結婚式に招かれた時
ご祝儀の額について
悩んだりしたことはありませんか？
私は20代前半が自身も含めて
結婚ラッシュだったので、
まだ若く、相場もよくわからなくて
友人達と集まって相談して
決めた記憶があります。
お祝いに渡す金額については
地域によっても異なりますし、
ご祝儀を渡す相手との関係や、
自分の年齢などによっても、
少しずつ変わってくるので
その都度確認が必要となります。
周囲の人と相談すると同時に
習慣や風習に見合った
額を包むのがマナーです。
親族からのご祝儀となると、
さらに悩みますよね。
一般的なご祝儀より
多めの金額を包むと言われていますが、
他の親族とあまりに額が違っても困りますよね。
こちらも、
親族と相談して
額を決めると良いと思いますよ。
また、親族がご祝儀を渡す場合の目安を、
調べてみましたので、
参考にして頂けたらと思います。
目次
一般的な金額の目安（相手と自分の関係は？）
新郎新婦の友人知人である場合、
１万～３万円が相場です。
この場合にもご友人や知人の方に相談して
親しい間柄同士は同額にすると平になり良いと思います。
では、
親族になると、
どの程度の金額なのでしょうか。
まず、
いとこだった場合。
年齢が10代～20代と若い場合は
友人知人の時と同じ額
と考えて良いです。
30代以上になると、
3万～10万円ぐらいと言われます。
同じいとこでも、
兄弟のように親しい場合もあれば、
普段からあまりお付き合いがない場合
もあるでしょうから、
相手との関係も考えて
調整しましょう。
兄弟姉妹の結婚の場合には
5万～10万円が平均的な額となります。
また、
甥や姪の結婚の場合は
3万～10万を基準として、
無理のない金額を包みましょう。
この場合にもご両親やご兄弟、
いとこ（結婚される方以外の）と相談して
決めると良いと思いますよ。
ご両親や叔父さん、叔母さんより
金額が上回らないよう心配りするのもマナーです。
目安の相場（年代によって相場は変わる？）
社会人になりたての10代～20代でない限り、
年代によるご祝儀の相場は、
実はあまり変わらないのです。
30代以上になると、
ご祝儀の額が多くなる傾向にはありますが、
これは、
既婚者が増えることと
年収が増えることが
理由ではないかと思います。
親族の結婚式に招待される場合は、
既婚者の場合、夫婦で招かれることがほとんどですよね。
そうなると、
ご祝儀も連名で包みますので、
ご祝儀の額が大きくなるというわけです。
でも実は、
「一人で出席なら5万円、
夫婦で出席なら８万円」
といったふうに、
夫婦で出席する場合には、
一人分×２の額より少なくしている
という人が多いんですよ。
これで完璧！ご祝儀マナー（御祝儀袋の種類）
ご祝儀を渡すときに
注意するべきことを、
いくつかあげておきます。
こちらの動画は、
ご祝儀袋の書き方などが分かります。
⇒冠婚葬祭「ご祝儀袋」マナー 選び方・書き方
その他に、
包む額や枚数は、
偶数をさけること。
お札の枚数は奇数にすることを忘れずに。
また、
ご祝儀の額が
偶数なのもよくありませんが、
最近では２万円に限り、
「ペア」ということで、
通用することもあるようです。
または、
１万円札1枚と５千円札2枚
というようにして包みましょう。
それから、
お札は新札を準備すること。
どうしても新札が
手に入らなかったときには、
なるべくきれいなものを選んでください。
お札は方向をそろえ、
表向きで内袋に入れます。
また、
ご祝儀袋は、
金額によって変わる
ので注意して下さいね。
最近では、
目安金額を書いて
売っているものが多いですので、
金額に合ったランクのご祝儀袋を選びましょう。
当日、ご祝儀袋を渡すまでは、
袱紗に包んでおきましょう。
ご祝儀袋をそのまま鞄やポケットに
入れて持っていく人がいますが、
お祝いのお金ですから、
丁寧に扱いたいですね。
受付前で袱紗を開いて、
渡しましょう。
欠席する場合のご祝儀は？
親族から結婚式に招待された場合は、
よほどの理由がない限り、
出席するようにするのが好ましいのですが
仕事の都合などで、
どうしても出席できない
こともありますよね。
そういった場合は、
ご祝儀やお祝いの品を別に送り、
できれば祝電で
お祝いの言葉を伝えるようにしましょう。
友人知人の結婚式の招待を受けて
欠席する場合は、
出席する場合の
２分の１～３分の１の額を、
ご祝儀として渡すとよい
と言われています。
親族の結婚式を欠席する場合には、
出席した場合と
同じ額のご祝儀を渡すのが一般的といわれています。
大切な親族だからこそ、
欠席でもお祝いは満額で送ってあげたいですね。
また、自身が先に結婚していた場合には頂いた額と同じにすることを
目安にするとより明確にわかりやすいと思います。
私の場合は22歳で結婚したので、友人やいとこから頂いたご祝儀の額を書き留めたノートを元に決めたこともありました。
友人間では３人目、いとこの中では１番早い結婚でしたが、
1年～2年の間に次々と皆、結婚が決まり
ご祝儀が大変でした。
また、今は会費制の結婚パーティーなども増えましたし、
経済状況も様々ですので
無理のない範囲で包むこと
それから、ご祝儀の金額よりも
お祝いする心を大切にするのが
最も重要ではないかなと私は思います。
