PR
スポンサーリンク
食材・料理のQ&A

焼き芋の温め直し方はレンジ・トースター?しっとりねっとり復活させる方法は

スポンサーリンク
料理・食材
スポンサーリンク

【監修者:管理栄養士 佐藤久美】

焼き芋の温め直しには電子レンジやトースターが便利ですが、他にもしっとり・ねっとりと温め直しできる方法があります。

オーブンやフライパンなども上手く活用すれば、焼き立ての味を楽しめますよ。

焼き芋 温め直し

レンジやトースターで焼き芋を温め直すときに、パサパサしたりべちゃべちゃになったりして残念な思いをしたことのある人は多いのではないでしょうか。

冷めた焼き芋を温め直すポイントをおさえれば、しっとりホクホクした食感に復活させられますよ。

今回は食べきれなかった焼き芋が冷めたときに活用したい、美味しい温め直し方などをご紹介します。

レンジやトースターでは、どのくらいの温度で何分加熱したら失敗しないのかが気になりますよね。

パサパサせずにしっとりとした仕上がりになる温め方を詳しくご説明しますよ。

余っている焼き芋をそのまま食べる以外に、冷凍やおやつなどにアレンジして美味しく食べられるおすすめレシピもご紹介するのでぜひ参考にしてみてくださいね!

 

記事監修者・管理栄養士・佐藤久美先生記事監修・佐藤久美先生
管理栄養士・栄養士
管理栄養士/ 2児の母。自身が長距離選手だった時に栄養の大切さを実感し、栄養学を志す。管理栄養士、登録販売者健康運動指導士としてドラッグストアに10年以上勤務し、健康相談や個別ダイエット指導、フレイル予防の運動指導を実施。栄養講座の講師などを経て、現在はフリーランスの管理栄養士として、特定保健指導を軸に記事執筆、監修やレシピ作成に携わっている。

スポンサーリンク

焼き芋の温め直し方|レンジ・トースターでしっとりねっとりが復活

焼き芋を温め直すときは、電子レンジやトースターを上手く使えば焼きたてのようなしっとり・ねっとり感が復活します。

焼き芋 温め直し ねっとり

普通にラップに包んでレンジでチンしたり、そのままトースターで温める人は多いと思いますが、実はこの方法はNGです。

そこでスーパーで買ってきた焼き芋を、翌日も美味しく食べられるおすすめの温め直し方をご紹介します。

使用するさつまいもの大きさは中くらい程度(約200g)のものを目安としています。何分焼くなどの加熱時間は大きさや太さによって変わるので、様子を見ながら調整してくださいね。

電子レンジはラップなしでホクホクに

焼き芋の温め方として、電子レンジは最も早く便利な方法です。

焼き芋 温め直し レンジ

電子レンジは短時間で温まるので手っ取り早い方法ですが、ラップに包んでしまうと水分が放出されずに、水っぽくべちゃっとした仕上がりになってしまいます。

温め直すときにはラップはしない方がある程度の水分が飛んで、しっとり・ホクホクになりますよ。

電子レンジを使った温め直し方

ラップをせずに焼き芋を電子レンジに入れ、600Wで2分半ほど加熱し、様子を見て温まっていなければ追加で30秒ずつ加熱する。(小さめの場合は2分程度から様子を見てください。)

また、焼き芋やふかし芋をレンジで再加熱してパサパサになるのは、加熱時間が長く水分を飛ばし過ぎてしまっていることが原因なので、大きさによって加熱時間を調節しましょう。

温めすぎるとパサパサを通り越して爆発することもあるようですね。特にラップをしている場合は危険です。

高温で長時間加熱をすると焦げて発火の原因になるので、高温(700W以上)で6分間以上の加熱は避け、加熱中は目を離さないように注意してください。(※1)

紅あずまなどホクホク系焼き芋の温め直しには電子レンジが便利ですが、安納芋のように蜜が多くしっとり・ねっとりしたさつまいもの場合はトースターが適しています。

トースターはしっとり・ねっとり、香ばしい仕上がり

トースターを使うと、全体の水分が飛びやすい電子レンジと比べて、しっとり・ねっとりした食感を活かした温め方ができます。

焼き芋 トースター 温め直し

焼き芋をトースターで温めるときにアルミホイルなしだと皮が焦げてしまいますが、逆にアルミホイルで包むだけだとパサパサになることもあります。

焦げやパサパサを防ぐには、濡らしたキッチンペーパーで包んでからアルミホイルで全体を巻くと、じっくり温まる上に表面の水分でしっとり感が保たれますよ。

トースターで時間をかけると、このように美味しく出来上がるようですね!

