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生活のQ&A

ステンレスに穴を開ける方法!手動でも開けることはできるの?

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最近、壁に絵を飾ろうと思い立ち、ステンレス製のピクチャーレールを購入しました。

取り付けるためには、我家の柱の位置に合わせて、このステンレスのピクチャーレールに、自分で穴開けしなければなりません!

重いものを吊るすので、壁の下の柱の位置に合わせて、ビスを打ったほうがよさそうなんです。

ピクチャーレールには、元々ビスを打つための穴が開いていたのですが…。

ピクチャーレールに空いている穴の位置と、我が家の柱の位置が合わない!

そこで、柱の位置に合わせて、ピクチャーレールにビス用穴を開けようとしたところ…。

なんと、ステンレスが予想以上に硬くて、ドライバーでは穴が開く気配すらありません!!!

ステンレスに穴を開けられる工具って、何なのでしょうか!?

…というわけで、以下の内容を調べてみることにしました。

 

  • ステンレスに穴開けをすることはできる?
  • 手動ならどんな道具を使うの?
  • 電動ドリルはどうなの?
  • ステンレスに穴開けをするコツ
  • ステンレスに開ける穴を大きくする方法

 

DIYをし始めた頃は、壁に棚を取り付けたり、木を加工したりするだけで満足ですよね。

我が家にはDIY用の道具が増え始めて、作りたいものの材料や作業工程が、なんとなくわかるようになってきました。

お店で家具や雑貨などを見ても、「自分で、もっと安くもっと格好良く作れる!」という発想になってきました。

ステンレスに穴開けをする方法がわかれば、DIYの幅がもっと広がりますよね!

では、ご一緒に見ていきましょう。
 

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ステンレスに手動で穴をあけることはできる?穴開け工具は何を使うの?

木に穴を開けるなら、手動で地道に作業すれば、穴が開くことはイメージできます。

ですが、ステンレスのように硬いものの場合、”手動の穴の開け方”ってあるのでしょうか?

 

ステンレスの穴開け工具とは?

冒頭でもお話ししたように、ドライバーではステンレスに全く刃が立ちませんよね。

そんなときは、ハンドドリルで穴開けをすることが可能です。

ただ正直、厚みのあるステンレスには、ハンドドリルでは手動で穴を開けることは、ほぼ不可能です。

様々な原因がありますが、そもそもハンドドリルは、厚みのあるステンレスには対応していません。

ハンドドリルで手動で穴開けができるのは、薄いステンレスに限られます。

では、ハンドドリルとはどのような工具なのでしょうか?

 

ハンドドリルとは

 

 

・用途:木、プラスチック、柔らかい金属、宝石の彫刻など

・使い方:穴を開けたい位置を決め、ハンドドリルを当てて地道にクルクルと回すと、穴が開きます

・注意:硬い金属や石には使えない

 

ハンドドリルでの穴開けは、”地道にクルクルと回して”穴を開けなければなりません。

ここで、DIY経験者の方ならおわかりいただけると思いますが、手動で”真っすぐに”という作業は、意外に難しいものですよね。

たとえば、以下のような作業があります。

  • 真っすぐ穴開けをする
  • 真っすぐ切る
  • 真っすぐビスを打つ
  • 真っすぐ棚を取り付ける 

そこで、手動で真っすぐに穴を開けるためのコツをご紹介します。

ハンドドリル以外の工具も使いますが、仕上がりにもこだわるDIY愛好家の皆さんなら、ご理解いただけるかと思います!

 

ステンレスに手動で真っすぐ穴開けをするコツ

必要なもの

・ポンチ(穴を開ける位置を決められる工具)

・ハンドドリル

・切削油(ドリルの刃に垂らすと、仕上がりがキレイになります。例えば”ステンコロリン”など)

・捨て板(木材。ドリルの刃がステンレスを貫通したときに、刃を受ける目的でステンレスの裏側に置きます)

 

ステンレスに真っすぐ穴を開けるコツ

1.ポンチで、ステンレスの穴を開けたい位置にポンチングをする(小さい穴が開きます)

2.切削油を、ハンドドリルのドリル部分に垂らす

3.ステンレスの裏側に捨て板を置く

4.しっかり体重をかけ、強く加圧しながらドリルする

5.途中で何度か切削油を足す

6.ステンレスの裏側にドリルの刃が少し出たら、裏側からもドリルする

 

これで、ハンドドリルのみで穴開けをするよりは、真っすぐに穴開けができるようになります!

