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食材・料理のQ&A

炭酸飲料を冷凍庫で凍らせるとどうなる?破裂事故の危険性と対処法

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料理・食材
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キンキンに冷えたビールが飲みたいと思って冷凍庫で冷やそうとしたら「炭酸を冷凍したら破裂して危ないぞ!」と夫に止められました・・・。

何時間も冷凍庫に入れっぱなしにするならまだしも、何分かなら問題ないような気がしながら素直に言うことを聞いたものの・・・。

ビールなどの炭酸飲料を凍らせるとどうなるのか真相を知りたいと思ったので、以下の項目について調べてみました。

 

  • 炭酸飲料の缶やペットボトルを凍らせると破裂して危険な理由
  • 冷凍庫に入れっぱなしにした場合の対処法・解凍方法
  • 安全に炭酸を凍らせる&冷やす方法

 

なぜ炭酸飲料を冷凍庫で冷やすと危険なのかを実験した動画や、実際に冷凍庫に入れっぱなしにした時の画像などもくまなく調べてみました!

なぜ危険なのか理由や正しい対処法もわかったので、効率よく炭酸飲料を冷やす方法についても詳しく紹介していますので、ぜひ参考にして安全に炭酸飲料をお楽しみください♪
 

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炭酸飲料を冷凍庫で凍らせるとどうなる?破裂する危険がある理由とは

炭酸飲料を冷凍庫で凍らせてしまった結果、破裂して中身が飛び散ったり、冷凍庫が故障するなどの経験がある人がとても多いことがわかりました。

まずは、炭酸飲料を凍らせるとどうなるのかがわかる動画や画像を確認してみましょう。

 

缶ビール

キンキンに冷やした缶ビールを飲みたい!と冷凍庫に入れた結果、破裂させてしまう事例も多いです。

アルコール度数が高いほど凍りにくい特性があるため、アルコールが含まれていないノンアルコールビールは凍りやすいので注意しましょう。

 

 

爆発的な勢いで破裂すると、以下のように冷凍室を破壊するほどの威力があるため非常に危険です。

 

 

瓶入り・アルミ缶入りの炭酸飲料

ラムネのようなビン入りの炭酸飲料を冷凍庫に入れて破裂した事例もたくさんあります。

糖分が高い炭酸ジュースは凍りにくいといわれていますが、冷凍庫に入れている時間が長いほど破裂する可能性が高くなります。

 

 

この事例はたまたま冷凍庫の中で破裂したようなので大きな被害を免れていますが、冷凍庫から出した時に破裂するとビンの欠片が飛び散って怪我をするおそれがあるので注意しましょう。

缶入りの炭酸水や炭酸ジュースも同様で、缶が膨張して破裂する可能性があります。

 

 

ペットボトル入りの炭酸飲料

ペットボトル入りの炭酸飲料を凍らせると、膨張して破裂します。

炭酸飲料のペットボトルは厚みがあるため、亀裂が入ると鋭利になって危険です。

 

 

過去に冷凍庫で凍らせたペットボトル入りの炭酸飲料を飲もうとしたら破裂し、顔に大けがを負う事故も発生しています。

とくに未開封のペットボトルは破裂しやすいので注意しましょう。

未開封だけでなく、飲みかけでも炭酸飲料をペットボトルのまま冷凍すると、容器が変形して破裂するおそれがあるためおすすめできません。

なお、冷凍PETなどと表示された冷凍可能容器は、冷凍しても膨張しにくい容器が採用されているので冷凍しても大丈夫ですが、再利用は耐久性の問題からおすすめできません

 

 

炭酸飲料を凍らせると破裂(爆発)するのはなぜ?

炭酸飲料を凍らせると容器が破裂(爆発)する原理は2つあります。

炭酸が含まれていない飲み物でも凍らせると容器が膨張する原理は、水が凝固して体積が増えたからです。

普通の水を凍らせても容器が膨張しますよね。

 

 

水(液体)から氷(固体)になると体積が約1.09倍増えるため、容器が膨張して破裂する可能性が高くなるのです。

もう一つは、炭酸飲料に溶け込んでいる二酸化炭素が凍ると気化して体積が増えたためです。

容器の中で圧力がいっぱいいっぱいになると、耐えきれなくなって破裂する・・・という事態になります。

炭酸飲料は冷凍庫だけでなく、チルド室や冷気に吹き出し口の近くに置いていると、ゆっくり冷やされて過冷却状態になり、強い衝撃で一気に凍る可能性があるので注意しましょう。

次に、冷凍庫で凍らせてしまってどうしよう・・・と困った時に備えて対処法を覚えておきましょう!
 

うっかり冷凍してしまった炭酸飲料の対処法!安全に解凍する方法

冷凍した炭酸飲料に刺激を与えるとけがをするおそれがあります!

