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生活のQ&A

現金書留の受け取り方法は?初めて利用するときの注意点

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最近は個人同士がインターネットを通じて商品売買をする機会が増えていますよね。

個人間取引で心配になるのはお金のやり取りですが、多くの方が選択しているのが現金書留で受け取りする方法です。

特に個人情報をしっかり守って安全な取引を行いたい!と考えている方におすすめの現金書留の受け取り方について以下の項目を詳しく紹介します。

 

  • 現金書留の基本的な受け取り方の流れ
  • 個人情報を守りたい場合の受け取り方法
  • 受け取りに必要な本人確認書類について

 

現金書留の受け取りを拒否する場合や、不在時に時間指定で再配達してもらう方法など、意外と知らないことが多い現金書留の受け取り方について詳しく丁寧にご説明いたします!

現金書留の受け取り方を確認しておけば、いざという時に役立ちますのでぜひ最後までご覧になって覚えておきましょう。

 

   
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現金書留の受け取り方の基本的な流れは?

現金書留とは、普通郵便のオプションサービスです。

お金を送りたい時にポストに投函するだけでは不安なので、現金送付専用の一般書留である「現金書留」を使って確実に届けるわけです。

現金書留は受取人に直接届けるのが基本で、受取人の署名(印鑑やシャチハタのハンコ、受取人本人なら手書きのサインでもOK)がないと受け取ることができません。

 

留守にしていた場合の再配達について

そのため郵便受けに届けて終わり!ということはなく、不在の場合は再配達の指定をすることになります。

自宅でずーっと待っているのはなぁ…と面倒に思うことはありませんよ。

配達の過程を記録していますので、「郵便物が今どこにあるか」がすぐに分かるようになっています。

配達状況がわかれば、自宅に届く目安がわかりますよね。

インターネットの郵便追跡システムを使えば配達状況は簡単にわかりますので、差出人に追跡番号を聞いておきましょう。

留守だった場合は再配達がありますが、郵便局ではいつまでも保管してくれないので注意が必要です。

現金書留の保管日数は初日に配達した翌日から起算して7日間で、この期間内に受取人から保管を延長して欲しいと連絡があれば3日延長可能となり最大10日間保管できます。

これ以上放置してしまうと差出人に返却されてしまうので、なるべく早めに受け取るようにしてくださいね。

 

宛名の本人だけが受け取れるようにしたい場合

「一緒に住んでいる家族に受け取りをされたくないなぁ~」という場合は、「本人限定受取」の指定ができます(※手数料として料金が100円加算されます)ので、あらかじめ差出人に頼んでおきましょう。

本人限定受取は、事前に郵便局から通知書が送付されるので、郵便局窓口で受け取るか自宅に配達してもらいます。

受け取りの際に必要なものは、運転免許証などの本人確認書類と印鑑です。

 

現金書留の受け取りに必要な本人確認書類

本人確認書類=運転免許証というイメージはないですか?

免許を持っていない人だと、レンタル屋の会員証を作るのだって、パスポートなど普段は持ち歩かないようなものが必要になって面倒くさいですよね。

というわけで出直す手間が無いように、何を持って行ったら身分証明書として認められるのか事前にチェックしたい方はこちらを参考にしてください。

 

本人確認として利用可能な物

  • 旅券(パスポート)
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • 外国人登録証明書(在留の資格が特別永住者のものに限る)
  • 免許証等(運転免許証、船員手帳など詳しくはコチラをご覧ください
  • 個人番号カード(個人番号カードとみなされる写真付き住民基本台帳カードを含む)
  • 官公庁や特殊法人等が発行した身分証明書で写真付のもの

※氏名の記載があり、書留を受け取る時に有効なものに限ります。

 

顔写真のない生徒手帳や病院の診察券は本人確認書類として認められません。

大学や各種専門学校などの写真付きの学生証職員証も身分証明書として認められますが、健康保険証などと組み合わせて2点以上を提示する必要があります

本人限定受取は3種類(基本型、特例型、特定事項伝達型)があり、基本型は郵便局窓口でしか受取できません

本人限定受取の指定がなければ、本人以外の家族でも受取できますので、例えば宛名がご主人の場合は妻が受取できたり、未成年の子供の場合は親が受取できたりします。

ちなみに現金書留で送れるのは50万円までで、これ以上の額を損害賠償で申し出ることはできません。

現金書留受け取りの流れ

基本的な特徴はこんなところでしょう。

場合によっては現金書留の受け取りを自宅にしたくない!という方もいますよね。

個人情報保護の観点で郵便局留めにして現金書留を受け取りたい場合の方法についてご説明します。

 

住所を知られたくない!現金書留を郵便局留めにする方法

現金書留を受け取りしたいけど、差出人に住所を知られたくない!

そんな時は、最寄りの郵便局へ自分で取りに行けば良いです。

詳しい方法は次の通りです。

 

1.差出人に「郵便局留め」にするよう伝える

最寄りの郵便局の正確な住所と曲名を書くよう、差出人に依頼しておきます。

宛名の住所は郵便局のものを書き、必ず最後に「●●郵便局留め」と記入してもらいます。

 

2.宛名は本名で!

住所を伏せることはできますが、本人確認の都合上、宛名だけは受取人の本名でなくてはなりません。

 

3.最寄りの郵便局で受け取り

郵便局からの通知はありませんので、自分で郵便追跡サービスを確認して取りに行きましょう。

※受け取りには身分証明書の提示を求められます。

 

自宅の最寄りに限らずどこの郵便局を指定しても構いませんので、職場の最寄り郵便局を指定して昼休みに受け取るなど、自分の生活ペースに合わせることもできますよ!

