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食材・料理のQ&A

トマトに白・黒カビがある?食べられる状態の見分け方と原因、対処法

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料理・食材
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昨日スーパーで買ったトマトをよく見ると、ヘタに白いふわふわしたものや、表面には小さな黒い斑点もあり、もしやカビなのではないかと不安になりました・・・。

本当にカビなのか、このまま食べられるものなのか見分け方も知りたいと思ったので、今回は以下の項目について調べてみました!

 

  • これはカビなの?いろんなトマトの画像を例に見分け方を徹底解説!
  • カビが生えたトマトの対処法、食べてしまったらどうなる?
  • 原因がわかればカビを徹底予防できる!保存方法と育て方のコツ

 

もし本当にカビだった場合、食べてしまったらどんなデメリットがあるのか、どうにかして食べることはできるのか、それとも捨てるしかないのか・・・?についても調べてみました。

家庭菜園でトマトを育てている方向けにカビの対処法や、購入後または収穫後にカビを生やさない保存方法についても詳しく紹介します!

この記事を読んでいただけると、トマトのカビについて正しく判断でき、今後はカビを生やさずに最後まで安全に食べきる方法がわかるので、ぜひ参考にしてくださいね♪
 

   

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これはトマトのカビ?食べられる状態の見分け方を画像を例に紹介!

トマトは水分が多い野菜なのでカビが発生しやすいといわれていますが、一見するとカビのように見えるけど問題なく食べられる場合もあれば、食べない方が良い場合もあります。

ここではカビが生えているように見えるさまざまなトマトの画像と合わせて、想定されるカビの種類と食べられる状態の見分け方を紹介します!

 

カビのように見えるけど食べられる状態

パッと見るとカビが生えているように見えるかもしれませんが、カビではないので問題なく食べられる状態を確認しておきましょう。

 

切ったら中身が黒カビのように見える

 

 

見た目は黒カビが生えているようですが、 よく見ると芯の部分だけ黒くなっていますよね。

これは水やカルシウムが不足した状態で成長すると起こる「芯腐れ」と呼ばれる状態だと思われます。

芯腐れはカビではないので、気になる黒い部分を取り除いて食べましょう。

 

お尻の部分が黒い(白い)

 

 

この画像はかなり広範囲でお尻の部分が白く変色していますが、一部だけ黒くなっていたり、白くなっている場合も「尻腐れ」と呼ばれる状態です。

尻腐れも芯腐れと同様に水やカルシウム不足が原因で起こるものなので、変色している部分を取り除けば食べられます

ただし、熟したトマトは変色した部分から傷みやすく切ったら種までカビが発生している場合もあるので、必ず中身を確かめてください。

 

一部だけ緑の部分がある

 

 

一部だけ緑色になっているので見た目はカビのようですが、こちらもカビではありません

成長過程でうまく色がつかなかっただけなので問題なく食べられます。

 

カビが原因なので食べられない(食べない方が良い)状態

以下に紹介する画像はカビが原因のため食べられない、もしくは食べない方が良い状態のトマトなので、お手元にあるトマトとよく見比べて確認してください。

 

ヘタや表面に白いふわふわしたものがついている

 

 

ヘタや皮の表面に白くてふわふわしたものが付着している場合は白カビが発生していると考えられます。

白カビが発生する原因は土に含まれていた有用菌が原因だと考えられ、毒性はないといわれていますが素人には判断するのが難しいところです。

洗えば問題なく食べられると言う人もいますが、カビが体内に入るとアレルギーを発症するおそれもあるため安全性を考慮して食べないほうが良いでしょう。

 

皮の表面に白いカビのような斑点

 

 

皮の表面に白い斑点がたくさん見られる場合は、「ゴーストスポット」と呼ばれる状態で灰色カビ病が原因だと考えられます。

このような状態のトマトは一般に流通しにくいと思われますので、家庭菜園で育てたり、個人的にお裾分けしてもらったりする場合が多いと思います。

灰色カビ病の原因菌はカビ毒を生成しないとされていますが、カビが原因であることは間違いないので食べない方が良いでしょう。

 

黒い斑点がある

 

 

画像のようにはっきり黒い斑点が見られる場合は、カビが原因で発生する黒斑病の可能性が高いと考えられます。

こちらもカビ毒を生成しないため毒性はないといわれていますが、カビアレルギーの心配があるので食べない方が良いです。

 

 

このように茶色いシミのような斑点がたくさん見られる場合は、カビではなく害虫の影響だと思われます。

 

実が割れた部分が黒くなっている

 

 

実が割れた部分が黒くなっている場合は、黒カビ(青カビ)の可能性が高いです。

カビ毒を生成している可能性があるため、このようなトマトは迷わず捨てるようにしてください!

 

 

このように、実が割れて筋が入っているだけなら問題なく食べられますよ♪

 

こちらでもトマトの異変について詳しく紹介しています
↓ ↓ ↓
ミニトマトに白い模様や斑点が出たけど食べられる?茶色い場合は?

 

一見するとカビのように見えても問題ない場合と、本当にカビが原因なので食べない方が良い場合があることがわかりましたね!

でも、カビが生えているトマトは食べない方が良いとはいえ、このまま捨てるのはもったいないですよね。

次章ではどう対処するべきなのかについて確認してみましょう。
 

 

カビが生えたトマトはどうする?対処法と食べてしまった時の注意点

トマトにカビが生えていたからそのまま捨てる・・・のはもったいないですよね。

トマトはカビやすい野菜なので、スーパーで買ったらすぐにカビの有無を確認して、異常があれば返品しましょう。

「クレーマーだと思われるのでは?」と心配されるかもしれませんが、スーパー側としては「品質管理体制が甘い!」とお客様に悪い噂を流されるのは避けたい部分が大きいので、快く返品対応してもらえるはずです。

返品時にレシートが必要になるため、お買い物後はきちんと保管しておくことをおすすめします。

購入後すぐカビが生えているのに気づけば良いのですが、もし気づかずに食べてしまったら・・・どうなるのか確認してみましょう!

