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食材・料理のQ&A

紅茶のカビは危険!腐るとどうなる?飲めるかどうかの見分け方

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料理・食材
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紅茶の茶葉やティーバッグなどにカビが生える原因の多くは保存状態が悪いことなので、湿度や衛生面の管理を心がけましょう。

なかでもペットボトルは開封後に雑菌が繁殖しやすく、下痢や吐き気などを引き起こす可能性があるため早く飲み切るほうが安全です。

紅茶 カビ

紅茶の茶葉にゴールデンチップやシルバーチップなどが混ざっているとカビと間違えやすいため、危険な状態と見分けがつくよう次のことを調べてみました。

茶葉やティーバッグは賞味期限が長く設定されていますが、未開封で賞味期限切れしていなくても風味や味の劣化が進んでいることがあります。

カビが生えている紅茶を飲んでしまったときの対処方法も紹介していますので、ぜひ覚えておいてくださいね。

   
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紅茶にカビっぽいものは危険?飲めるかどうかの見分け方

紅茶にカビが生えると人体に有害な場合があるため、カビ臭いにおいがしたり、ふわふわした固まりができたりしている場合は飲まないほうが良いです。

ただし、茶葉に混ざっているゴールデンチップやシルバーチップはカビではないので飲んでも大丈夫ですよ。

紅茶 カビ

カビが生えた紅茶を飲んでも平気な場合もありますが、アレルギー反応を起こしたり下痢になったりする可能性もあります。(※1)

万が一飲んでしまった場合の対処法は、水分補給しながら安静に過ごすことです。

ただし体調の異変が続いたり、激しく嘔吐してしまった場合はすぐ医療機関で診察を受けてください。

カビが生えた部分を取り除いても、目に見えないサイズのカビや胞子が周辺に残っていると考えられるため飲まないでください。

紅茶の中でもカビが生えやすいのが、ペットボトルや紅茶をいれた後のティーバッグです。

実際にカビが生えた様子を確認し、見分け方の参考にしましょう。

ティーバッグやペットボトルに生えたカビの見分け方

ペットボトルの紅茶にカビが生えると、ふわふわした固まりが浮かんで来ることがあります。


開封後空気に触れたときや口をつけたときにカビの胞子が入り込み、放置している間に繁殖が進んで固まりができます。(※2)

水面だけでなく紅茶の中にクラゲのようなものが浮かんでいる場合も、カビや雑菌の繁殖が疑われるため注意しましょう。

また、ティーバッグのカビは紅茶をいれた後に放置していると生えやすいです。

このような白っぽいカビだけでなく、黒カビや青カビなども生える可能性がありますよ。

そのため紅茶をいれた後に水分を含んだティーバッグを放置するのは避けましょう。

水分を含むとカビが生えやすいのは、茶葉も同じです。

乾燥していればカビが生えることは少ないですが、保存状態が悪く水分を吸ったときにもカビが生えやすくなりますよ。

また、乾燥した茶葉でもカビが生えたように見えることもありますが、ゴールデンチップやシルバーチップの可能性があります。

ゴールデンチップは産毛がついた茶葉が発酵したもの

紅茶は緑茶と同じお茶の木の葉っぱを発酵させて作られていますが、ゴールデンチップはその中でも芯芽を紅茶にしたものです。

芯芽に生えた産毛の影響で金色がかって見えるためゴールデンチップと呼ばれています。(※3)

ちなみにシルバーチップは金色(ゴールデンチップ)になる前の乾燥した芯芽のことです。

紅茶 カビ 茶葉

ほかの茶葉と色が違ったり粉っぽく見えたりして不安に感じることがありますが、茶葉の部位の違いで現れるものなので飲んでも大丈夫ですよ。

ただし紅茶にカビが生えていなくても、腐っている可能性があります。

そのため、味や匂いが明らかにおかしい場合も注意しましょう。

 

紅茶が腐るとどうなる?カビ以外に食べたら危険な状態の見分け方

腐った紅茶には香りや質感に以下のような特徴が現れます。

腐った紅茶の変化
  • 嗅いでいられないほど臭い
  • ぬめりがある
  • 酸っぱい匂いや味がする
  • 舌がしびれるほど苦い

このような腐った特徴が現れた紅茶には雑菌が繁殖している可能性が高いため飲むと危険です。

ただし抽出時間が長すぎたり茶葉の量が多すぎたりすると、腐っていなくても苦い(渋い)と感じることがあるため間違えないように気をつけましょう。(※4)

ヨセミテ 編集部
ヨセミテ
編集部
「アッサム」や「ウバ」などもともと苦味が強い種類もあります。勘違いしないよう覚えておくと便利ですよ。

繁殖した雑菌の種類にもよりますが、腐った紅茶を飲むと下痢や腹痛などの食中毒症状を引き起こすことがあります。(※5)

症状が軽ければ水分を取りつつ様子をみて、症状が治まらなかったり酷くなったりした場合は必ず医療機関を受診しましょう。

紅茶が腐ると加熱しても毒素が残っていることがあります。(※6)

