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中国の電圧は?変圧器・変換プラグは必要?コンセント形状は..

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中国へ出かける際、いつも日常何気なく使っている家電製品を携帯すると何かと便利ですよね。

特に仕事で上海や北京に出張する際には、議事録、報告書作成、または自社製品PR用にパソコン、デジカメ、ハンディームービ、携帯電話などを持参することは必須です。

身だしなみを整えるためのヘアードライヤー、電動シェーバーなども便利なアイテムですね。

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もし、あなたが日本で日常的に、これらの電化製品を使用しているならば、中国で使用するに当たり、現地の電源事情や電源コンセントの形状等、出発する前には十分な調査が重要となります。

本記事では、旅行前に必ずチェックしておきたいこととして、中国での「変圧器」や「変換プラグ」の必要性、電圧やコンセント形状、日本の電化製品を使用する方法をまとめました!

   

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まず正しい知識を!中国(上海、北京)の電圧・周波数と電源プラグのコンセント形状について

 

<ポイント>
場所      中国
電源電圧    AC220V
周波数     50Hz
コンセント形状 A, C, BF, Oタイプ

 

中国(上海、北京など)での単相電源電圧と周波数はAC220V、50Hzに統一されております。
(日本国内のように電源周波数が静岡以東は50Hz、以西は60Hz仕様などの面倒は存在しません)

従いまして、日本との違いは電源電圧に限られます。

つまり日本国内標準使用の電化製品はAC100V、50Hzもしくは60Hz仕様となっており、AC100V標準仕様製品をAC220Vで使用した場合、その家電製品は電源電圧に耐えられず焼損してしまいます。

このトラブルを避けるために、持参する電化製品の電源仕様を事前に調べておく必要がありますが、最近の日本国内標準仕様製品は輸出販売も視野に入れて生産されておりますので、持参する製品の電圧仕様が海外仕様AC100V-AC240Vと表示されているならば問題はありません。

2【筆者撮影:Canon製のデジタルカメラの充電器 AC 100-240 V, 50/60Hz】

一方電源周波数についても50Hz/60Hz共用とされていれば、全く問題なく中国国内で使用できます。
(過去に日本では50Hz仕様と60Hz仕様別々の製品が存在していましたが、最近の製品はほとんどが50Hz/60Hz共用となっております。旅先で失敗しないためには、事前確認がベストです。)

尚、蛇足ではありますが、持参する電化製品が日本国内標準AC100V仕様であれば、現地の電源仕様に見合う変圧器(電源トランス)が必要になります。

次に、電化製品を使用する際の電源プラグ差し込み用電源コンセント形状も異なり、日本国内で使用していた平板二枚のプラグ形状(Aタイプ)は、中国のホテルコンセントとは異なります。

中国ホテルで採用されている電源コンセント形状は、A、C、BF、Oタイプと様々存在します。

割と大きなホテルに設置されている電源コンセントは、日本で使用されている二枚平板形状のプラグが差し込めるタイプもありますが、基本的には家電量販店にある電源プラグアダプターを持参されることが推奨されます。
(詳細は添付写真を参照ください)

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中国ホテル電源コンセント形状(Aタイプ、 Cタイプ、BFタイプ、Oタイプなど)

 

中国(上海、北京)で日本の電化製品を使うとき、変圧器、変換プラグは必要か?

 

<ポイント>
場所     中国(上海、北京)
変換プラグ  必要
変圧器    必要
変圧器の仕様 ステップダウントランス(AC220V→AC100V)

 

最近、日本のパソコン、デジカメ、シェーバー等は、それぞれの電化製品に付属の専用電源ケーブルに「変圧器」が取り付けられていますので、電源の「変換プラグ」があれば、中国現地でも使用可能なケースが多いです。

ただし、日本製ヘアードライヤーはAC100、1200W、50Hz/60Hz共用仕様の製品が多く、電源電圧に注意しなければなりません。

この場合「変圧器」が必要になりますが、ヘアードライヤーを海外で使用する場合は、使用電源容量が大きいために要注意です。

かなり大きめの電源トランスが必要になりますので、どうしてもヘアードライヤーを持参するならば、変圧器(ステップダウントランス)を購入する必要があります。
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(注意)大きなホテルの洗面所に「SHAVER ONLY」と書かれた電源コンセントがありますが、ここでヘアードライヤーを使用することは厳禁です。
元々20W程度(電動シェーバーなど)の小容量電源用のため、大容量の電化製品を使用すると、宿泊ホテルで停電等が発生することがありますので要注意です。

(注意)電源トランスを用いて海外仕様のヘアードライヤーとその他の電化製品の併用も厳禁です。それほどにヘアードライヤーだけの消費電力が大きいとの認識が必要です。

 

現地に持って行きたい電化製品とおすすめの変圧器、変換プラグはこれです!