24時間営業の大きな局を指定したり、土日営業の局やゆうゆう窓口を指定したりすれば再配達の時間指定で煩わしい思いをしなくて済むという利点もありますね。

次はホテルや勤め先など、自宅以外の場所に届けることができるのかについてです。

自宅も職場も郵便局が遠いから、受け取りが大変だよ~!という方は、勤め先で受け取れたら便利ですよね。

受け取りの際に必要な身分証明書については後で詳しくご説明しますので、そちらもしっかりチェックしておいてくださいね。

 

ホテルやコンビニ、勤め先の会社でも現金書留の受け取りは可能?

いつも留守にしがちなので自宅での受け取りは難しいし、近くにある郵便局は窓口が開いている時間に間に合いそうもないので受け取りが難しいという場合には、もっと利便性の良い勤務先や近くにあるコンビニで受け取りできると便利ですよね。

結論から言うと、ホテルや勤め先で受け取ることはできますが、コンビニは不可です。

では、ホテルや勤め先で現金書留を受け取りする方法について確認してみましょう。

 

ホテルで現金書留を受け取りする方法

ホテル宛で送る時には「御中」ではなく「気付」を使うので、

「●●ホテル フロント気付 ▲△(受取人氏名)行」

と書き入れてもらいます。

現金書留が届くという旨は、事前にフロントに伝えておいてくださいね。

万が一に備えて、「いつ、誰に頼んだか」はメモで控えておくといいでしょう。

 

現金書留の封筒についてはこちらを参考にしてください
↓ ↓ ↓
現金書留は、普通の封筒で送っても大丈夫ってホント?

 

勤め先で現金書留を受け取りする方法

勤め先は、まず本人がその場にいるなら受け取りは可能ですよね。

次に本人不在の場合ですが、郵便物を受け取っている総務課や受付の係りに伝えておけば、受け取っておいてもらうこともできます。

また不在で受け取れなかった書留の再配達の指定を職場にすることもできますよ。

その場合は必ず、留め置いている事業所に配達先を変更したいと連絡を入れましょう。

ただし、個人的な郵便物の受け取りを職場が容認してくれるかどうかは別問題です。

私の勤めていた会社は隣の敷地に社宅が建っていたのですが、そこが不在だと分かり切っている配達員さんが、時々会社の受付の方に荷物や郵便物を持ってくることがありました。

配達員さんの判断で持ち込まれていると分かっていたので怒られはしませんでしたが、受け取る本人はかなり恥ずかしそうでしたよ。「また服買ったんだねー」とか言われちゃってましたし。

また受付の係の人が「個人の郵便物の受け取りをさせられるのは嫌」と感じているかもしれませんので、そういう社内の雰囲気はよく確認しておいた方が良さそうです。

確実に現金書留を受け取りしたい場合には、あらかじめ日時指定で発送してもらいましょう!

現金書留も日時が指定出来るってホント?料金をかけたくない場合の簡単な裏技!

現金書留はゆうパックなどとは違って、無料で時間帯指定をすることはできません。

差出人から配達日や時間指定をする場合は、追加料金を払うことで可能です。

 

現金書留のオプション料金
配達日指定(平日) 31円
配達日指定(休日) 210円
配達時間指定(以下の3区分)

  • 午前(8時から12時)
  • 午後(12時から17時)
  • 夜間(17時から21時)
250gまで 330円

 

例えば、現金書留を配達時間指定で送る場合の料金は以下のように計算されます。

 

現金書留を配達時間指定で送る場合の料金例
郵便料金(定形郵便物・25g以内) 82円
配達時間指定郵便料 330円
書留料(損害要償額1万円まで) 430円
合計 842円

 

差出人に日時を指定してもらい、あらかじめ追加料金の金額を差し引いた金額で現金書留で送ってもらうと良いでしょう。

配達日や配達時間を指定すると、結構な追加手数料が発生しますよね。

そんな時には、以下の裏技を知っておくと便利です!

 

配達日時を指定しても手数料がかからない裏技

受け取り側からの配達日時の指定は、再配達を要請する時のみ可能なので、1回目は不在とわかっていても、あえてそのまま配達してもらえばいいわけです。

あとは昼間に届いて不在だった書留の再配達をお願いする電話で、時間帯指定すれば手数料がかかりません。

配達された当日の19時までに再配達希望すれば、21時頃までに無料で配達してくれますよ。

まとめ

現金書留を受け取りする方法について調査した結果は以下の通りです。

 

  • 現金書留は受取人に直接届けるのが基本
  • 不在の場合は再配達になるので希望日時を伝える
  • 本人限定受取を指定することもできる
  • 郵便局での受け取りには本人確認書類が必要
  • 住所を知られたくない時は郵便局留めにできる
  • ホテルや勤め先でも受け取りできるがコンビニは不可
  • 日時指定もできるが別途手数料が発生する

 

いかがでしたか?基本を押さえておけば、現金書留って意外と簡単に使えるサービスですよね。

現金書留という選択肢を持っておくことで、ネットで個人取引をする際に知らない人と直接会って売買したり、銀行口座を用意したりしなくてすみます。

また売買のたびに無暗に他人に住所を教えるのは躊躇しますが、郵便局留めを知っておけば、それも回避できちゃいます。

ホテルや職場に届ける場合には周りの人の迷惑にならないよう事前に伝えておき、また受け取り後にもお礼を言うなど気を配っておきましょう。

さぁ、これで安心して商品を売ったり買ったりできますね!

私も何かネットオークションに出してみようかなぁ…。

 

現金書留の限度額について詳しくはこちらを参考にしてください
↓ ↓ ↓
郵便局の現金書留には限度額があるの?初心者向けにまとめてみた!
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