トースターを使った温め直し方
  1. 焼き芋を水で濡らしたキッチンペーパーで包み、ペーパーが隠れるようにアルミホイルで全体を覆う。
  2. 200度のトースターで6分程度焼き、そのまま10分ほど置いて余熱をとる。
  3. 皮をこんがりさせたい場合は、加熱後にアルミホイルとペーパーを外して1~2分ほど焼く。

トースターの温度はできるだけ低温でじっくり焼くことで、水分を損なわずにしっとり感を維持して中まで火が通ります。

しかし、トースターだけだと中まで火が通りにくかったり、電子レンジだけだと香ばしさが足りないという難点も・・・そんなときは電子レンジとトースターの合わせ技がおすすめ!

レンジとトースターのダブル使いで焼き立ての味!

電子レンジトースターの両方を活用すれば、中がホクホクして外がこんがり香ばしい仕上がりになります。

短時間で中まで加熱できる電子レンジと、直火で香ばしく焼けるトースターのいいとこどりの方法は、焼きたてのような味を最も簡単に再現できますよ。

電子レンジ&トースターでの温め直し方
  1. ラップをせずに焼き芋を600Wの電子レンジで2分半ほど加熱し、温まりが足りなければ30秒ずつ追加で加熱する。
    (小さめの場合は2分程度で様子を見てください)
  2. トースターにそのまま入れて200度で表面を1~2分焼く。

電子レンジやトースターで焼き芋を温め直す方法をご紹介しましたが、ほかにもしっとりホクホクに温め直せる方法があるので確認してみましょう!

焼き芋の温め直し方|フライパン・オーブン・グリルや炊飯器も

焼き芋を温め直すにはレンジやトースター以外に、オーブンやフライパンも活用できます。

そのほか低温でじっくり調理できる炊飯器を使えば、とっても簡単に甘くしっとりした焼き芋作りもできますよ。

オーブンはムラなし加熱でしっとり食感を再現!

焼き芋の温め直しには、オーブンを使うとしっとり・ねっとりとした食感を再現できるのでおすすめです。

電子レンジやトースターは加熱にムラが出やすいですが、オーブンは4方向から熱を当てて全体を均一に加熱できるため、厚みのあるさつまいもでもムラなくじっくり温められます。(※2)

オーブンを使った温め直し方
  1. 焼き芋をアルミホイルで包み、余熱なし180度で10分程度焼く。
  2. そのまま庫内で10分ほど置いて余熱で火を通す。

余熱なしで低めの温度からじっくりあたためると、外側がパサパサにならず中までしっとりしますよ。

ヘルシオやビストロなどに付いているオーブンのスチーム機能を使うと、水分が飛ばずにしっとりするのでおすすめですよ。

またオーブン以外に、全体的に加熱ができる魚焼きグリルも利用できます。

魚焼きグリルで中までしっとり香ばしく

魚焼きグリルを使って温め直すと、トースターのように焼き立ての香ばしさを引き出せます。

焼き芋 温め直し 魚焼きグリル

両面焼きグリルの場合は直火以外にもオーブンのように対流熱で全体的に温められるので、トースターよりも中まで火が通りやすくなりますよ。(※3)

魚焼きグリルを使った温め直し方
  1. キッチンペーパーを濡らしてから焼き芋を包み、ペーパーが隠れるようにアルミホイルで全体を覆う。
  2. 魚焼きグリルに入れて弱めの中火で6分程度焼き、そのまま10分ほど置く。(片面焼きの場合は途中で裏返してください)
  3. 皮をこんがりさせたい場合は、加熱後にアルミホイルとペーパーを外して1~2分ほど焼く。

グリルやオーブンがないという方は、フライパンでも温め直すことができます。

フライパンやストーブでじっくりホクホクな仕上がりに

フライパンでも温め直しが可能ですが、下の部分に直接熱があたるため時々回転させながらまんべんなく加熱しましょう。

フライパンを使った温め直し方
  1. 焼き芋を水で濡らしたキッチンペーパーで包み、ペーパーが隠れるようにアルミホイルで全体を覆う。
  2. フライパンに入れて蓋をし、弱火で5分ずつ回転させながら全面を15~20分程度焼く。

ご家庭にストーブがある場合は、フライパンと同じ方法でストーブの上にのせ、時々転がしながら温めると美味しく焼き芋を温められますよ。

さらに、焼き芋を一から作る場合は炊飯器が活躍します。

炊飯器はさつまいもからの焼き芋作りに便利

炊飯器は温め直しというよりも、生のさつまいもから焼き芋(ふかし芋)を作るのに適しています。

焼き芋 温め直し 炊飯器

しっとり・ねっとりした焼き芋を作るには、低温でじっくり加熱してでんぷんを糖化させ、甘味を増やすことがポイントです。(※4)

炊飯器の玄米モードで炊くと、ゆっくり加熱されてさつまいもの甘さが引き出されますよ。(※5)

炊飯器で焼き芋を作る方法
  1. 炊飯釜に入る大きさに切ったさつまいもを釜に入れ、水100mlを加えて玄米モードで炊く。
  2. 表面をこんがりさせたい場合は、トースターで1~2分焼く。

焼き芋はレンジやトースター以外でも温め直せる方法があることが分かりました。

また冷めた焼き芋をただ温めるだけでなく、ほかの料理にアレンジもできるので、詳しいレシピをご紹介していきます!

