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食材・料理のQ&A

みかんを食べ過ぎると何が起こる?下痢や腹痛、黄色化リスクとは

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料理・食材
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私は子供の頃からみかんが大好きなのですが、食べ過ぎのせいで手が黄色いとよく言われていました。

迷信だろうと気にしていなかったのですが、私と同じくみかんが大好きな娘の手が黄色い気がして、途端に気になるように…。

果たして、みかんを食べ過ぎると肌が黄色くなるというのは本当なのでしょうか?

黄色くなるだけでなく、みかんの食べ過ぎは身体に悪いのかなども気になります。

そこで、みかんの食べ過ぎによるデメリットや、何個食べるのが適量なのかを調べてみました。

 

  • みかんを食べ過ぎると肌が黄色くなるのか
  • 食べ過ぎるとどんな健康被害が考えられるのか
  • みかんの食べ過ぎは太る原因になるのか
  • 1日何個くらいのみかんが適量なのか
  • みかんの栄養効果は?

 

調べてみると、みかんを食べ過ぎると下痢や腹痛をおこす場合があるようです。

これは何故なのか、原因と合わせて解説します。

また、ヘルシーなイメージがあるみかんですが、果糖が含まれているので太るのでは?とも思いますよね。

特に妊娠中など、体重のコントロールや血糖値に気を付けなければならないので、どれだけ食べてもいいのか気になります。

みかんでも食べ過ぎると太るのか、何個以上だと食べ過ぎになるのかも調べてみました。

子供のおやつには何個くらいがいいのかも、わかるようになりますよ。

みかんの食べ過ぎによるデメリットだけでなく、栄養面の効果も解説するので、ぜひご確認ください!

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みかんを食べ過ぎると肌が黄色くなる?下痢・腹痛・柑皮症などのリスクとは

まずは、みかんを食べ過ぎると肌が黄色くなるのかですが、これは本当です。

柑皮症(かんぴしょう)と呼ばれる症状で、顔や手のひら、足の裏などが黄色くなります。

そのほか、みかんの食べ過ぎによる影響をまとめてみました。

 

みかんの食べ過ぎによるデメリット

  • 柑皮症で肌の色が黄色くなる
  • 下痢や腹痛、胃痛、吐き気をもよおす
  • 口内炎や歯を溶かす

 

なぜこのようなデメリットがあるのか、原因を詳しく解説していきます。

 

みかんを食べ過ぎると身体に悪影響があるのはなぜ?

みかんに限らず、一つの食品を食べ過ぎるのは良くないと言われていますよね。

みかんの場合はどんな影響があるのかを、詳しく解説していきます。

 

顔や手足の皮膚が黄色くなる

柑皮症(かんぴしょう)と呼ばれるこの症状は、みかんに含まれるβカロテンやβクリプトキサンチンが原因です。

みかんを食べ過ぎると、これらの栄養素が手や足などの皮膚に色素沈着して黄色くなりますが、身体に悪い病気ではありません。

手が黄色いかどうかは、他の人と比べるとわかりやすいです。

手足だけでなく、顔が黄色くなる場合もあるようです。

柑皮症になってしまっても、βカロテンを含む食品を控えると自然に元に戻るので、安心してくださいね。

βカロテンは、カボチャやにんじん、野菜ジュースやオレンジジュースなどにも含まれるので、これらも摂り過ぎないよう注意です。

 

黄疸(おうだん)との違いは?

肌が黄色くなる病気と言えば、赤ちゃんによく見られる黄疸の症状と同じです。

特に子供の場合は、黄疸かどうか心配になるかもしれません。

黄疸か柑皮症なのかは、目の色で見分けることができます。

白目の部分が黄色ければ黄疸、白目が白いままであれば柑皮症です。

 

人前ではちょっと恥ずかしいので、気を付けましょう!

それでは次に、胃腸への影響を解説します。

 

下痢や腹痛を起こす

みかんを食べ過ぎると、下痢や腹痛、胃痛、嘔吐などを起こすことがあります。

考えられる原因はこちらです。

 

下痢や腹痛を起こす原因

  • 食物繊維の摂り過ぎ
  • ビタミンCの摂り過ぎ
  • 胃酸過多

 

みかんには食物繊維が豊富に含まれており、便秘の解消にとても効果的です。

しかし食物繊維は食べ過ぎると、消化不良を起こし、下痢や腹痛を起こすことがあるのです。

また、ビタミンCはニキビや肌荒れ予防に効くのですが、過剰に摂取すると肝臓に負担がかかり、下痢を引き起こします。

そしてみかんなどの柑橘系は胃酸の分泌を促す作用があるため、食べ過ぎると胃痛や吐き気をもよおすことがあります。

特に胃腸の調子が悪い時は、みかんは控えた方が良いです。

私は妊娠中のつわりの時期にオレンジジュースを飲んだところ、吐いて吐いて大変な思いをしたことがあります。

みかんを食べ過ぎると胃腸の調子が悪くなり、おならが出るという人もいるようです…。

続いて、口腔内への影響を説明します。

 