手動では、薄いステンレスになら、穴開けをすることが可能ということがわかりました。

地道にハンドドリルをクルクル回せばOKなのですが、せっかちな私としては、もっと早く、簡単に作業したいものです。

そこで、次は電動ドリルを使って、ステンレスに穴開けをすることはできるのか、見ていきましょう。

手動なんてやってられない!電動ドリルでステンレスに楽々穴開け!

これまでドライバーだけで、様々なDIYをやってきた場合でも、電動ドリルに出会うと世界が変わりますよね!

作業時間が劇的に短くなり、電動ドリルなら手動では出ない強さの力で作業ができます。

 

電動ドリルなら、ステンレスに穴開けをすることも、もちろん可能です。

ただし、ステンレスの特徴をわかったうえで作業をしなければ、

「ドリルの刃を傷めただけで、穴開けができなかった」

なんてことになりかねません。

 

電動ドリルでステンレスに穴開けをする方法

必要なもの

  • ポンチ
  • 電動ドリルとドリル刃
  • 切削油
  • 捨て板

 

ドリル刃は使い分けを

ドリル刃は、ステンレスの厚さや開けたい穴の大きさによって選びます。

ステンレスに穴開けをしたことのある皆さんの口コミを見ると、大体の方が下記のようなドリル刃を使用していました。

・薄いステンレスに小さい穴開けをするなら、100円ショップで売っているドリル刃でも大丈夫

・厚みのあるステンレスでも、小さい穴開けをするなら、鉄鋼用ドリル刃で大丈夫

ちなみに私も、鉄鋼用ドリル刃を使用して、ピクチャーレールに穴を開けました。!

 

「どうしてもドリル刃の選び方がわからない」という場合は、こんな方法をおすすめします。

・ホームセンターで店員さんに相談する

・ホームセンターに設置されている”作業スペースとそこに置いてある工具”を利用して作業する

 

電動ドリル刃でステンレスに穴開けをする手順

1.ポンチを打つ

2.切削油を、電動ドリルのドリル刃に垂らす

3.ステンレスの裏側に捨て板を置く

4.しっかり体重をかけ、加圧しながらゆっくりと電動ドリルを回す

*電動ドリルを早く回すと、摩擦熱でドリル刃が丸くなってしまい、削れなくなります。また、ステンレスは熱を閉じ込めやすい性質があり、熱で更に硬くなって削れなくなります。

5.切削油を足しながら、穴開けをしていく

6.穴が貫通する寸前は、加圧を少し弱める

*刃が貫通したときに手を取られたりすることがあり、危険なので。

 

ここまでで、手動・電動でステンレスに穴開けする方法をご紹介しました。

どちらの作業工程にも登場した”ポンチ”ですが、普段はあまり使わないものですよね。

きっと、イメージがわかない方も多いのではないでしょうか?

ポンチは、ステンレスのような硬いものに、上手に穴開けをする最大のコツとなる工具です。

次章で、もっと詳しくご紹介したいと思います。
 

ステンレスに上手に穴が開かない!穴開けのコツはコレだ!

”穴を開ける”という作業は、意外に難しいですよね。

穴開けの位置を、きちんと測って決めたつもりでも、いざでき上がってみると微妙にズレていたりします…。

また、穴開けの位置を決めたのに、いざドリルし始めると、ドリルが滑って穴の位置がズレることも。

そんなことがないように、作業のカギを握るのがポンチです。

 

ポンチとは

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穴開けをする位置を決められる工具です。

あらかじめ小さな穴を開けられる(ポンチング)ので、穴開け位置がズレません

トンカチで叩いて穴を開ける”ポンチ”と、トンカチが必要ない”オートポンチ”があります。

値段は200円~3,000円ほどで、穴開けをする材料の硬さなどによって、値段に開きがあります。

 

ポンチを使うときには、なるべく1回で、ステンレスに対して垂直にポンチを打つようにして下さいね!

