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生活のQ&A

車線の幅についてどれだけ知ってる?高速道路など意外な事実が判明!

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私たち家族は、主人の転職に伴い田舎へ引っ越しをして、移送手段がないためミニバンを購入しました。

今まで軽自動車しか運転したことのない私は、必要に迫られて初めて大きな車を運転することになったのですが、感想は「あれ? そんなに怖くない」というもの。

それもそのはず、今まで乗っていた軽の車幅は約1.5mですが、今回乗りはじめたミニバンの車幅は約1.7m。じつはそんなに変わらないんですね!

そもそも一般的な道路の車線の幅は同じなので、そんなに車幅が広い車があるわけないかと思い主人にその話をすると「道路によって車線の幅は違うよ」と一言。

え? 車線の幅って違うの!? 全部同じだと思ってたー!!

そうなると、いきなり狭い車線のところを通ることになったら私の運転で大丈夫なのかしら…とものすごく不安になり、車線の幅のしくみについて調査してみることにしました。

車線の幅に決まりはあるの?徹底的に調査してみた!
意外と知らない!高速道路の車線の幅は一般道よりも広いの?
新発見!高速道路の車線の幅は車線によって違うって本当なの?
車線の幅だけじゃない!知って得する道路に関する豆知識

 

今まで軽自動車に乗っていたので気づきませんでしたが、意識して見てみると、身近な場所でも白線が引いてある道路なのに狭く感じる道と余裕がある道がありました

でも、適当に真ん中に引いているわけではないですよね? 決まりはあるのでしょうか?

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車線の幅に決まりはあるの?徹底的に調査してみた!

幅員が5.5m未満の道は、センターラインのない道路となります。センターラインが引かれるのは、幅員が5.5m以上の道路の場合なんですね。

では、一番狭い道路と広い道路の差はどのくらいあるのでしょうか? 決まりはどんなものがあるのでしょうか?

車線の幅の決まり

国土交通省の「道路構造令の各規定の解説」によると、センターラインのある道路の片側1車線の幅は2.75m、3m、3.25m、3.5m、3.75mのいずれかとなっています。

一番狭い道路と広い道路との差は1mもあるんですね! これだけ違うと、さすがに運転しやすさも違ってきます。

センターラインが引けない1車線のみの道路は車線の幅は3mか4mが基本のようですが、これは新設道路の場合だけで、旧道ではそれ以下の場合があるそうです。

確かに、古いナビなどで移動すると驚くほど狭い道に案内されることがありますよね。そのような道は、車道に関する規定が作られる前にできた道ということです。

車線の幅は交通の安全性や円滑性にとても重要影響を与えるので、すれ違いや追い越しなどの実験結果を踏まえて、地域や道路の種類、計画交通量によって決められています

なので、一概に何mと言えない状況が生まれているのです。

 

意外と知らない!高速道路の車線の幅は一般道よりも広いの?

一般道路の車線の幅については分かりました。では、高速道路はどうでしょうか?

今までの経験からすると、郊外の高速道路は広くて走りやすいけど首都高はすごく狭く感じました。実際はどうなのでしょうか。

高速道路の車線の幅は?

一般的な高速道路の車線の幅は3.5mですが、ごく一部の区間では3.25mとやや狭くなっているところも。反対に、交通量が多いところでは3.75mにしているところもあります。

新東名高速道路の車線の幅は3.5mか3.75mになっていますが、首都高速道路の車線の幅は3.25m(湾岸線のみ3.5m)となっています。

つまり、高速道路だからといって一般道より広いというわけではないということが分かります。

信号がない分スピードを出していても認識しづらい高速道路。一般道と車線の幅が変わらないと分かり、今までより気をつけなければと思いますね。

 

新発見!高速道路の車線の幅は車線によって違うって本当なの?

さて、高速道路の幅は、一般的に3.5mと分かりましたが、何車線もあるような場所はどれも同じ車線の幅なのでしょうか?

高速道路は車線によって幅が違う!?

交通量が多い一部の高速道路では、同じ高速道路の車線でも幅に違いがあるところがありあす。

・片側3車線の高速道路では真ん中の車線が0.25m広い→両方の車に挟まれて幅員に余裕がないため
・片側2車線では右側の追越車線が0.25m広い→左側は路肩があるので幅員に余裕を感じるが右側には路肩がないため

 

今まで意識したことがありませんでしたが、そう言われてみれば片側3車線の高速道路の真ん中を走っていると、両側からプレッシャーを感じることがありますよね

真ん中の車線を少し広くとることで、そのようなドライバーの気持ちも軽減されるということですね!

車線の幅だけじゃない!知って得する道路に関する豆知識

日常的に車の乗っている私でも、言われなければ意識したことがない車線の幅についてですが、安全に走行できるようにこんなにいろいろなことが考えられていたんですね。

ほかにも知らないことがないか調べてみましたよ。

いくつ知ってる? 道路に関する豆知識

・一般道では破線の白線は5m、白線と白線の間隔も5m。高速道路では破線の白線は8m、白線と白線の間隔は12m。
・高速道路のトンネルには信号がある場合がある。
・高速道路にあるトンネル内の非常口は、反対車線につながっている場合がある。
・渋滞している時は一番左の車線を走ったほうが早い。
・渋滞の最後尾にならないように、渋滞している手前で原則すると事故にあいにくくなる。
・電光掲示板に「逆走車あり」の注意が出たら最も左の車線を走る。
・高速道路の死亡事故は7月と12月に多く発生する
・高速道路の第1レーンの平均走行速度は88km、第2レーンは106km、第3レーンは122km。
・平成28年の交通事故発生件数及び負傷者数は12年連続で減少しているが、交通事故死者のうち高齢者の占める割合は過去最高を記録。

 

いかがでしたか? 知っていると役に立つ道路の豆知識、あなたはいくつ知っていましたか?

破線の白線の長さは、車間距離を測るために利用できるので覚えておくとたいへん便利です。

また、渋滞時の対応や万が一の対応も覚えておいて損はありません。ぜひチェックしておいてくださいね。

まとめ

私は昔、道を間違えて美女木ジャンクションを通った時、初めて高速道路に信号がある場合があることを知りました。

まったく知らなかったため、いつの間にか高速を降りてしまっていたのか?と思いながら半信半疑で停止しましたが、「高速で止まるなんて大丈夫か!?」という不安もありました。

このように、事前に道路の状況を知っているかどうかは安全な運転ができるかに大きく影響します

当たり前の景色と思わずに、普段からいろいろな部分に興味を持ってチェックすることは大切なんですね。

では、最後に今回のポイントをまとめます。

・車線の幅など、道路に関することは道路構造令で決められている。
・また、車線数や車線の幅などは走行実験のデータを元にしている。
・センターラインのある片側1車線道路の幅は2.75m、3m、3.25m、3.5m、3.75mのいずれか。
・センターラインが引けない1車線のみの道路は車線の幅は3mか4mが基本。
・道路は安全面や円滑性を考えて作られているので、臨機応変に例外が作られている。
・一般的な高速道路の車線の幅は3.5m。
・片側3車線の高速道路では真ん中の車線が0.25m広く作られていることがある。
・片側2車線では右側の追越車線が0.25m広く作られていることがある。

 

ドライバーが独りよがりの運転をしていては、事故が起きやすくなってしまいます。

車線の幅にはいろいろと種類がありますが、道路の状況に応じて私たちドライバー自身が安全運転を心がけることによって、安心な道路となるんですね。

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