口内炎や歯が溶ける可能性も

強い酸性の食べ物を食べたり飲んだりすると、酸蝕歯(さんしょくし)という、酸によって歯が溶けるリスクがあります。

みかんはクエン酸が含まれている酸性の果物なので、食べ過ぎると酸蝕歯になる可能性があります。

また、酸が口腔内で炎症を起こすと、口内炎になることも考えられます。

 

舌に影響がある場合は

みかんを食べてがピリピリする場合は、口腔アレルギー症候群の可能性があります。

果物を食べて起こす可能性があるアレルギーです。

続くようであれば、病院でアレルギー検査などを受けることもできます。

 

そのほか、みかんに含まれているカリウムは、身体の塩分(ナトリウム)を尿と一緒に排出します。

身体の熱や水分を外に逃がすので、むくみの解消になりますが、食べ過ぎると頻尿になってトイレが近くなるかもしれません。

このようにみかんを食べ過ぎても、死亡するなどの深刻な事態にはなりません。

しかし、食べ過ぎは健康被害を起こすこともありますし、また特に女性にとっては、太るかどうかも気になるポイントですよね。

そこで、みかんを食べ過ぎると太るのか調べてみました。

みかんの食べ過ぎは太る原因になる?妊娠中など糖尿病にも注意!

みかんの食べ過ぎで、「お腹痛い」「気持ち悪い」などの健康被害があるのかはわかりましたが、ダイエット的にはどうなのでしょうか。

私にはあまりみかんを食べて太るというイメージはないのですが、みかんは太るという意見もあるようです。

そこで、みかんは果たして太るのか、みかんのカロリーや糖質を確認してみました。

 

みかんのカロリーは高くないが、食べ過ぎるのは危険

みかんのカロリーや糖質が高いのかどうかわかりやすいように、他の果物やご飯と比較してみました。

 

みかんや他の果物のカロリー
果物 カロリー(100gあたり) 糖質(100gあたり)
みかん(約1個) 46kcal 11.2g
バナナ(約1本) 86kcal 21.4g
りんご(約2/5個) 61kcal 14.12g
白米(約茶碗2/3杯) 168kcal 36.8g

 

この通り、果物全般と同じく、みかんのカロリーは多いわけではありません

しかも血糖値の上がりにくいGI値の低い食べ物なので、ダイエット時にも食べて大丈夫のように思えます。

ではなぜ、みかんは太ると言われるのかというと、満腹感を得にくいため食べ過ぎることが原因の1つのようです。

 

みかんが太ると言われる原因

  • 満腹感を得にくく、食べ過ぎる
  • 中性脂肪に変わりやすい果糖が含まれている

 

みかんは85%が水分なので、とても吸収が良く、腹持ちが悪いです。

その結果、つい食べ過ぎたり、物足りなくて他の食べ物を食べてしまうことがあります。

しかも、みかんなどの果物には、中性脂肪に変わりやすい果糖が多く含まれているので、食べ過ぎると糖分の摂り過ぎになります。

小さいみかんを10個食べると、なんとショートケーキ1つ分の糖分に匹敵するそうですよ。

実際、毎日みかんを10~15個と食べ過ぎて、糖尿病になってしまった例もあるくらいです。

特に妊娠中などは胃腸の調子も崩しやすいですし、糖尿病になると難産になりやすく、妊娠高血圧などを引き起こす可能性もあります。

ヘルシーなイメージがあるみかんでも、食べ過ぎには注意が必要ということですね。

ただし、食べ過ぎなければみかんで太ることは考えにくく、糖尿病になるリスクが高いとも思えません。

 

みかんの栄養素は、本記事の後半で詳しくご紹介しています。
↓ ↓ ↓ ↓
みかんの驚くべき栄養や効能!健康効果を高める食べ方も教えます

 

つまり、みかんは適量を食べることが大切ですね。

では、1日何個ぐらいまでなら食べても問題ないのかも、きちんと確認しておきましょう。

 

野菜ジュースが太るのかどうかは、こちらから知ることができます!
↓ ↓ ↓ ↓
野菜ジュースは太るのか?糖質オフや砂糖不使用の効果や飲み方のコツ!

 

みかんを食べる個数は1日何個まで?大人や子供の適量はこのくらい

みかんは1日何個までであれば、食べ過ぎにはならないのでしょうか?