毒素を摂っても食中毒症状を引き起こす可能性があるため、再加熱して飲むことも避けてくださいね。

カビが生えやすいのと同じく、ペットボトルの紅茶は腐りやすいです。

その中でも糖分を含んだものは特に注意が必要です。

糖分を含んだペットボトルの紅茶は腐りやすい

ペットボトルの紅茶が腐る原因はカビが生えるときと同じで、直接飲むと雑菌が入るからです。

ヨセミテ 編集部
ヨセミテ
編集部
水筒にいれた紅茶も同じ理由で腐りやすいため注意しましょう。

雑菌は糖分をエサにして増加する傾向があるため、甘みのある紅茶は無糖のものに比べて食中毒の危険が高まります。(※7)

安全に飲むためにも、いちど開封したペットボトルの紅茶は正しい保存方法を心がけ放置しないようにしましょう。

紅茶 ペットボトル 腐る

紅茶は茶葉の状態でも保存状態が悪いと腐りますが、ぬめりが出たり臭くなるまで傷むことは少ないです。

ただし酸化したり風味が抜けたりして美味しくなくなることがあります。

ティーバッグや茶葉は劣化に注意

紅茶はティーバッグや茶葉の状態だと1年以上保つこともありますが、劣化すると見た目や味に変化が現れます。

劣化した紅茶の特徴
  • 茶葉の色が黒ずんでいる
  • 渋みや酸味が強くなる
  • 風味が落ちる

カビが生えたり傷んでいたりしなければ飲めますが、新鮮な紅茶と同じような風味は感じられなくなります。

開封後は特に劣化しやすくなりダニが発生することもあるので、保存方法に注意し早めに消費しましょう。

紅茶 茶葉 腐る

また、未開封でも賞味期限切れした古い紅茶も味が落ちている可能性が高いです。(※8)

味が落ちたらもとに戻せないため、賞味期限切れには注意してくださいね。

カビが生えたり鮮度が落ちたりしないように、紅茶の正しい保存方法を実践してみましょう。

 

紅茶をカビさせない対策は?劣化を防ぐ保存方法

紅茶の保存方法の基本は、湿度を保ち、空気に触れないように管理することです。

乾燥した茶葉は周辺のにおいを吸着するため、保存状態が悪いと未開封で賞味期限切れしていなくても風味が悪くなることがありますよ。

紅茶 カビ 保存方法

まずは賞味期限まで紅茶を美味しく保つための保存方法と注意点を確認してみましょう。

賞味期限まで紅茶の劣化を防ぐ保存方法

紅茶の茶葉やティーバッグは開封前と開封済みのどちらも、匂い移りを防ぐため強い匂いのものは遠ざけて保存してください。(※9)

またパッケージの材質によっては、高温多湿や直射日光が当たる場所に長く置くと劣化することがあります。

そのため、保存方法が書いてない茶葉でも冷暗所での保存がおすすめです。

冷蔵庫は食品の匂いが移ったり、温度差で結露したりするため茶葉やティーバッグの保存には向きません。

ペットボトルの紅茶の場合、基本的にはパッケージに記載されている方法で保存しましょう。

パッケージを捨てて保存方法が確認できない場合は、直射日光の当たらない涼しい場所での保存をおすすめします。

そして、開封後の茶葉は空気に触れないように保存しましょう。

開封後の紅茶の保存方法

開封後の茶葉の保存にはティーキャディ(缶)か、次のようなアルミパックを使用します。

アルミは光を遮り、空気を通しにくいため劣化しにくくなります。

ティーキャディで保存するときは、アルミパックで密封してから中に入れましょう。(※10)

茶葉を直接入れると空気に触れる面積が増え、劣化しやすくなりますよ。

また紅茶のティーバッグは個包装になっていることが多いですが、紙や透明なビニールに包まれたものは空気を通すため劣化しやすいです。

そのため空気を通しにくい素材でなければ、茶葉と同じくアルミパックにいれて保存しましょう。

ティーバッグ 賞味期限 開封後

ペットボトルの開封後はできるだけ冷蔵保存することで腐りにくくなります。

ただし、冷蔵保存していても2~3日以内に飲みきるようにしましょう。(※11)

口をつけて飲んだ場合はより腐りやすくなるため、8時間を目安になるべく早めに飲み切ることをおすすめします。

結論|紅茶はカビに注意して早めに飲もう

紅茶にカビが生えるとふわふわしたものが浮かんできたり、カビ臭くなったりします。

また腐って酸っぱい匂いがすることもあり、どちらの場合も下痢や吐き気など有害な症状が出る可能性があるため飲むのは危険です。

特にペットボトルの紅茶は腐りやすいので、開封後は長くても3日以内に、口をつけて飲んだときは8時間以内を目安に早めに飲み切りましょう。

茶葉やティーバッグもカビが生えたり味が劣化したりするため、匂いが強いものの近くに置かず、冷暗所で密封して保存しましょう。

 

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