こちらの動画のように、凍った炭酸飲料を開けた途端に中身が噴き出すなどのリスクがあるので十分注意しましょう。

また、「凍ったままでは破裂しそうで怖いから早く溶かそう!」と思って熱を加えるのも厳禁で、こちらの実験のように容器が変形して爆発するおそれもあります。

炭酸飲料を凍らせてしまい、容器がすでに膨張して破裂しそう・・・という場合は、刺激を与えないように慎重に取り扱ってください。

タオルなどでくるんでから、万が一破裂しても問題ない場所に移動してゆっくり解凍しましょう。

温度変化が激しくないほうが良いので、冷蔵庫に入れておくのも良いです。

 

冷蔵庫の正しい取り扱い方について紹介しています
↓ ↓ ↓
冷蔵庫の運び方!横倒しは故障の原因になる?注意点を解説!

 

 

炭酸飲料を冷凍するのは危険だとわかりましたが、それでもキンキンに冷やしたい!という時もありますよね。

炭酸飲料を凍らせるフローズンアイスの安全な作り方についても調べたのでぜひ参考にしてください。

安全に炭酸飲料を凍らせる方法とは?フローズンアイスの作り方も紹介

炭酸飲料を凍らせるとシャーベット状になり、簡単にフローズンアイスができあがります。

こちらの動画にあるように、ペットボトルごと冷凍庫に入れるため、破裂しないようにしっかり時間を守るのがポイントです。

冷凍庫に入れる時間が長くなると容器が膨張して破裂しやすくなるので、自己責任で時間を確認してくださいね。

 

  1. 炭酸飲料をよく振る
  2. 冷凍庫に入れて3時間30分待つ(必ずタイマーをかける!)
  3. 冷凍庫から出して凍っていないのを確認する
  4. フタをゆるめてガスを抜く
  5. ペットボトルを叩く
  6. 容器に注ぐ

 

フローズンアイスができるのは、ゆっくり冷やされて凍らないまま凍結温度以下になる過冷却を応用したもので、自由研究にするのもおもしろそうですよね。

ペットボトルを叩いたときの衝撃で一気に凍ってシャーベット状になる仕組みです。

フローズンアイスを手軽に楽しめる三ツ矢サイダーやコーラの自動販売機も一部地域で展開されているので、見つけたら試してみてはいかがでしょうか?

 

 

ペットボトルごと冷凍するのはやっぱり怖いから、もっと安全に凍らせたい!という場合は、製氷皿に入れるのがおすすめです。

 

冷凍庫に入れない!素早く冷やす方法

そもそも、急いで冷やすために冷凍庫を入れるのはおすすめできない方法です。

冷凍庫に入れないで安全に冷やす方法を覚えておくと何かと重宝しますよ。

一番簡単なのは、キッチンペーパーを濡らして炭酸飲料の容器に巻き付け、冷蔵庫に入れるだけです。

気化熱により10分くらいでも効率よく冷えてきますよ。

また、ボウルに氷と塩を入れて缶をクルクル回すともっと早く冷やせます。

塩を入れると氷が溶けやすくなり、0℃以下まで温度が下がる凝固点降下の仕組みを応用した方法です。

缶ジュースや缶ビールを簡単に冷やすためにプラレールを使う裏技を使っている人もいますよ。

 

 

コラム:フルーツを凍らせて炭酸水を注ぐ楽しみ方

炭酸を凍らせるのではなく、フルーツを凍らせてから炭酸水を入れる楽しみ方もおすすめです。

ミックスベリー、いちご、レモン、梅などを凍らせて炭酸水を入れたジュースはカロリーも低く、満腹感があってダイエットにもおすすめです。

 

いちごの冷凍方法について詳しく紹介しています
↓ ↓ ↓
いちごは常温保存?それとも冷蔵庫で保存?腐るとこうなります!

 

まとめ

炭酸飲料を冷凍すると危険な理由について調べた結果をまとめます。

 

  • 炭酸飲料を冷凍庫で凍らせると破裂の危険性が高い
  • 炭酸飲料を冷凍すると体積が膨張するのが原因
  • 冷凍した炭酸飲料に衝撃を与えると爆発的な威力で破裂するおそれがある
  • 冷凍してしまった場合はゆっくり解凍する
  • 炭酸飲料でフローズンアイスを作る場合は時間を守る
  • 急いで冷やすには冷凍庫に入れる以外の方法を試そう

 

炭酸飲料を容器ごと冷凍庫に入れると破裂するリスクがあるとわかったので、これからは安易に冷凍庫へ入れないように気をつけます!

ちなみに、ビールを冷凍すると成分が濃縮されてにごりが出たり、風味が落ちるので美味しくないそうです。

キンキンに冷えたビールを飲みたい時には、今回覚えた急いで冷やす方法を使って、これからは安全性を最優先にしなければいけないなと思いました。

ぜひあなたもこの記事を参考にして、安全に炭酸飲料を取り扱うようにしてくださいね♪

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