まずいブルーチーズを美味しく食べる方法
  • オイル漬けにする
  • 削ってシチューやカレーに入れる

オイル漬けはカットして瓶にいれ、チーズが浸るくらいのサラダ油やオリーブオイルで漬けるだけで作れ、1ヶ月ほど日持ちします。

冷蔵庫で2~3日置くとオイルがなじんで、固くパサパサになったブルーチーズも、しっとり美味しくなります。

削って料理に入れれば、隠し味として料理にコクや深みを加えてくれますよ♪

結論 | ブルーチーズに新たなカビが生えたら腐っている!

ブルーチーズのまとめ
  • 色や質感が違うカビが生えたものは食べられない
  • 味や臭いが強いものも要注意
  • 青カビが増えた・表面が茶色・水が出ているのはOK
  • 開封後は冷蔵庫で約1週間・冷凍で約1ヶ月保存できる
  • はちみつやドライフルーツと合わせると食べやすい

ブルーチーズはカビが生えたチーズですが、どんなカビでもOKというわけではありません。

白い綿状・ピンクなどのカビがあるものは、腐っていると考えて諦めましょう。

腐らせないために開封後は早く食べきる方がいいですが、すぐに使い切れないときは冷凍やオイル漬けにすると1ヶ月ほど日持ちします。

上手に保存すれば、日に日に変わっていくブルーチーズのいろんな味わいを楽しめるかもしれませんよ♪

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