食べる量の目安として、先ほどご紹介した糖質量で考えてみたいと思います。

 

みかん3個(約300g)の糖質量 → 33.6g(100gあたり11.2g)

ご飯茶碗2/3杯くらいの糖質量 → 36.8g

 

この通り、みかん3個でご飯茶碗2/3杯分なので、これ以上食べるのは食べ過ぎなように感じます。

また、成人に必要なビタミンCの量は、1日で約100mgなのですが、みかん1個には35mgものビタミンCが含まれています。

つまり、1日3個くらいのみかんであれば、ダイエット的にも栄養的にもちょうどいいと考えられますね。

 

1日で食べる適切なみかんの個数

  • 3歳以上の子供~大人 → 2~3
  • 2歳までの幼児 → 1
  • 赤ちゃんなどの乳児 → 半分

 

1歳児や2歳児くらいまでの幼児は、大人の半分量が目安とされているので、みかんの個数は1個までが安心です。

また、赤ちゃんの離乳食にもみかんは使えますが、りんごやバナナなどよりは胃腸に負担がかかるので、量は少なめにしましょう。

特に幼児は、食べ過ぎると下痢をしやすいので気を付けてくださいね。

大人でも、食べ過ぎると先ほどご紹介したようにお腹を壊すことがありますよ。

さすがに、みかん12個は食べ過ぎかもしれません…。

手が黄色くなっちゃいますね。

また、ビタミンCを多く摂るためにいっぱい食べよう!と思っても、摂り過ぎたビタミンCは体外に排出されてしまいます。

単純にお腹を壊す危険が高くなるので、みかんの食べ過ぎには気を付けましょうね。

それでは最後に、ビタミンCを代表とするみかんの栄養素について、詳しく解説していきます。

みかんの驚くべき栄養や効能!健康効果を高める食べ方も教えます

みかんにはよく知られているビタミンCのほかにも、実は様々な栄養素が含まれています。

 

みかんに含まれている栄養素とその効能
栄養素 効能
ビタミンC 抗酸化作用(アンチエイジング)、美肌、風邪の予防、悪玉コレステロールの抑制など
βクリプトキサンチン 抗酸化作用、骨粗しょう症の予防、糖尿病の予防、発ガン性抑制
カリウム むくみの解消、高血圧の予防
クエン酸 疲労回復
食物繊維 便秘の解消、腸内環境の改善

 

このほかにも、肌を保湿するセラミドや、妊婦に重要な栄養素である葉酸など、みかんには豊富な栄養素が含まれています。

特に、柑皮症の原因にもなる「βクリプトキサンチン」は、骨粗しょう症やガンを抑制する効果が認められています。

また、糖尿病を抑制する働きもあるので、食べ過ぎなければ、むしろ糖尿病を防ぐ効果が期待できます。

このβクリプトキサンチンは、甘いみかんに豊富に含まれているので、なるべく甘いみかんを選ぶようにしましょう。

 

甘いみかんの見分け方

  • 皮のオレンジ色が濃い
  • 皮のキメが細かい
  • ヘタが黄色っぽい
  • みかんのサイズが小ぶりで、ずっしりと重い
  • の切り口が細い

※枝の輪のこと

 

最後の枝の輪の切り口が細いかどうかは、枝がついていないとわかりませんね。

枝がついていなくても、皮の状態などをよく見て、なるべく小ぶりで重みのあるものを選ぶと良いですよ。

また、みかんの薄皮にもビタミンCや食物繊維などの栄養が含まれているので、薄皮ごと食べるようにしてください。

 

みかんの食べ方のポイント

  • なるべく甘いものを選ぶ
  • ごと食べる
  • 1日3個まで

 

みかんは適量であれば、健康にも美容にも良い果物なので、食べ過ぎないように注意してくださいね!

みかんに限らず、様々な食品で栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

まとめ

みかんを食べ過ぎると手足が黄色くなるのか、どんなデメリットがあるのかを解説してきました。

ポイントをまとめます。

 

  • みかんを食べ過ぎると、柑皮症という肌が黄色くなる症状が出る
  • 下痢や胃痛を引き起こしたり、に悪影響があることもある
  • みかんは太りやすくはないが、食べ過ぎるカロリーオーバーになる
  • みかんは1日3個までが適量
  • みかんにはビタミンCなどの栄養素が豊富で、健康にも美容にも効果的
  • みかんはなるべく甘いのを、皮ごと食べるようにする

 

みかんを食べ過ぎると黄色くなるというのは、冗談かと思っていましたが、本当だったんですね!

適量は1日3個までのようですが、余裕で5個以上食べていた気がします…。

そして2歳の娘も2~3個食べてしまうので、食べ過ぎないよう注意したいと思います!

べ過ぎなければとても栄養効果の高い果物なので、上手に摂取していきたいですね。

皆さんも今回の情報を参考に、みかんを美味しく健康的に味わってくださいね。

 

みかんの賞味期限が気になる場合は、こちらをご確認ください!
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みかんの賞味期限の見極め方法!腐ると見た目はこうなるよ!
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