 

カビが生えたトマトを食べるとどうなる?

生でトマトを食べようとしたら、カビ臭いような、一口食べたらカビの味がしたような気がする・・・という場合は要注意!

おかしいなと気づいた時点で、それ以上食べないでください。

もし一部にカビが生えているのに気づかず食べてしまった場合、カビ毒により腹痛や嘔吐などの食中毒症状が起こる場合や、アレルギー症状を引き起こすおそれもあります。

 

 

この方もカビたトマトを食べてしまい食中毒症状を引き起こしたようですね。

また、「カビている部分を洗えば大丈夫!」と洗うだけ、またはカビの部分を取り除くだけでも食べることはおすすめできません。

目に見えないカビの根や胞子が残っている可能性があり、体内に入り込むと悪影響を及ぼすおそれがあるためです。

ただ、同じ袋に入ってたり、パックの隣に入っていたトマトがカビていた場合はどうするのかは迷うところですよね。

この場合も、周りのトマトに菌の根や胞子が移っている可能性があるので、カビたものは捨てて他のトマトは洗って食べる・・・という対処もあまりおすすめできません。

このまま捨てるのはもったいないのでどうにかしたいという場合は、加熱調理をして火を通すと食べられる可能性もありますが、自己責任でお願いします

特に黒カビに関しては毒性が強いため、もったいないかもしれませんが捨てる勇気も必要です!

 

トマトが腐るとどうなるのか詳しく紹介しています
↓ ↓ ↓
トマトは腐るとどうなる?見分け方や日持ちする期間を調査!

 

トマトをそのまま捨てることがないように、しっかりカビ対策をして保存することが大切ですね!

家庭菜園で育てている方は成長段階でもカビに脅かされるリスクがあるので、育て方のポイントについても確認してみましょう。

 

トマトがカビる原因は保存方法や育て方にあった!注意したいポイント

トマトは水分を多く含む野菜なのでカビやすい特性もありますが、保存方法や育て方にもカビが発生しやすい原因が潜んでいます。

せっかくのトマトを無駄にしないためにも、正しい保存方法を守り、家庭菜園で育てる人は育て方にも気をつけてカビ対策を徹底しましょう。

 

カビを防ぐ正しい保存方法

食べ頃まで塾しているトマトの日持ち期間は、冷蔵庫(野菜室)に入れて10日程度ですが、これ以上食べないなら冷凍保存しましょう。

特にミニトマトは買ったばかりでも割れている場合があり、冷蔵庫で保存しているうちにカビやすいため、割れていたらすぐに食べるか冷凍保存するのがおすすめです。

あらかじめ冷蔵庫内を定期的にアルコールスプレーしておくと、カビ予防になりますよ。

また、天日干しでドライトマトにすると長期保存もできますが、しっかり乾燥させないとカビが発生しやすいので注意しましょう。

 

自分でトマトを育てている方向け!カビを防ぐ育て方

家庭菜園や水耕栽培でトマトを育てている方も多いですが、育てている段階でもカビの影響を受ける場合もあるので、以下のポイントに気をつけてください。

 

土がに白カビらしいものが発生した

 

 

トマトの苗を植えた後や追肥をすると、画像のような土に白カビが発生する場合があります。

水のやり過ぎで湿気が多いとカビが発生しやすいようですが、有機物を分解しているだけなのでそのまま育てても大丈夫です。

気になる場合は納豆菌などを散布するとキレイになるようです。

葉っぱが白くなってきた

 

 

葉っぱが白くなるのは「うどんこ病」で白カビの一種が原因となります。

農薬か、重曹を500倍の水で薄めてスプレーすると良いです。

 

根元が白カビっぽい?

 

 

根元を見ると白カビが生えているように見えるのは「白絹病」の可能性があります。

白絹病もカビ菌などが原因で発生しますが、他にもうつる可能性があるので速やかに抜き取りましょう。

 

葉っぱが茶色になってきた

 

 

葉っぱが茶色になるのは「葉かび病」か「すすかび病」だと考えられます。

葉かび病になったら葉っぱだけでなく茎や実などに影響があり、すすかび病は葉に発生するもので、どちらもよく似てるので見分けがつきにくいですが、原因となるカビ菌が異なります

両方に適した農薬を散布するなどの対策が必要です。
 

まとめ

トマトに生えるカビについて調べた結果をまとめます。

 

  • トマトは水分が多いためカビが生えやすい
  • 芯腐れや尻腐れはカビではない。取り除けば食べられる
  • 白カビは毒性が低くてもアレルギーの心配があるので食べない方が良い
  • 黒カビが生えたトマトはカビ毒のリスクが高いので要注意
  • 買ってきたトマトはすぐにカビや傷の有無をチェックする
  • スーパーで買ったばかりのトマトがカビていたら返品しよう
  • 正しい保存方法でカビ対策を徹底する
  • 家庭菜園でもカビやすい原因が多いので注意して育てる

 

トマトにカビが生えているのを見つけたら、安全性を考慮すると食べない方がよさそうです。

とくに小さなお子さんや高齢者、体力が弱っている時などは注意したいですね。

カビのように見えてもカビではないケースも多いので、今回紹介したさまざまな画像とよく見比べながら、安全に食べられるのか確認してください。

新鮮なトマトでも傷がないかチェックして、もし割れていたら早めに食べるようにしましょう!

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