余った焼き芋も美味しく食べる!アレンジレシピを紹介

余ってしまった焼き芋は温め直して食べる以外にも、アレンジしてさらに美味しく食べられる方法があります。

管理栄養士 佐藤久美
管理栄養士
佐藤久美
直接口をつけた焼き芋は傷みやすいので、当日中に食べきるようにしましょう。食べきれない分はあらかじめ取り分けておくと良いでしょう。

さっそく冷凍焼き芋や干し芋など、焼き芋で作れるアレンジレシピをご紹介しますね!

冷凍焼き芋は美味しさそのまま、腸活にも!

余ってしまった焼き芋は、冷凍することで美味しさを保つだけでなく、美容にもメリットをもたらします。

冷凍焼き芋 温め方

さつまいもに含まれるでんぷんは、一度加熱された後に冷えることで食物繊維のようなはたらきをするレジスタントスターチになるので、腸内環境を整えるのに役立ちます。(※6)

管理栄養士 佐藤久美
管理栄養士
佐藤久美
さつまいもを再加熱すると、レジスタントスターチはエネルギー源となるでんぷんに戻ってしまいます。レジスタントスターチのはたらきを期待するには冷えたさつまいもを食べると良いでしょう。

そして冷凍焼き芋の良いところは、凍ったまま食べてもとろっとしたアイスのように食べられるところです。作り方は冷凍するだけなので簡単ですよ。

参考レシピ

Cpicon 極簡単!!冷凍★焼き芋アイス by ★ぁねえ★

 

食べる時は常温に30分ほど置いて半解凍するとクリーミーな味わいに。

アイスには、シルクスイートなどのねっとり系の品種を使うとより滑らかな舌触りになりますよ。

そのほか安納芋もねっとり系さつまいもの代表格です。

冷凍焼き芋の温め方は、600Wの電子レンジで4分半程度加熱して、様子を見ながら30秒ずつ追加で調節してください。

そのほか冷凍焼き芋は、スイートポテトにもアレンジできますよ!

トースターで作れる簡単スイートポテト

冷凍焼き芋を美味しく食べるアレンジとして、トースターで作るスイートポテトが簡単です。

冷凍 焼き芋 温め方 トースター

冷凍した焼き芋を潰して焼くだけで、裏ごししなくても滑らかになります。香ばしく焼けてクリーミーな食感はやみつきになる美味しさです。

参考レシピ

Cpicon 砂糖ゼロ♪冷凍焼き芋で簡単スイートポテト by りこ食堂

 

材料はたったの4つで砂糖不使用!トースターで簡単に作れて、焼き芋の甘さだけのヘルシーなおやつです。

冷凍以外にも、冷めた焼き芋のアレンジとしては干し芋にする方法も。

冷めた焼き芋はオーブンで焼くだけで干し芋に

余ってしまって冷めた焼き芋や冷凍焼き芋をアレンジするには、オーブンで作る干し芋がおすすめです。

冷めた焼き芋 アレンジ

薄く切ってオーブンで焼くだけなので手軽に作れて、焼き芋とは違った味を楽しめます。

参考レシピ

Cpicon 【時短】自家製♪干し芋をオーブンで! by ゆり子♡ママレシピ

 

天日干ししなくてもオーブンで失敗せずに作れる干し芋のレシピ。調味料を使わず、さつまいもだけの自然な味わいです。

余ってしまった焼き芋は、冷凍やおやつなどにアレンジして美味しく食べてくださいね!

管理栄養士 佐藤久美
管理栄養士
佐藤久美
余ってしまった焼き芋は薄く切ってから冷凍すると、必要な時簡単に干し芋を作ることができるのでおすすめです。

結論|焼き芋は上手に温め直して食べよう

焼き芋の温め直しで便利な電子レンジやトースターは、正しい方法で加熱することでしっとり・ねっとりした食感を復活させられます。

短時間でホクホクした仕上がりにしたい場合は電子レンジが便利で、じっくりと加熱してしっとりさせたい場合はトースターオーブンがおすすめです。

焼きたての焼き芋のように表面をこんがり焼きたい場合はトースターグリルが役立ち、生のさつまいもからしっとり甘い焼き芋を作るには炊飯器も便利ですよ。

冷めた焼き芋は冷凍したりアレンジすることも可能なので、余った焼き芋に困った時はこれらの方法を参考にして美味しく食べてくださいね。

 

▲目次へ戻る

 

タイトルとURLをコピーしました