そうすることで、ドリル刃がステンレスに真っすぐに入っていきやすくなります。

ここまでご紹介してきたのは、ビス打ちができるくらいの小さな穴開けをする方法でした。

では、ステンレスにもっと大きな穴開けをしたいときには、どうすればいいのでしょうか?

穴を開ける方法はまだまだある!ステンレスに大きな穴を開けるならホールソーが便利!

DIYでステンレスに穴を開けられるなら、もっと様々なデザインを楽しみたいですよね。

そうすれば、オリジナルの家具や雑貨、オブジェなども作れるのではないでしょうか?

例えば、ステンレスに小さな穴をいくつも開けて、大きな形にするという方法ならできそうですが…。

調べてみたら、もっと簡単に大きな穴を開ける工具を見つけました!

ホールソーという刃を使えば、ステンレスに大きな穴を開けられます。

 

ホールソーとは

 

 

ホールソーは、電動ドリルのドリルに付けて使う刃です。

ドリルが回るとホールソーも一緒に回り、大きな穴を開けられます。

20mmくらいの小さい穴用から、150mm以上の大きな穴用まで、様々なサイズのホールソーがあります。

小さなホールソーでも、1つ約1,000円~の値段なので、安いとは言えません。

また、用途が違うホールソーを選ぶと、刃がすぐにダメになってしまうので、注意が必要です。

ステンレスに穴を開けるためにホールソーを購入するときは、ステンレス用を選ぶようにしましょう。

また、ホールソーでステンレスに穴を開けるときは、電動ドリルのときと同じように下記のようなことに注意して下さいね!

  • ドリルをゆっくりと回す
  • 切削油を使用する

 

 

DIY以外にも、自分でできる自宅のメンテナンスについては、こちらで紹介しています。
↓↓↓
エアコン室外機の水漏れ!冷房と暖房時の原因と対策

 

最後に、ステンレスに穴を開けるときの応用編として、一度開けた穴を大きくする方法をご紹介します。
 

ステンレスの穴を大きくしたい!そんなときはステップドリルの出番だ!

ステンレスに大きな穴を開けるときは、上記のホールソーで開けられます。

ですが、一度開けた穴を大きくするときには勝手が違います。

ホールソーだと穴の中心がズレて、思うような位置に穴が開けられないことがあるからです。

そんな時には、ステップドリルを使うとキレイに穴を開け直すことができます。

 

ステップドリルとは?

見ての通りですが、通称”タケノコ”と呼ばれています。

 

 

ドリルの先端細くて、段階的に太くなっている形状です。

段階的に太くなっているため、現在空いている穴にステップドリルを差し込み、回すだけでもっと大きな穴を開けることができます。

ステップドリルは、丸く穴を開ける以外にも様々なことができます。

・金属の切り口のギザギザしていて、危ないところを取り除けます(バリ取り)

・金属の切り口の直角になっていて、危ないところを斜めにできます(面取り)

・丸だけではなく、様々な形の穴を開けられます

 

 

こちらの動画をご覧いただけるとわかりやすいです!
↓↓↓

 

まとめ

最後に、今回のポイントをまとめてみます。

 

  • ステンレスに手動で穴を開けることはできる
  • 手動では、薄いステンレスに小さな穴を開けることが可能
  • 電動ドリルでは、手動よりも厚いステンレスに穴開けができる
  • 電動ドリルでステンレスに穴開けをするにはコツがある
  • ステンレスに大きな穴を開けたいなら、ホールソーを使う
  • ステンレスに穴を開けなおすなどの作業には、ステップドリルが便利

 

ステンレスに穴を開ける方法をご紹介してきましたが、手動、電動、大きな穴など、DIYでできる穴開けの方法を知ることができました。

木材と違って、硬い素材のステンレスに穴を開けるためには、ちょっとしたコツが必要です。

コツは必要だけど、自分で楽しめるレベルの作業だということがわかり、うれしいですね!

ただし、工具を揃えるのに出費があることがネックです。

穴開けをスムーズにするポンチなどは仕方ないですが、ドリル刃については、購入時に失敗したくないですね。

なのでデザインなどをよく考えて、きちんと設計図を作ってからから、ホームセンターに行ってみたいと思います!

 

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