1)1週間程度の「短期滞在」の場合

筆者が考える中国に持って行きたい電化製品リスト ※短期滞在用

短期滞在の場合、下記のような電化製品があると便利かもしれません。

1.デジカメ
2.電子手帳
3.携帯電話(海外使用モード付)
4.ノート型パソコン(電圧海外仕様)
5.電動シェーバー(海外仕様)
6.小型湯沸かしポット
7.携帯小型懐中電灯(予備の電池を忘れずに)
8.三つ又電源コンセント(日本仕様)
9.デジカメ等の電子データーを記憶させるスティックメモリー(16GB程度)
10.海外仕様ステップダウントランス50W程度

 

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キャリーバッグに余裕があれば6の「小型湯沸しポット」と「日本茶、味噌汁、ドライスープ,珈琲パック」のセットはかなり重宝します。
(但し、電源容量の大きな変圧器が必要。他の電化製品との同時使用は厳禁です)

2)数か月以上の「長期滞在」の場合

筆者の中国滞在経験から持参して良かった電化製品を4つ選定しましたので、ご参考までに。

 

筆者が考える中国に持って行きたい電化製品リスト ※長期滞在用

1.炊飯器
2.クッキングヒーター
3.ヘアードライヤー
4.海外仕様ステップダウントランス1500W程度

 

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※1と2は非常に便利グッズですが、ホテルの部屋での調理などは禁止されているところがあるので携帯は慎重にすべきです。特に炊飯器は匂いがたちこめ、クレームになることがあります。

3)「短期滞在」でおすすめの変圧器と変換プラグ

短期滞在の場合、「変圧器(電源トランス)」は低電圧での使用と限定すべきでしょう。具体的には、電源容量 50W程度の商品を選定するのが安価で最良(軽量、コンパクト)と思われます。

 

筆者おすすめの小型変圧器(全世界対応, 変換プラグ付)

 

小型変圧器におおいて、筆者が現在おススメできるのはこの製品です↓

 

この製品は、入力電圧と出力電圧が、以下のようになっています。

 

入力電圧:AC110V~130V、AC220V~250V(50/60Hz)
出力電圧:AC100V

 

これはつまり「全世界で日本の小型家電が使えるようになる」ということ。1台もっておけば、重宝しそうですね。携帯電話、充電器、電気シェーバー、デジタルカメラ等の幅広い小型家電に使用できます 。USBポートまでついているので、USBのアダプターを余分に持参する必要がありません。かさばる荷物も減りますね!

今なら、世界各国対応の変換プラグが5個セットで付属するようです。中国以外の国でも使用できて便利です。

4)「長期滞在」でおすすめの変圧器と変換プラグ

長期滞在の場合、「変圧器(電源トランス)」は高電源容量のタイプが必要になるでしょう。この理由は、炊飯器、ヘアードライヤーなど、熱を発生する電化製品の消費電力が一般的に高くなるためです。

熱を発生させるヒーター式製品を使用するときは、消費電力(W)の2倍、電動機(モーター)を組み込んだ製品を使用するときは、表示消費電力(W)の3倍の電源容量を有する変圧器を準備するべきです。

持参したい電化製品の消費電力を事前に確認し、余裕をもった電源容量の変圧器を選ぶ必要があるでしょう。

 

筆者おすすめの大容量変圧器 (TA-1500, 日本製)

 

大容量変圧器におおいて、筆者が現在おススメできるのはこの製品です↓

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

TA-1500 海外旅行用トランス 220V〜240V-100V【10P18Jun16】
価格:43841円(税込、送料無料) (2016/11/3時点)

 

国内の変圧器専門メーカー「KODEN(東京興電)」のステップダウントランスで、日本の電化製品を海外で使用する際、220V~240V電圧を国内100Vに減圧できます。

使用電力の容量表示機能」がとても良いです。変圧器に過剰に負担をかける前に気が付くことができるので安心です。少し高価なものですが、購入する価値は十分あるでしょう。

安物を購入した結果、現地で日本製品を壊してしまった話も聞きますので、筆者はTA-1500をおすすめしたいです。但し、大型電化製品の使用には十分注意してください。

 

大容量変圧器 (TA-1500, 日本製)の使用用途:

→1500W以下の製品全般
炊飯器、冷蔵庫、洗濯機、ホットプレート、電子レンジ、デスクトップパソコン、テレビ、ビデオ、ミニコンポ、電気毛布、携帯電話、DVDプレーヤー、CDプレーヤー、デジカメ、ラジカセ、シェーバーなど

対象国(220V/240Vの地域):
イギリス、フランス、ベルギー、ドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガル、オランダ、ロシア、ポーランド、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、トルコ、オーストリア、ギリシャ、オーストラリア、ニュージーランド、ニューカレドニア、インド、インドネシア、イラン、イラク、クウェート、サウジアラビア、タイ、マレーシア、中国、香港、マカオ、韓国、パキスタン、フィリピン、ミャンマー、スリランカ、チリ、ペルー、ブラジル、アルゼンチン、エジプト、ケニア、南アフリカ、ナイジェリア、ガーナ、タンザニア、チュニジアなど

 

以上、筆者の体験も織り交ぜて、中国の電圧やコンセント事情を解説しました。

最後になりますが、変圧器を使ってたこ足配線をすることは、すごく危険で火災の原因になります。くれぐれもなさらない様にしてくださいね。

それでは、良い旅を!

他にも知りたい人はこちら↓
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